軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

「すごいぞ日本」!

今朝の産経新聞トップの「すごいぞ日本」には考えさせられた。埼玉県富士見市で砲丸を製造している辻谷政久さん(75)が「たった一人の五輪ボイコット」をしたという記事である。 辻谷さんは「1996年アトランタから2004年アテネまで、日本が3大会連続で金銀…

『狂った裁判官』!

いやはや驚いた判決が出たものだ。いわゆる「沖縄集団自決訴訟」で、大阪地裁の深見敏正裁判長は、大江健三郎著「沖縄ノート」に「記載された自決命令は直ちに真実と断定できない」としながらも、「(命令の)事実については合理的資料や根拠がある」と認定…

若い世代に期待したい!

25日は郷友連盟主催の第73回安全保障フォーラムに出席して、皆本義博氏の話を聞いた。皆本氏は大正11年生まれの陸士57期生、陸軍海上挺身隊中隊長として沖縄の慶良間列島で戦った方である。第一部では沖縄戦の概要を述べ、特に統率について私見を交えて貴重…

馬新総統誕生!次は尖閣か?

台湾の次期総統に馬英九氏が当選した。23日の産経新聞は「『独立』より安定選択」と見出しに書いたが、果たしてそうか?台湾の友人からは「物凄い金で票が買収されている」と聞いていたが、資金力に事欠く民進党は手が出なかったようだ。勿論陳政権の失政も…

人民の“予感”は当たった?!

チベット「騒乱」は周辺地域に広がりを見せている。BBCもCNNも、かなり詳細に報道しているが、揃って中国側の報道管制を非難している。 日本のテレビも、現場を体験した日本人女子学生などの話を伝え、中国軍の行動を聞き出そうとしているが、隔靴掻痒…

中国大陸変動の予感

チャンネル桜の「討論・・・」については、逆に防衛省内部状況がよく分かったとか、太田氏の発言にコメントする参加者の「解説」が、逆に小学生に対するように丁寧だったのでよく理解できた、と言う意見が多かったらしい。討論は進まなかったが逆に視聴者に理解…

「どうなる!?どうする!日本の防衛」

金曜日夕方からチャンネル桜で、表記の題の「討論番組」の収録に参加した。土曜日夜9時から12時まで放映されたからご覧になった方は十分理解されたことだろうが、今朝早速電話があって「元防衛庁審議官の発言は全く理解できない。こんな役人が集まった役所だ…

韓国青年の“勧告!”

12日の産経・談話室に韓国から来て新宿に住んでいる日本語学校生・朴青年(27)の「目標失っている日本の若者」という文が出ていた。 「韓国から日本へ来て2年目です。日本はアジアの中で先進国です。韓国は日本の文化や生活習慣に従っているのが現実です。…

目覚めだした?日本人!

東京都の中学生・布施伸之君(13)が産経新聞に「厳しさない教育では国滅ぶ」と投稿したことを紹介したところ、色々なご意見が寄せられた。爽やかな一服の清涼剤!メディアで取り上げられない『声なき声』の健全さが確認出来て大変嬉しい。 川口市立川口高…

「10代の声」に微かな希望!

ミニコミ紙から依頼された原稿17枚を書き上げた。タイトルは「仏作って魂入れず・・・戦えぬ武力集団の悲哀」としたが、過去の自衛隊に関する報道などを点検しつつ、現在の防衛庁・自衛隊の問題点を分析したのだが、何と無く「この国は長くはない」と悲観的に…

今朝の産経新聞記事から

今朝の産経新聞で気になる記事を寸評しておきたい。1、1面トップでは、中国全人代で「食の安全強化」をうたったものの、「日本の消費者を不安に陥れた中国製ギョーザ中毒事件に関しては触れずじまい。対策についても具体的な中身に言及しないなど、有効性に…

朝日“文化人”の堕落論

週末から昨日にかけて忙しかったからブログを開ける暇がなかったが、読者間で「炎上?」していて思わず苦笑い、「あまり熱くならないように」と助言したい。とにかく「匿名同士」で非難しあっても解決はしまい。 さて、月曜日はチャンネル桜で井上キャスター…

戦略環境の変化に注目しよう

「餃子事件」について、今朝の産経抄は「中国がやっと中国らしくなった!」と皮肉っている。「都合の悪いことには一切口をつぐむという、これまでの中国に戻った」というのだが、国内対策上、彼らは「口をつぐんでいる」かのように見えるだけで、外交上はし…