軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ウクライナ戦争に見る各国の思惑

プーチンが判断を誤って、ウクライナに侵攻してはや4か月たった。旧ソ連圏内のイザコザのはずだと世界は見ていた節があるが、今や下手すると第3次世界大戦を招くという危惧から、列国首脳も及び腰、まるで実利を狙った「実戦兵器の試験場」化していて、ちゃ…

国家の土台を”引き締めよ!”

参院選が始まった。この時ばかりは議員たちは“一見”まともそうな顔をして、有権者に“媚び”を売る。しかし、“団体職員”ではない一般国民は白けている。 23日の産経新聞はこう書いた。 己の無能は棚に上げて、当選すると一夜にして媚びていた有権者を見下して…

帰って来た蛍、再演

今朝の産経、花田氏の週刊誌ウォッチングによると、わが国の週刊誌の大半は、ほぼ「ウクライナ戦争」からうんざりするような内容に変わった、という。そして今読むべき週刊誌は「ニューズウイーク日本版」だけだ、とあり、「CIA流分析ウクライナ戦争の出…

極楽とんぼのピントが外れた”ご提言”

ロシアによるウクライナ侵攻は、すでに100日以上になるが、南部では互いに一進一退を続けている。ウクライナの「自国防衛意識」は強靭だから、「玉砕覚悟」だと言っても過言ではあるまい。それほどウクライナ国民はロシアの「支配下に入る」のが嫌なのだ…

郷に入らば「郷に従え!」

梅雨だから当然とはいえ、連日太陽が隠れていて実に鬱陶しい気分になる。ウオ―キングもままならない。更に追い打ちをかけるように、連日、幼児殺し事件が続く。 今朝の産経新聞はこう伝えた。 記事には、殺された3男が最後に「ママごめんね」と言ったと書か…

”骨太”どころか”骨壊死”しているのでは?

私もTVなどで何度かお会いした武田邦彦先生が、現代日本政治の実情をこう言っている。 【(志を持つ一般人は)立候補を表明した段階で、公的立場などを止める必要が生じる。 職を失って300万円の供託印を払い、2、3回立候補することなど「貴族」しかで…

‟欲しがりません、勝つまでは”の時代は近い!

今、古着の再活用がはやっているという。私が属する老人クラブでも、御婦人方が積極的に古着を持ち寄り、仕立て替えする教室が盛況である。戦中戦後の苦しい時期を体験した方が多いからだと思ってみていたが、その“精神”とは別に、色々なアイデアを出して、…

"専守防衛論者”に聞かせたい

【米政府は5月31日、ウクライナ軍に新たな高性能ロケットシステムを提供すると表明した。より長射程の兵器を求めるウクライナ側の要望に応じる一方、事態の激化を避けるため、ロシア領内への攻撃には使わない条件をつけた。バイデン米大統領は同日の米紙への…

楽して儲けた悪銭は身に付かず

今の日本は、上から下まで「いかに楽(苦労せず)して(大金を)稼ぐか」に精力を使い果たしているようだ。気がかりなのは、政府がコロナ禍で支給した給付金を、”悪知恵”を働かせて、10億という高額な詐欺を働いた一家や、情けないことに中央官庁の役人たちも給…