軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

泣くな真央!

今朝の産経トップの、浅田選手が銀メダルに沈み悔し涙にくれている写真の傍の「泣くな真央・・・」という見出しは私の感想とぴったりの表現だった。 昨日の午後のフィギュア女子フリーは、国会までも中断?するほどの注目を集めたが、結果は結果として国民の多…

オリンピックで浮かれている間に・・・

バンクーバーで大いに気を吐いていた女子カーリングの「チーム青森」も“失速”したようで残念だったが、政治・経済ことごとく閉塞感がある国民の士気を高めてくれたことに感謝したい。 すべてを「国益」に結びつける諸外国、特に中国は、オリンピックを単なる…

冬季五輪で“若者たち”に夢!

18日夜、都心で仲間内の会合があり、「激変が予想されるアジア情勢」と題して1時間半話をした。普天間基地問題にかなりの関心があり鋭い質問が相次いだが、一般的な報道だけでは沖縄の“裏”情勢に気がつかないということだろう。 14年前、防衛庁は県内各所の…

飛んで火に入ったテロの虫!

確定申告が始まり、各地の税務署は多忙のようだが、鳩山首相が「当然税金を払っていただき、そのことで国民の皆さんのお暮らしを守る政治をつくりあげていく。この国を更によい国にしていくために税金をお支払いいただきたい」と、“抜けシャーシャーと”言っ…

日本船員の“命を守れ!”

昨日は早朝から福岡に飛び、午後1時から3時まで会社研修の講師を務めてきた。JALのアテンダントの「笑顔のサービス」は何と無く痛々しかった。私には無能な経営者の犠牲者にしか見えなかったからである。 久しぶりの福岡だったが、体調不安定なので同窓…

国民を守らぬ政府がどこにある?

昨日は雨模様の建国記念日でさびしかった。一軒だけ日の丸を掲げて“抵抗”し続けて転居後4年になるが、夕方取り込んだときにしっとりとぬれた日の丸がわが国の現実を象徴しているように思えて情けなかった。 しかし、我が家は今後も断乎として日の丸を掲揚し…

シーシェパードを撃退せよ!

2月も半ば、古い資料に目を通していると、一日の時間が経つのは早いが、逆に沖縄問題は14年前と少しも変わっていないことに気がつく。 数年前の総合雑誌に目を通すと、日本の政治は停滞どころか「後退」していて、それも、ジャーナリストらが「こんな人が政…

風格・品格・・・ところ変われば

朝青龍関がハワイにいた!とメディアは喧しい。彼だってまだ若い青年、息が詰まりそうな場所から、気分転換にハワイに抜け出したって少しもおかしくはないだろう。未だに「横綱の品格」を話題にしている局があるが、自分の品格は棚上げか? ≪緑の太陽≫さんの…

古新聞と古情報の効用

今朝の産経一面「くにのあとさき」欄に、湯浅博記者が「“不渡り政治”になりかねず」と民主党政権を批判している。その中に、20年前に国会内で会った小沢氏が、「なんの用だ、産経。政治にカネがかかるのは当たり前だ。政治は数と資金力。行革と一緒にされた…

大変革が始まった!

昨年末、2010年は「大変革の年か」と書いたが、意外に早いぺースで改革が始まっているように思う。 小沢幹事長の「不起訴」に世間は驚いているが、側近の秘書3人が起訴されたのだから、ご本人がいつまでも自由の身である筈はなかろう。もし彼が“潔白”だとし…

愛国心は消え失せた?

有名企業の倒産やトラブルの実態を分析してみると、その根本に「愛国心が消え失せた」ことがあると気づく。 トヨタは、有名な「看板方式」で一躍世界のトップに上り詰めたが、つまるところ「クオリティーコントロール=品質管理」がうまくいったことにあった…

追悼・松村劭先輩

昨日は生憎の雨模様で、病み上がりの身には応えたが、月一度の約束である「防衛漫談」収録のため、チャンネル桜に出かけた。午後7時ころから収録が始まるので、自宅を5時半に出ると、夕食抜きになり、帰宅後深夜に食べることになる。そんな不規則な生活に…

日中歴史共同研究報告書に見る“知的怠惰”

2005年4月に訪中した町村外相(当時)の提起で始まった「日中歴史共同研究」は、歴史問題を学術的に双方が検討することがその主旨であったが、共通の認識なんぞハナから持てるはずはなかった。少なくとも中国側から一方的な「欺瞞資料」を突きつけられ…