軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

2015-01-01から1年間の記事一覧

獅子身中の虫を駆除しよう

今年もいよいよ今日一日を残すだけになった。昨日、新年を迎える準備を完了したが、周辺には門松もしめ縄も見当たらない。 あと一日あるから…とは思うものの、スーパーなどに山のように積んである「国産しめ縄」などは売り切れるのであろうか?と心配になる。…

盗人に追い銭にならねばいいが…

裏に何があったか知らないが、急きょ日韓会談が開かれ、≪慰安婦問題≫の決着が図られた。産経は一面トップで、「『慰安婦問題』日韓合意」「最終的・不可逆的に解決確認」と見出しを付けた。この場合、「不可逆的」とは何を意味するのか? 一般的な意味は「再…

天皇誕生日を寿ぐ

≪82歳のお誕生日を迎えられた天皇陛下と、寄り添われる皇后様=産経から≫≪天皇陛下は23日、82歳のお誕生日を迎えられた。これに先立ち皇居・宮殿で宮内記者会との会見に臨み、戦後70年に当たり、戦争を知らない世代が増えていることを踏まえ、「先の戦…

夫婦別姓問題と日本文化

夫婦別姓問題で、最高裁は「合憲」と判断した。 結婚すれば、当然夫の姓を名乗ることになることは、日本人としてなんら違和感はなかった。むしろ父と母の姓が並立していたら、子供としてはどっちを採用すればいいのか迷ったことだろう。 私の父は「佐藤」、…

新聞休刊日に世界は動く?

今日は新聞休刊日、朝の行動予定に少しだけ余裕が出るが、この日に限ってTVやインターネット上には、重要案件が出るので気が抜けない。今朝の大きな動きは連動した株価の値下がりか? しかしその前兆は既にあった。中国国内で預金消失事件が多発していたの…

ミリタリー・アンバランス

何よりも、宇宙飛行士・油井君が無事帰還したことを喜びたい。 ≪帰還した油井君。NASA発表≫ますます宇宙が身近なものに感じられるようになって来たが、果たして「知的生命体」は存在するのか? 先日浜松町で、JCETI主催の講演会に招かれ、非常に有意義な時間…

宇宙への進出

探査機「あかつき」が5年のブランクを経て金星の軌道投入に成功した。火星探査機「のぞみ」の軌道投入は不成功に終わったが、今回のあかつきの成功は、今後の宇宙探査に“望み”をつないだ! JAXAの中村プロジェクトマネージャーは「ついに我々の夢が実現した…

今日は12月8日・・・

今時の青年らに「12月8日」といってもわからないことだろう。 「えっ!日本はアメリカと戦争したの?」と聞く若者が多いとは、すでに古いギャグ?になってしまった。 昨夜のTVで、すべては情報戦だという意味の解説をしていた局があったが、戦争はもち…

失われゆく道徳心

月末から3日間、例年年末に行動していた恒例の墓参りと神社参拝に出かけた。“末期”高齢者だし、このところ高齢者の事故が多発しているので、今年はひと月早めに雪にならないうちに行動したのだが、気温は低かったものの好天に恵まれて目的を達して帰京できた…

シリア情勢、危険な兆候

ISに対する米ロの協力ができて、まずテロ集団壊滅を優先させた・・・と世界の大国の協力姿勢を喜んだのもつかの間、トルコが“領空侵犯した”ロシア機を撃墜したと公表した。 さっそくプーチン大統領は、トルコに対する何らかの措置をとると公言し両国間に険…

我が国が抱える最優先課題とは?

昨日は午後いっぱい、国基研のシンポジウムと会員の集いに参加した。雨が予報されていたが、さほどの障害にならずに済み、会場は満員だった。 パネラーは桜井理事長、田久保副理事長、湯浅企画委員、ゲストは小野寺元防衛大臣で、タイトルは「南シナ海と奇妙…

猫だましに惑わされるな!

「まさかの猫だまし2発 全勝守った白鵬、苦言も“どこふく風”」 これは昨日の大相撲で白鵬が栃煌山に対してとった戦法だが記事はこうだ。 ≪…立ち合い。持ち前の馬力にかけて突進した栃煌山の顔の前で、白鵬はパチンと両手をたたく。まさかの奇襲「猫だまし」…

備えなければ斯くのごとし!

14日は、兵法研の定例講座で靖国会館に行った。あいにくの雨模様だったが境内は7・5・3で賑わっていて、何となく嬉しくなった。 靖国通りを神社に向かって歩いていた時、傘をさした女子高生が二人、進路を遮っていたので、追い抜くのに苦労?したが、なんと…

中台関係と一人っ子政策

この数日、雨天が続いたので、実にうっとうしかったが、人間様同様に野良猫たちもうっとうしかったようだ! とにかく、餌がもらえなかったようで、例の野良君は早朝からベンチで“待機”していた。飽食の人間と違って、自然界は厳しいものだ! ≪天下情勢?を見…

幸せな国“日本!”

凶悪な殺人事件や、とんでもない交通事故は多発しているが、総体的にみて我が国ほど“幸せな国”は世界中にないのではないか? よほどのことでもない限り、食うには困らないし寝る場所にも困らない。 近所にたむろする野良ネコでさえ、健康で毛並みも良い! 一…

ケネディは偉かった!

