軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧

樺太紀行2003(その4)

1430大泊へ出発 1520途中トイレ休憩、持ち込んだビール瓶をごみ箱にすてる。 *2年前に亜庭湾で見た座礁船はそのまま放置されていた。 *三の沢、二の沢、一の沢を通過して大泊市内へ。 1525ロシア陸軍兵舎を通過。2年前に上った丘から港を眺める *前回は…

戦争は他の手段を持ってする政策の継続!

北朝鮮が「拉致再開調査を拒否」した。中国政府に「メリットがない」として拒否する考えを伝えていたことがわかったという。 福田退陣後に中国高官が北朝鮮に質した際「仮に調査委員会を立ち上げたところで、どんな結果になっても日本国民は納得する筈がない…

樺太紀行2003(その3)

1900〜2020夕食「レストラン…МОРЕПРОАУКТЫ РЫбА」 *FISH SEAFOODと看板に書かれた、レストランとスーパーが隣接した店 #Y氏の略歴と思い出話 *昭和2年生れ旧日本国民。ソ連抑留3年半。家族は1姫2太郎。孫は女系で一人っ子とのこと。韓国に帰国するこ…

高橋尚子選手・引退

2000年のシドニー五輪で金メダルを取った高橋尚子選手が引退した。「精神的、肉体的に限界を感じた」というが、「細腕繁盛記」ならぬ若い女性が、42・195Kmもの長距離を2時間19分19秒で駆けぬけるのだからただただ感心、感動したものである…

「リベラルたちの背信」!

麻生首相の足を引っ張り、左翼勢力の拡張を意図する活動が、各地で展開されているのは「コメント」の中にもあるとおりだが、表題の「リベラルたちの背信(アン・コールター著=栗原百代訳:草思社)」を読めば、野村大使の懸命な努力を「あざ笑うかのように」…

2003樺太紀行資料「追憶と郷愁の樺太紀行(その2)」

1143真岡市内にはいる。人口約42000 人。 *ぼた山、寂れた家屋、落書きが目立つ。バザールの有様は「北朝鮮」潜入画像並み! 1150〜1200トイレ休憩。港の船着き場にて。 *乞食、浮浪者がたむろしている。若者も多く雑然としている。 *ピーナッツ、種、腸…

極左勢力の悪あがき?

コメントにもあったが、昨日渋谷で「麻生首相邸見学ツアー?」が強行され、主催者グループの男3人が逮捕されたという。TVでも見たが、かなり計画的なグループで、北京やモスクワだったら逮捕後どうなったか。 コメント情報によると、国内の極左勢力は相当「…

 2003年秋「追憶と郷愁の樺太紀行【資料集その1】」

(前回までは2001年の紀行文を掲載したが、ついでだから2003年分も掲載しておこうと思う。あくまでも私個人の『メモ書き』に過ぎない事をお断りしておく) 平成15年10月10日(金)〜13日(月)参加者10名 10月10日(金)日本…晴、樺太…

平田篤胤の考える幽冥界

住まいから一山越えたところに「程久保」と云うところがある。有名な高幡不動尊の近くの、静かなところだが、ここに「勝五郎生まれ変わり物語」が残っている。 文政5年(1822)に、中野村(現八王子市)の勝五郎(当時8歳)が「自分は、もとは程久保村…

「やっかみ」は見苦しい!

「やっかむ」は東北・関東地方の方言、つまり「妬む(他人の幸運や長所を見て、自分にはそれが望み得ないことを不満に思い、相手に悪いことが起ればいいと思う」心理をいう。 昨日のTBSは「ニュース・バード」で、麻生総理が高級ホテルのバー通い?をして…

だから「戦争はなくならない!」

今朝の産経(東京版)3面に、「対馬が危ない!!」韓国編?がでた。 ソウルの黒田記者と、久保田記者の記事だが、「韓国はどう思っているのか」と韓国側からこの問題をとらえたもので、相手の立場が分かってなかなか面白い。 黒田記者はこの問題で早速韓国…

樺太紀行(5)・・・日本の統治が続いていれば・・・

三時五〇分にユジノサハリンスク(豊原)に戻るため、起伏の多い丘陵地帯を通りながらはるか海岸線を見ると、座礁して放棄されたらしい廃船が目に入る。 四時四〇分にユジノサハリンスク市内に入り、郷土史博物館を見学した。ここは日本時代の樺太庁博物館が…

対馬深刻!・自民議員団

今朝の産経は、連載「対馬が危ない」の三回目(最終回)をトップに据え、その脇に自民議員団が「28日に緊急会議」を開くと報じた。 宮本記者は「対馬島民は、日本から見放されていると感じ、孤立感でいっぱい」 今までは離島振興法で潤っていたが「小泉改…

『樺太紀行(4)』・・・共産主義者の没人間性

六月十日の日曜日は今にも泣き出しそうな曇り空で冷気が身に染みた。そんな寒い公園のベンチにホームレスが三人座っている。 六時二十五分に起床した我々は、例の朝食を車内で摂ることにして七時に出発した。今日はポロナイスク(敷香(しすか ))からコルサ…

自己批判すべき「日教組」と「朝日新聞」

昨日の「正論」欄で、佐々淳行氏は「日教組よ、まず『自己批判』せよ」と実例を挙げて迫った。 「道徳教育の導入時には集団暴力で、時には陰湿な抵抗運動で反対し続け、児童・生徒達の公共心やモラル、愛国心の低下をもたらしたこと、これまた歴史的事実であ…

『樺太紀行(3)』…「愚劣な共産政権」の罪  

パンをジュースで流し込む昼食が終わると、サーシャ氏が「戦没両軍兵士のために『弔銃』を撃つ」というので、旧国境線の記念碑前に集合すると、彼が「猟銃」と呼んでいる軍用銃を三発発砲した。乾いた銃声が原野にこだました時、火事場泥棒の様に不可侵条約…

対馬も危ない!ゼリーも危ない!

