軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

ウクライナ戦争に見る各国の思惑

プーチンが判断を誤って、ウクライナに侵攻してはや4か月たった。旧ソ連圏内のイザコザのはずだと世界は見ていた節があるが、今や下手すると第3次世界大戦を招くという危惧から、列国首脳も及び腰、まるで実利を狙った「実戦兵器の試験場」化していて、ちゃ…

国家の土台を”引き締めよ!”

参院選が始まった。この時ばかりは議員たちは“一見”まともそうな顔をして、有権者に“媚び”を売る。しかし、“団体職員”ではない一般国民は白けている。 23日の産経新聞はこう書いた。 己の無能は棚に上げて、当選すると一夜にして媚びていた有権者を見下して…

帰って来た蛍、再演

今朝の産経、花田氏の週刊誌ウォッチングによると、わが国の週刊誌の大半は、ほぼ「ウクライナ戦争」からうんざりするような内容に変わった、という。そして今読むべき週刊誌は「ニューズウイーク日本版」だけだ、とあり、「CIA流分析ウクライナ戦争の出…

極楽とんぼのピントが外れた”ご提言”

ロシアによるウクライナ侵攻は、すでに100日以上になるが、南部では互いに一進一退を続けている。ウクライナの「自国防衛意識」は強靭だから、「玉砕覚悟」だと言っても過言ではあるまい。それほどウクライナ国民はロシアの「支配下に入る」のが嫌なのだ…

郷に入らば「郷に従え!」

梅雨だから当然とはいえ、連日太陽が隠れていて実に鬱陶しい気分になる。ウオ―キングもままならない。更に追い打ちをかけるように、連日、幼児殺し事件が続く。 今朝の産経新聞はこう伝えた。 記事には、殺された3男が最後に「ママごめんね」と言ったと書か…

”骨太”どころか”骨壊死”しているのでは?

私もTVなどで何度かお会いした武田邦彦先生が、現代日本政治の実情をこう言っている。 【(志を持つ一般人は)立候補を表明した段階で、公的立場などを止める必要が生じる。 職を失って300万円の供託印を払い、2、3回立候補することなど「貴族」しかで…

‟欲しがりません、勝つまでは”の時代は近い!

今、古着の再活用がはやっているという。私が属する老人クラブでも、御婦人方が積極的に古着を持ち寄り、仕立て替えする教室が盛況である。戦中戦後の苦しい時期を体験した方が多いからだと思ってみていたが、その“精神”とは別に、色々なアイデアを出して、…

"専守防衛論者”に聞かせたい

【米政府は5月31日、ウクライナ軍に新たな高性能ロケットシステムを提供すると表明した。より長射程の兵器を求めるウクライナ側の要望に応じる一方、事態の激化を避けるため、ロシア領内への攻撃には使わない条件をつけた。バイデン米大統領は同日の米紙への…

楽して儲けた悪銭は身に付かず

今の日本は、上から下まで「いかに楽(苦労せず)して(大金を)稼ぐか」に精力を使い果たしているようだ。気がかりなのは、政府がコロナ禍で支給した給付金を、”悪知恵”を働かせて、10億という高額な詐欺を働いた一家や、情けないことに中央官庁の役人たちも給…

滅びゆく領土欲旺盛な“大鑑巨砲主義国”

習近平が、政敵・江沢民の支配する上海の市民いじめを続けている上海は、民主主義国からの国民と、民主主義に慣れ親しんだ上海市民が、次々に国外脱出を図りゴーストタウン化しつつある。香港の”悲劇”を見るようだが、政敵追放を図る‟主席”だから手を緩めな…

開戦は”楽”だか、終戦は”困難”だ!

ロシアのウクライナ侵攻作戦は、3か月たったが、白黒の決着がついていない。中には年内続くという説もある。 ロシアの方は被害が少ないが、攻め込まれたウクライナの方は、殆ど焦土と化しているようであり、国外に避難した国民も600万になるという。まさに“…

マリウポリ「陥落?任務完了?」共産国家の悪あがき!

18日の産経は一面トップに「マウリポリ任務完了」という見出しを付けた。 これに対して、一部の識者は「陥落の事実を西側の政府やメディアは認めようとしない」とクレーム?をつけた。 ゼレンスキー大統領が陥落を認めない証拠としてアゾフ大隊が抵抗を続け…

“狂人”に支配を許す世界

家内が手塩にかけて育てていた「バラの花」が、一斉に開花した。しかし残念なことに走り梅雨?のせいで、折角開いた花弁が、しなだれている。しかし、花々は人間を裏切らない。季節が来ると必ず努力にこたえてくれる。ものを言わないだけに愛しく感じる。人…

宇宙時代の幕開けだというのに…

「人のうわさも75日」とかいうが、ウクライナ戦争は3月14日に侵略が開始されて、既に3か月に及ぶ。P氏の予想が大きく外れたからかロシア軍の戦闘状況にも大きな錯誤があり、あの大国が「苦戦」と報じられる始末。ご本人は気が気じゃあるまい。嘘つき”ロシア”…

「光と闇との戦い!」なんとももどかしい!

郊外で隠居生活を営んでいる老兵だが、久しぶりに老人会で「UFO」の話をした。 昨年米国防総省が「UFO」(UAEと今後いうそうだが)の存在を認めたせいか、以前の様な“半信半疑”の表情は消えて、終わっても熱心な質疑が続いたのには驚いた。 質問は「なぜ来てい…

正義は邪悪に勝てるのか?