現駐日大使の実父であるJ・Fケネディは、キューバ危機の時、ソ連のフルシチョフに“若造!だ”と舐められて、キューバにIRBMを持ち込まれた。 ソ連のICBMが口ほどに威力がなかったので、信頼性のあるIRBMをキューバに持ち込んで、ワシントンを射…

中・韓指導者に“講義”する!

今朝の産経トップは日中韓首脳会談だった。日出る国の安倍首相が、“日没するところ”の首相に会いに行くことなど不必要だ、と考えていたが、こうでもしないと外務省担当部署のポイントにならないのだろう。 ≪握手する3首脳=産経から≫ 産経によれば、安倍首相…

過去に学ばない愚民

はや今日から11月、金子ゆかりの曲じゃないが、こうして「時は過ぎてゆく」・・・。 10月最後の31日の新聞記事の見出しを見ると、人間は歴史に学ばないものだとつくづく思わされる。 教科書検定で「三省堂が校長らに謝礼金を渡し」千葉県警は「交通事故死を≪…

南シナ海波高し!

米軍が、南シナ海に国際法に違反して勝手に基地を増設しつつあるシナに対する「フリーダム・オブ・ナビゲーション」の腹を固めたらしい、として夕刊フジから意見を求められたが、ノーベル平和賞受賞者であるオバマ大統領が、本気でシナをたたけば大したもの…

モラル・ハザード

「モラル・ハザード」とは、元来は保険用語だが、外来語を“うまく”使いこなすわが国では「責任感が欠けること、倫理観の欠如」という意味に用いられている。 つまり、「倫理観や道徳的節度がなくなり、社会的な責任を果たさないこと(「バレなければよい」と…

英霊を侮辱する恥知らず

ユネスコが、一方的に「幻の南京大虐殺」をシナの言うとおりに登録した愚行に対して、国民は怒り心頭に発したようだ。前回のブログに、多くの読者が反応したことでもよくうかがえる。 安倍首相は来日した楊国務委員に「遺憾」の意を伝達したし、珍しく?自民…

ユネスコって何?

今朝の産経一面トップを見て愕然とした。 「『南京大虐殺』記憶遺産へ」とあったからである。 明らかに中国と韓国の仕掛けが功を奏したのだろうが、これを登録しようという「ユネスコ(国連教育科学文化機構)」っていったい何だ? 記事には≪新規登録の可否…

四面楚歌の習主席

習近平主席は、戦勝パレードを終えて夫人と娘を伴って訪米し、国連で演説するなどハードスケジュールをこなして帰国したが、国内の評判は非常に悪いという。 巨額の経費を使った外遊などの成果が上がっていないことと、政敵の江沢民派が勢いを取り戻した…と…

地球の謎ときと宇宙の扉

立て続けにわが国の科学者がノーベル賞を受賞したので、沈滞していた国民の顔に笑顔が戻ったようだ。 それにしても文科系、理科系の在り方などが問われ、アジアにおける東大のランクが落ちた!と騒がれていた折、起死回生の一打だった。 それもお二人とも“農…

エイリアン来襲?

はや10月も4日過ぎた。 昨日は新聞に「霊園広告」が入っていたが、今朝は「お葬式・家族葬」の案内が入っていて、あまりにもタイミングがいいので驚いた! ≪病院→霊安室→火葬セットで¥189,000!-こだわりの方・ミニセレモニーもあります」≫とあった。 墓が…

“友好人士”拘束される!

すっかり秋の気配、朝夕は冷えるし虫の声も絶えない。そんな田舎だからか、今日のチラシには≪秋の現地ご案内!≫と書かれた3枚もの「霊園」広告が入っていた! そろそろ終活を!と思っていたから、目を通してみたが「樹木葬」「テラス区画の庭園墓地」「過去…

日本人やめたい??

今朝の産経「透明な歳月の光」欄に、曽野綾子女史は「日本人やめたいという甘え」と題してこう書いた。 ≪ここのところ、シリアやアフリカ諸国からの難民のニュースが、始終私の心に引っかかっている。といっても、私には有効な救う手だても体力もないわけだ…

秋の夜の月

≪28日撮影≫今朝の産経一面に、予想通り「スーパームーン」の写真が出ていた。昨夜、私も負けじとベランダから撮影した。子供のころ、母から「お天道様はお見通し」「お月様はいつも静かに下界を見下ろしている」と聞かされて育った私は、この素晴らしい満…

中国共産党体制は2017年に終わる?

今日の産経は「中国、人権派弁護士を再び拘束か 連絡取れず」という次の共同電を報じた。 ≪中国陝西省で今年初め、インタビューを受けた高智晟氏(AP=共同)≫ ≪中国の人権問題を扱うウェブサイト「維権網」は25日、中国で法治の徹底などを訴えて投獄され…

一隅を照らす

シルバーウィークも終わった。今朝日の丸を掲揚して周りを見回したが、いつも通り我が家以外に日の丸は見かけないから、どうも“外国人”に包囲されているようで不気味だ! だから毎朝一番の素振りは欠かせない! ところで日曜日だったか、TV東京の夜の番組…