軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

2014-01-01から1年間の記事一覧

平成26年の締めくくり

20日は、昨年10月に遠藤浩一教授から依頼されていた「国防とは何か==日本文明の守り方」という題で「拓殖大学オープンカレッジ」で講義した。 当日はあいにくの雨だったにもかかわらず153名の熱心な聴講生が参加してくれ、14枚の質問用紙の内容も質の高いも…

間接侵略進行中!

今回の選挙で、異様な集計が行われていたことが徐々に判明し始めた。16日に読者の「ありがとう様」から「YouTubeで見つけた映像なんですがどうおもわれます?」とコメントをいただいたのだが見て驚いた。次のU-チューブをご覧いただきたい。 http://m.youtu…

安倍政権、信任される

唐突?に実施された今回の総選挙は、議員たちは大慌てだったようだが、有権者には何となく“白けた”雰囲気が漂っていて心配した。 今回、安定政権が“瓦解”すれば、来年はシナの反日集中攻撃が予想されているので、今までのように≪謝罪外交≫で我々の税金が、ど…

シナが隠す天安門事件

習近平指導の下、腐敗幹部の粛清が続いているが、中に異様な出来事があったことを≪「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」平成26年(2014)12月2日(火曜日)≫が次のように伝えていた。 ≪北京にある海軍総部副政治委員の馬発祥(中将)が同建物15階…

開戦記念日とトラトラトラ

今日は日米開戦73周年目にあたる。帝国海軍が連合艦隊の主力を挙げてハワイ真珠湾を攻撃した日である。 その前日の12月7日(現地時間)、在ワシントン日本大使館は、正門は閉ざしたままで、クリスチャンだった当直の電信官は、ミサに行くところだった。 覚書…

731部隊をネタに稼ごうとする弁護士ら

来年の抗日70周年を機に、日本からゆすりたかりをしようとするグループが蠢いている!という情報が届いた。 既にインターネット上では有名な日本人弁護士の方々が、重慶爆撃や毒ガスなど、旧日本軍の行動をネタに政府をゆすろうということらしい。今回は、選…

否定する宗教家をだしに使う?

シナが宗教を否定する『共産主義国』であることは世界中が知っていることだと思っていたら、そうでもないらしい。このインターネット情報を見てほしい。 ≪“正定教堂惨案暨宗教在战时的人道主义救助”学术研讨会=インターネットから≫ 旧日本軍による“暴虐事件”…

築城基地航空祭

久しぶりに時間が取れたので、懐かしい築城基地の航空祭に参加してきた。展示用のC-1輸送機に便乗させてもらって29日土曜日午後についたが、現地は航空祭当日は雨という予報に皆心配していた。しかし現地は好天!!列線にはF-15とF-2が整列していて壮…

間もなく師走

早いもので今年もいよいよ残り1月となった。天地は怒り、人は乱れた今年がどう収拾できるか気になるところだが、書斎整理で出てくる過去の資料に目を通していると、人間ってさほど進化しないということを改めて思い知らされる。…というか、書籍編集者の手順…

解散の大義とは?

大義とは、「人がふみ行うべき最高の道義。特に、国家・君主に対してつくすべき道」のことである。 今回の解散は「大義なき解散だ!」と野党はじめ、朝日新聞、毎日新聞など“いわゆる”反日報道陣は言い張っているが、彼らが言う「政治の大義」とは何なのか?…

消灯5分前!

書斎整理中に、防大時代のアルバムが出てきた。中に月明かりにそびえる「消灯前の学生舎」の写真があった。昭和35年のものである。 ≪昭和35年、消灯5分前の学生舎の夜景≫ 岡崎研究所の臨時理事会で、防大1期生の平間先輩が、高齢を理由に退任されたが…

中南海“事件”

中国杯で負傷した羽生選手は、苦痛と戦い出場して2位に入賞し、車いすで帰国した。 ≪フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第3戦、中国杯の男子フリーの直前練習で中国選手と激突し、頭部などを負傷しながら棄権せず、2位に入ったソチ冬季五輪金…

“人道的”対処?

小笠原周辺の領海内で、シナ人どもがサンゴの密漁をしているのに、指をくわえて“見守って?”いるわが官憲の態度に気分が悪くなる。 おまけに台風接近で、盗人どもが「避難要求」すれば、“人道的”に対処して、領海内に停泊を許したとか。 台風一過、それ見た…

自分の首を絞める結果に…

31日午後、チャンネル桜の収録(戦闘機の解説)に出かけたが、帰途、電車が人身事故で3時間車内に雪隠づめになった。 おかげで読書ができたが、夕食前のご婦人方は気が気じゃないらしく、隣でしきりにため息をつく婦人がいて集中できなかった。 自殺か不注意…

ぶれなかった外交官

岡崎研究所理事長・元タイ大使岡崎久彦氏が亡くなったという一報には驚いた。今月初め、研究所に出かけた際ご挨拶を…というと秘書が「お疲れなので病院で休養しておられる」と言ったので、「集団的自衛権問題が一段落したので、きっと一安心し、気落ちされる…

日本精神は甦るか?

