軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

核戦争は防げるか?

「欧米の軍事同盟、北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長が1日、東京都港区の慶応大で講演し、ウクライナ侵攻を続けるロシアのプーチン大統領について「大きなミスをしている。ウクライナ国民の勇気を甘く見た。そしてNATOと同盟国を甘く見て…

「武士道とは、死ぬる事と見つけたり」

ようやく「君たち、中国に勝てるのか」(産経セレクト)を購入して、一気に読破した! 阿比留氏の記事(12日の記事)には 【兼原氏が「戦争が始まれば、自衛隊の犠牲は免れません。みんな家族がいる。安倍総理は、自分がその最高指揮官だという気持ちがとても強…

新年早々から、なんとなく気がかりなこと。

12日づけの産経新聞に、阿比留論説委員兼編集委員の次のような記事が出た。 『君たち、中国に勝てるのか 自衛隊最高幹部が語る日米同盟v中国』(産経新聞出版)の読後感を整理したものなのだろう。 『君たち、中国に勝てるのか 自衛隊最高幹部が語る日米同…

令和4年を終わるにあたって

令和4(2022)年も明日一日を残すだけになったが、世情を見ているととても素直に「新年」が喜べそうにない年が迫っているように見える。それでも皆さん「謹賀新年」と書くのだろう。 それは一種の願望のようなものであって、そうあってほしい!と祈るよう…

歴史は繰り返す!【天網恢恢疎にして漏らさず】

1941年12月、連合艦隊がハワイ真珠湾攻撃に踏み切った時、大方の日本国民も「快哉」を叫んだが、誰よりも快哉を叫んで「安堵」したのは、英国首相のチャーチルであった。 ヒトラーに攻撃され、フランスに駐屯していた英国軍は、ダンケルクから辛うじて撤退し…

防衛論議に欠けている視点

昨今、華々しい?防衛論議だが、不遇?のうちに勤務を終えたOB(老兵)の立場から言わせてもらうと、どこかピントがずれているように思えてならない。 昭和34年に防衛大に入校した私は、祖国防衛という名誉ある使命感に燃えて、小原台に入校したが、制服で…

防衛費財源論議で思ったこと

拙速だったかそうでないかは別にして、岸田総理が実行した「防衛費財源論議」で不思議に思うのは、「たばこ税」は取り上げたものの、遊興費の最たるものである「パチンコ、競輪、競馬」に対する論議はきかれなかったことだ。尤も自らの歳費を棚上げして国民…

防衛論議か、防衛”費”論議か!!

早12月も半ばになった。今日の老人会の集まりで、「日本の防衛論議は防衛‟費”論議」だと揶揄したら、ほとんどの‟老人”は頷いた。 今メディア報道を見ていると、ばかばかしくて見る気にもならない。 帰宅してメールを開いたら、昔防衛予算積み上げ作業(56中業…

「寄らば斬るぞ」の体制確立が「抑止力」だ!

私は沖縄勤務の後、1997年7月に退官したが、その直後の1998年7月1日から3日間韓国を、7月12日から16日まで中国軍、11月8日から11日まで台湾軍をアジア安保研修団の一員として見て歩いた。半年足らずの間にこれら3か国の軍隊を研修したことは非常に大きな収穫…

江沢民の死去にみる日本の政治家たちの‟社交辞令”

1989年の天安門事件直後に中国共産党総書記に就任した江沢民元国家主席が、30日、96歳で上海で死去した。引退後は上海閥を代表?して現在の習近平体制の発足を後押ししたが、潤沢な資金を背景に、引退後も上海閥を代表する存在だった。 日本のメディ…

習政権の‟アキレス腱”が浮上

「ゼロコロナ抗議、中国全土に、BBC記者一時拘束」と産経デジタルは報じた。しかし新聞記事は、何に”配慮したのか”一面トップではなく、2面である。 習近平政府の取った「ゼロコロナ対策」が裏目に出て、抑圧されている人民は、「国民の敵=習近平は止め…

「戦わずして“勝つ”国か、それとも武力で制圧しに来る国か?」

このブログの副タイトルには「軍事を語らずして日本を語る勿れ」と書いてある。 このところ、防衛費二倍増問題で、紙面に「防衛問題」が現れない日はない。 昨日の産経トップにも「同盟国攻撃に反撃能力」「存立危機認定で可能」というタイトルが躍っている…

悲しい出来事!

サッカーのワールドカップ大会で、ドイツに逆転勝利したので日本中が沸き立っているが、私は昨日の祝日から気が重い時を過ごしている。 23日は、収穫した穀物を神にささげて感謝し、国家と国民の安寧を祈る「新嘗祭」という皇室行事であったが、戦後「勤労感…

”放置国家”極まれり!!

ポーランド領域内に、ミサイル?が落下した問題で、NATOは緊張しているが、ウクライナのゼレンスキー大統領は、「ウクライナが発射した対空防衛用のミサイルが落下したのであれば謝罪する」と発言した。まだ”良識”が残っている。 戦場では「誤爆」や「友…

わが国は「中共」の浸透工作に目を向けよ

明日は新聞休刊日、楽しみが一日消える…尤もTVとインターネットで、主要な情報は入手しているからほぼ問題はないが、長年、起床すると同時に「新聞受け」から取り出してきて、情報に目を通すのが「癖」になっているから、なんとなく一日のタイミングがずれる…

J・アラートで軍事に対応する”愚”

家内が大切に育てていたバラの花が、夏の猛暑と秋の乾燥で、すっかり傷んでしまった。なによりも、花壇に生えた一面の「つる草」によって、目前の石垣はもとより、バラの幹迄絡みつかれたので、栄養が絶たれたらしく、枯れ枝が目立つようになり、まるで空家…

認知症の議員は不要である!

