軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧

正体見たり枯れ尾花?

今朝の産経抄子によると「国会中継を見ていると靴を投げつけたくなる」「麻生首相以下、国会議員全員をクビにしろ」などという、「当方ではいかんともし難いご意見」が届くという。 各種のインターネットを見ていてもそれは伺えるが、「『海賊というのは漫画…

言語空間の落とし穴

26日の産経11面の「一筆多論」欄に、乾記者が「仏教徒を無視した大統領」と題して、オバマ大統領の就任スピーチの「我々はキリスト教徒、イスラム教徒、ユダヤ教徒、ヒンズー教徒、そして無神論者の国だ」との部分を、佐藤優氏が注意すべきだと指摘したと書…

政治家にも“感性”が欲しい!

「感性」=「外界の刺激に応じて何らかの印象を感じ取る、その人の直感的な心の動き。⇒悟性、理性、感受性」とも言う。 今朝の産経一面の「小さな親切、大きなお世話」欄の作家・曽野綾子女史の「民主主義と『残りの世界』」に、作家らしい感受性を感じたのは…

2009年危機に備えよ!

オバマ大統領が就任した。産経によると、1、米国の再生始める。2、機能する政府か否か。3、平和を煽動する役割。4、世界と共に変革。5、新たな責任の時代、の5つが『演説のエッセンス』として掲げられている。 全般的には選挙戦中のような派手なキャッチフ…

悲観論が多すぎる!

100年に一度の経済恐慌と騒がれるからか、日本の報道には『悲観論』が多すぎる。軍事作戦でも、敵の勢力が我を凌駕している時は、じっと戦力を保持して温存し、チャンスに攻撃に転じるものである。そう思っていたら、今朝の産経「正論」の「悲観論と決別し明…

米新政権誕生と日本の政情

今朝の産経には面白い記事が並んでいる。 一面トップはわが国の政情だが、「自民『立党以来最大の危機』」「政権“最後”になるのか」「民主世論頼み・・・『国民』連呼」と両党の“苦悩”を象徴している。 17日夜、時事放談で野中氏が小沢氏を酷評していたが、同じ…

ウエルダン!

昨日は陸士第59期会の大先輩方とお会いして、時間の経つのを忘れるくらい、5時間も話が弾んだ。特に戦後外務省に入省したK先輩の体験談は実に迫力があった。 昭和50年に外務省出向を体験した私も、当時の高官方に、陸海軍出身者が多く居られ、軍事力は…

歴史的事実を教訓にせよ!

PCダウンについての助言に感謝! ただし、財政困難で器材の更新は不可能だから、しばしこれで我慢! 15日の産経新聞一面左上段に“塩爺”が『歴史的事実を教訓にせよ』と題して「前向きに自信を回復し素直に考え精進しよう」とする年頭所感を書いている。『村…

戦列復帰!

ご心配をおかけしたが、PCが漸く復帰した。連休間は「お陰で?」年賀状と住所録の整理が出来た。年賀状の添え書きには、随分多くの方々がブログを読んでいて下さっているようで恐縮の極み。 田母神事案についての添え書きも目立ったが、「これで麻生政権の支…

お詫び

雑誌「正論=私の写真館」の調整が終わり、やっと時間ができたので、ブログを開けてコメントなどを拝見、日記を更新し始めたところPCがダウン!ニッチもサッチもいかなくなったのでテクニカルサポートの指示で修正を試みたが、なかなか修復しない。土曜日の午…

予断許さぬ中東情勢

昨日は、午後から雑誌「正論」編集部に出かけた。「私の写真館」というアルバムに取り上げられることになったのだが、2月号は高名な喜劇役者の伊藤四朗氏、1月号は評論家の石平氏だったから、単なる「元戦闘機乗り」に過ぎない私は遠慮したのだが、このブ…

正月風景=静かな日本と戦火の中東

関東エリアは快晴に恵まれ静かな正月を迎えた。天皇ご一家も揃って国民の祝賀を受けられ、経済危機の最中ではあるが、全体的に穏やかな正月だったといえそうである。 元日に家族揃って鎮守の八幡様に御参りしたが、付近には国旗掲揚している家は見当たらず、…