昨日は砂防会館で開かれた「朝日新聞を糺す国民会議」結成国民大集会によばれた。広報室長時代の朝日記者に売られた喧嘩を買った自衛官ということで声がかかるのだろうが、会場は大入り満員、都内だけではなく近郊から駆け付けている方が多いにのには感心し…

シナ政権はAPECまでもつのか?

現在行われている中国共産党の第18期中央委員会第4回総会(4中総会)では「法による統治」が主題だそうだが、「経済情勢や香港デモへの対応」なども議題に上がっている。主として周永康・前政治局常務委員の処分に注目が集まっているから、その後はさら…

地方の落ち着きと中央の乱れ

20〜21日と北陸地方を“巡業”してきた。最寄駅を午前7時に出て、9時過ぎに羽田空港につき、10時15分にゲートを離れ、33分にテイクオフ。 小松着陸は1115だったから飛行時間はわずかに40分弱、しかしその前に3時間以上も地上をうろうろしたのだから、アインシ…

日本外交の物差しは?

外交には≪相手≫がある。自分に都合よく懸案事項が解決することはまれである。しかし人間は、自分の不利を認めたがらないから、ともに「ウインウイン」の関係で終わった、と宣伝する。 「ウインウイン」などというハッピーエンドは外交交渉にはほぼあり得ない…

ノーベル平和賞

10日の異様な夕焼けと地震雲を心配したが、台風19号も足早に通り過ぎ、地震も青森・東通で震度3 M4・1程度で終わったから安心した。 台風の大雨で各地に水害が起きているが、どうも人為的なものが原因のように思う。たとえば市内各地で急激に水位が…

天災は続く

このところ、台風18,19号と、まるで判を押したように日本列島を大型台風が縦断する。沖縄周辺から、方向変換することなくまっすぐ北上すればいいのに…などと考えるのだが、地球の動きはそれを許さない。なんとなく、アジア周辺諸国よりも我が国の方に天が“…

中韓の衰退始まる?

昨日午後は、国防協会で「中国との付き合い方」と題して、日中安保対話の体験を通じて私が得た感想をお話ししたが、国防に熱心な方々の集まりとあって、時間がオーバーしてしまった。 どうも私の悪い癖で、聴衆が熱心に聞き耳を立てると、つい調子に乗って“…

香港の学生デモ

香港の民主化を求める学生デモは一向に衰えない。今日から再び週末に入るので、参加者は増えるだろう。 第2の天安門事件におびえる中共指導部は、戦々恐々としており、軍事鎮圧を求めているようだが、習近平主席は許さないという。 いささか矛盾したように…

日本外交の真価が問われている

拉致問題をめぐる日朝交渉で、宋日昊・朝日国交正常化担当大使は北朝鮮側の作業が進捗していないことを理由に、拉致再調査報告を一方的に先送りした。既に長期間継続されていた問題であり、日本政府が認定している被害者は12人だから、いまさら調査の必要…

御嶽山噴火と“太陽の党”

いささか旧聞に属するが、25日夕刻、明治記念館の田母神君の50冊目の「出版記念パーティ」に出席した。雨の中、大変な人出だったが、「出版」記念パーティは「出帆」記念パーティに変更?された。 開会に先立って石原元都知事が、太陽の党設立の経緯を説…

世界大乱の兆し

オバマ大統領がやっと重い腰を上げ、シリア空爆にゴーサインを出した。シリア情勢が悪化した時、直ちに機先を制していればこれほどの被害を出さずに済んだものを…といささか残念だが、しかし、ケリー国務長官がイスラム国は「宗教に見せかけた殺人集団だ」と…

遊就館の特別展示

土曜(横浜)、日曜(靖国)と連続して講演してきたが、皆さん非常に熱心なのでついつい“サービス”が過ぎて時間が足りなかった。後期高齢者入りした老兵が、横浜2時間、靖国3時間の合計5時間立ち通しでお話しした付けが、そろそろ腰に来そう?な気がする……

反日勢力の断末魔

虚報で国を貶め、近隣アジア諸国に貢献していた朝日新聞に対する国民の怒りは、次第に高まってきた。今まで、「天声人語」などとうそぶいて生き延びてきたのがおかしかったのである。 朝日新聞は「読者の政治的革新性、大卒・院卒および上層ホワイトカラーの…

朝日、ならぬ“夕日”新聞

明らかに意図的な虚報を流し続けていた朝日新聞が、とうとう窮地に追い込まれた。この会社を≪報道機関≫だと勘違いしてきた読者初め、メディア界も反省すべきだろう。『朝日』ともあろうものが、何でこんな虚報を流し続けたのかと世論は喧しいが、「報道機関…

中国、アラカルト

習近平主席は訪問先で【法治=憲法順守】を説いて回っていたが、肝心の彼の演説集から“削除”されていた!と憤慨しているという。勿論削除?したのは劉奇葆・中国宣伝部長である。劉部長は胡錦濤前主席の腹心だったから、ついに≪太子党×共産党青年団≫が表面化…