‟平和な我が国”では、大型連休も終わり、国民の多くにとって、あとは“新型コロナ”の蔓延拡大が気になるといったところだろう。しかし、大自然は人類の「気ままな争いごと」とは無関係に天体の動きと連携して芽を出し花を咲かせている。 人類が亡びた後を覆う…

世界は冷戦後初の政治的「整理期」に入った

連日流れている「ウクライナ戦争」の情勢を見ていると、奇妙なことに気が付く。 それは「作戦見積の不備」から状況判断を誤って、ウクライナに侵攻したプーチン大統領の判断力の‟欠如”もさることながら、その後2カ月以上続いている戦争の推移を見れば判る。 …

危険を回避する努力が不足している!

北海道の知床半島の沖合で遭難した観光船で犠牲になった方々は気の毒でならない。 ややもすると、事故・事件が起きるとメディアは、起きた事故の重大性を強調するあまり、その“現象”を強調するものだが、それでは「真因」は掴めない。 航空安全管理隊司令時…

義勇兵にOBが志願、身分は私人?それとも元軍人?

言うまでもなく、共産党という組織がいかにご都合主義の組織であるかは、三島由紀夫が批判したとおりだが、いわゆる左翼主義を信奉する者はまだまだ騙され続けている。 産経新聞の榊原智論説副委員長は、党綱領で「憲法第9条の完全実施(自衛隊の解消)」や「…

世界の枠組みは変化しつつある、というのに…

2月に意気揚々と“万全の態勢”で?ウクライナ侵攻を決断したP氏は、予想に反して2か月にならんとする今でも目的を達していない。いや、達せられないような“雰囲気”になってきた。ウクライナ軍と国民の予想以上の抵抗を受けた上、西側諸国の軍事的支援始め、支…

「"モスクワ”」沈没!

これを受けて私は、1982年3月にイギリスとアルゼンチン間で戦われたフォークランド紛争を思い出す。アルゼンチンのシュペルエタンダール機から発射された2発のエグゾセ・ミサイルのうち1発が、防空警戒任務に就いていたイギリスの「シェフィールド」に命中し…

日露戦争で”成敗”したロシアを知ろう!

今朝の産経抄氏は、一般的な「軍隊」を想像している日本人に“警鐘”を鳴らした。つまり、ソ連(ロシア)の軍隊の指揮系統は、一般的な民主主義国家と大きく異なっていて、軍人の指揮官を“指揮する”共産党員がいるということを知れ!ということである。政治局員…

歴史に学ばない‟日本人”どこまで本気か?

国際的“大問題”になっている今回の「ウクライナ大虐殺」は世界を驚かせた。 これは、明白なロシアの犯行であり、TVのコメンテーターは一様に「悲劇だ!」と犠牲者に同情しているが、わが国も満州で大変な被害に遭ったことは忘れている。北方領土!と不法に…

プーチン氏「自ら孤立」―米大統領発言

ロシアのプーチン大統領 (時事通信 ) ワシントン発時事通信によると、「バイデン米大統領は31日、ロシアのプーチン大統領が『顧問らを解任したり、自宅軟禁下に置いたりしたことを示唆する情報がある』と明らかにした。また『彼は(側近を遠ざけて)自ら…

ウクライナに見る”絶望的な運命”との戦い!

前回紹介した野口健氏はコラムに「ロシアに支配されたら絶望的な運命のみが待ち構えているということを彼らは過去の体験から体に刻まれるほど理解している」と書いた。 そこで今回は私のつたない“体験談”を書いておきたい。 平成13年6月、生まれ故郷である樺…

指導者には「慎重な発言」が求められる!

バイデン米大統領が、ワルシャワで行った「重要演説」はまるで窮地に立つプーチン氏とロシア国民を「それ見たことか?」とばかりに非難した、超大国の大統領らしからぬ不手際発言だった。演説後、閣僚たちが慌てて「弁明」に走ったが、大国?の指導者たちは…

ウクライナ戦争=喧嘩両成敗的な意見が出始めた!

プーチン氏が始めたウクライナ侵攻作戦は、2日間で勝利する予定だったが、想定外の事態が次々起きて、今や世界中から「総スカン」を食い、大きく目算が狂ったようだ。 下手するとロシアは「旧ソ連」のような極貧国家に逆戻りし、ロシア国民は、再び窮屈な生…

「時代遅れの共産主義(恐怖政治)」

ウクライナの戦場で活躍する世界中のメディアは、規律が緩んだ極悪非道なロシア軍の民間人攻撃の有様を、画像で克明に伝え始めたが、当初の作戦計画が崩れ、苦戦しているのに作戦発起の「責任者」プーチン氏は、懸命に言い逃れに努めている。敗戦すれば「国…

「虚しい」ことに気が付かない“指導者たち”

ナポレオン没後の1814年、戦後処理を決めるためのウィーン会議で、各国は自己を有利にしようと裏工作に明け暮れ、舞踏会などに時間を費やし、肝心の会議は進まず、結果として王や権力者が復活することとなったため、フランス革命によって一度自由を味わった…

国民の覚悟と「勢い」を背景に指揮するゼレンスキー大統領

昨夜は東北地方で大きな地震があり、交通網などにかなりの被害が出たが、関係者の努力で、解消されつつあるのは喜ばしいことだ。西で戦争、東で天災と最近の地球はめまぐるしく変化している。 しかし、今日の雨は、関東南部に住む者にとってはまさに「慈雨」…