「もっと早く辞めるべきだった――。24日に経済再生相を辞任した山際大志郎衆院議員(神奈川18区)に対し、地元関係者から厳しい声が相次いだ」と読売新聞は書いた。 この間、実にばかばかしい歳費が使われ、議事はほとんど進まなかった。もっともっと有権…

雉も鳴かずば撃たれまいに…

今私は、TVモニターに映る各種の映像を離れて、U/チュウブの「ストリート・ピアノ」画像に取りつかれている。 ワイドショウ、特にニュース番組なんぞ、コメンテーターの「口から出まかせ」番組にすぎず、地道に情報を収集して、簡潔な「画像」をスタジオ…

驕る平家は久しからず

NASAが、小惑星と地球の衝突を回避するために行った実験が「成功した」と伝えている。地球を取り巻く小惑星、つまり地球近傍小惑星(NEA - Near-Earth Asteroid)の数は、「今や 15,000 個に上り、毎週さらに平均 30 の新しい NEA の発見がカタログに追…

節穴だらけの「日本の防衛」

体育の日で”連休”だというのに、天候はすぐれない。 昨日、産経が一面トップで報じた「愛知県の名古屋空港が、【空自機の離着陸量徴収】という記事に、これを読んだ読者がどのような反応をしたか知りたいものだ。 特に現在までのところ、何の反応もないよう…

「金で解決できるなら安いもの」??

体育の秋、行楽の秋…だというのに、このところ連日の雨空にうんざりしている。体育や行楽などよりも、私にとっては庭の草刈りや清掃もままならない。 そこで、“老人ホーム”並みに、一日中テレビを見る羽目になるのだが、今日のニュースは面白かった。 まず、…

プーチンの”茶番”と金正恩の”本気”

ゼレンスキー・ウクライナ大統領は、プーチンの4州併合を「茶番だ!」批判した。 しかし、プーチン氏にとっては「茶番」どころか、政治生命をかけた“本番”なのであり、聞く耳を持たない。これがヒラメ幕僚を従えている“頭領の正体”なのだ。 彼にとって今や頼…

真の日中“友好”を築けなかった安倍総理

左翼からたきつけられて“意図的”に国葬反対行動を盛り上げてきたメディアだが、毎日新聞は【「献花にデモ、賛否割れる中 安倍元首相国葬に4200人」と報じた。 産経新聞記事 宮崎正弘の国際情勢解題によれば、【献花はネットで45万人(明日締め切り。おそら…

世界は大乱の兆し!

わが国が、安倍元総理の「国葬」で意見が分裂して“混乱”している間に、国際情勢は非常に流動的になってきた。 わが国の場合は「何時もの方々による意図的な妨害工作」だから、世界は「コップの中の嵐」程度にしか受け止めていないだろうからそう影響はなかろ…

「この人たち、大学で一体何を勉強したのでしょうね~」

「ハプニングの旅」以降、多く寄せられてた読者からのコメントにお答えしておこうと思う。 まず、18日のブログについて、多くのコメントが寄せられた。やはり、生身の人間だから、関心があるのだな~というのが第一印象だが、真面目で真剣な読者が多いのには…

ウクライナ戦争の先は見えている!

「軍事評論家」と名乗っている以上、軍事関連の記事を期待しておられる方が多いのは当然だろう。しかし私としては、ウクライナ戦争に意見を言う立場にはないから、「静観」しているだけである。 だがこの戦争が、ロシアのプーチンの誤った判断で始まったこと…

森羅万象には「人類の理解を拒む領域がある」

先日のブログに、家内の一周忌で東北地方を旅した体験記を書いたが、一読者から「死んでしまえばすべて終わりだ」という厳しい感想が届いた。 「私は死んだら敗けと考えています。人間、死んだら終わりだと考えます。」というのだが、確かに「肉体が破壊され…

国の護りは大丈夫なのか?

統一教会がらみの“事件”は、自民党の「アンケート調査」で、ますます国民に疑惑を招く結果となった。岸田総理も意外だったろうが、それほど自民党内の規律が乱れていることの証明になったようだ。うまいこと、“敵失”にかまけて野党も頬被りしたままだが、国…

”放置国家”から脱却せよ!

世界は激動し始めている。 先日亡くなった旧ソ連のゴルバチョフ氏に続いて、8日には英女王エリザベス2世が逝去された。女王の「長い治世は、王位と国民に人生を捧げるというその強い義務感と決意が結実したものだった」とBBCは讃えた。女王は滞在先の英北…

ハプニング続きの「法要」の旅

8月末から東北に、家内と次男の一周忌法要のため長男と出かけてきた。今日は「法要の旅」で起きた体験談である。 コロナ禍で行動ができなかった昨年は、11月末にようやく納骨することができたのだが、この時も式が終わって宿に一泊した時、前日は疲労困憊で…