今朝の産経トップに「対馬が危ない」「韓国不動産相次ぎ買収」という記事が出た。宮本編集委員のルポだが、前回私も書いたように、状況は極めて危険なものになっている。「韓国からの観光ラッシュに続き、島の不動産が続々と韓国資本に買い占められている」…

『樺太(サハリン)紀行(2)』

……六〇年ぶりの里帰り(2001年6月) 父の日記によると、一漁村にすぎなかった知取の町は、製紙会社の進出に伴うパルプ工場新設など一大開発が推進され、一万人を越える労働者や各種業者が入り込み大繁盛していたが、大正十四年七月の大火で焼失したため郵便…

『樺太(サハリン)紀行(1)』

……六〇年ぶりの里帰り(2001年6月) 六月八日から一一日までの短い期間であったが樺太を「強行縦断」してきた。大正九年三月に二二歳で渡樺した父は、昭和一五年六月までの二十年間樺太に住んでいて、私は昭和一四年八月に豊原市(現在のユジノサハリンスク…

北朝鮮で何が?

16日は史料調査会の勉強会。アフガンネットワーク・幹事の柴田和重氏による「不透明なアフガニスタン再建の行方」を聞いた。パワーポイントを使った丁寧な解説で明快だったが、アフガニスタン域内の情勢はとても簡単には理解できなかった。 ただ、1885年の外…

テロ指定解除をめぐる日米協議

昨日の産経3面の「北のテロ指定解除」「発表の舞台裏」という記事は、昭和16年の日米協議を思い出させる。 当時野村大使は、日米開戦を回避せんと懸命に努力中だったが、周知の様に悪意ある「ハルノート」で一蹴され、日本は真珠湾攻撃に踏み切った。 今回の…

戦友、逝く!

昨日は突然訃報が入り、四谷まで通夜に行ってきた。最後の勤務地沖縄で、四面楚歌の中、一致協力して任務を果たし、ともに現地で「退役」した防大同期、村田秀信元陸将補である。学生時代から決断が早く、潔癖だったから「軍神・村田」といわれていたが、少女…

独自に「テロ国家」に指定せよ

昨日は王子まで出かけて、シーボルト(小シーボルト)展に行き講演を聴いてきた。東京の西はずれから1時間半以上もかかった上、会場も分かりにくいところで難儀したが、内容には大いに考えさせられた。 「明治初期の日本に降り立った一人の青年・・・彼の名はハ…

食害・薬害・・・

先日バーバラ寺岡女史の『食害・薬害テロ時代 命はこうして守れ!』という“ど派手”なカバー本をご紹介したが、中国の食害を「軽視」した英国の閣僚が緊急入院したという「大紀元報」の記事には腹を抱えて笑ってしまった! コメント欄に寄せられた「有限会社物…

2008年は想像を絶する危機到来か?

昨日は学士会館まで出かけて高校の同窓会主催講演会に参加した。講師は13年後輩の牛島氏(第3管区海上保安本部長)で、『海猿あれこれ〜』という海保の状況説明だったが、北朝鮮の不審船“撃沈”の解説に時間を取られ、私が注目している「尖閣問題」にあま…

なつかしい日本人の香り・・・

昨日はまたノーベル化学賞を、ボストン大名誉教授の下村脩氏(80)が受賞したニュースが飛び込んだ。今朝の産経はそれを大きく伝えているが、産経抄子の「(受賞者の)身近な人たちが語るエピソードからは、なつかしい日本人の香りがする」という表現が大い…

久々に嬉しいニュース

昨日はドライブがてら家内と上野まで出かけ、東京都美術館でフェルメール展を鑑賞して来た。動物園から黄色い帽子を被った小学生たちが列を成して出てきて、秋たけなわを痛感したが、この子らが成人した時、この国が全うであるよう祈らざるを得なかった。 か…

歴史に学ぶ

金融危機で、東証株価はついに10000円を切った。「世界大恐慌か!」と世界中がやきもきしているのに、あれだけ総裁人事で“有名になった”わが「日本銀行」の動きがさっぱり見えないので、不思議に思っていたところ、今朝の産経一面下に「日銀よ、どこへ消えた…

金融危機、政治危機、そして食の危機!

今朝の産経抄子は、米国の金融危機について「S&Lと呼ばれる貯蓄銀行は当時『3・6・3の銀行』といわれたそうだ。3%の金利で貯金を集め、6%で貸し付け、3時には経営者はゴルフ場にいる――というものだった。いずれも20年前とはいえ、米国の銀行など…

天高く馬肥ゆる?

久しぶりに好天に恵まれた昨日、手作りのウッドデッキで、送られてきた三陸沖の“秋サバの丸焼”を楽しんでいたところ、やけに電話がなる。無視して「秋の夜長」を楽しんでいたが、家内が家から携帯電話をとってきたので仕方なく出ると、知人が「中山前大臣が…