一週間も更新をサボってしまった。弁解するわけではないが、報道を見ているだけでは日本の政治は「2大政党」ではなく、いつの間にか「1大政党?=独裁政治」になっていて、それも全共闘時代のうちゲバ報道にすぎなかったから見る気がしなかった。大多数の方の“代表選”所感は次の宮嶋氏の意見に集約されるのではないか?
「産経新聞16日」
何度も書いてきたことだが、周辺情勢はにわかにきな臭くなってきている。18日(9・18)は、中国では反日行動が高まるだろう。
尖閣侵略計画を実行するための募金活動も米国で始まるだろうし、これがうまくいけば来年6月17日に漁船団を編成して尖閣に侵攻してくると思われる。勿論台湾の反日団体もそれに加勢するだろう。
普天間問題は、名護市の反対派議員が圧勝したので、11月28日の県知事選に立候補する仲井間知事は苦戦するだろう。勝つためには「移設反対」を唱えるしかない。
何も今更ヤマトンチューに加勢して、知事退任後に住む沖縄で、老後をウチナンチュウから“仲間はずれ”にされるいわれはないからである。
米国も中間選挙、その上「菅民主党政府は左派」だと位置づけているから、日米親密というわけには行くまい。
中国は、来月上海万博が終わり、本格的なバブル崩壊に直面するだろう。問題は国内混乱防止である。反日行動が、反政府行動につながらないよう、細心の注意を払わねばならない。しかし、人民日報が、菅・小沢両氏が、漁船と巡視船の衝突事件で強硬な姿勢を競ったのは、「脆弱な権力者が世論におもねり、対外強硬姿勢をとる例」だと自ら指摘したように、中国政府もこれを取らざるを得ない状況に追い込まれるだろう。
つまり、これに関しては強硬姿勢を貫き、尖閣に侵攻して強いところを人民に見せ付けないと政府は持たないからである。しかし、その落しどころを間違えると、多難な問題を抱えている胡錦濤政権は崩壊しかねない。
軍部は2012年に台湾を奪取すると公言している。その一環として尖閣攻撃はありえないことではない。永田町の“全共闘経験者たち”は、この国難をどう潜り抜ける気か?
「コップの中の嵐」が過ぎて、小沢氏自ら「野戦軍司令官」から「1兵卒」に降任したようだが、中共の「第3期」対日工作のシナリオ通りに動いてきている民主党は、今後は果たしてどの程度中国の政策遂行に寄与する気だろうか?
他方、2大政党だったはずの片方の政党は鳴かず飛ばずだが、それとも水面下で何か?
バカ騒ぎは一段落したようだが、第2幕が上がるのも近いのだろう。
こんなばかばかしい?国内政治を逃れて、9日夜はチャンネル桜の収録、11日は、片道2時間もかけて鎌倉に出向き、日本会議神奈川湘南支部で講演した。
夜は懇親会で大盛り上がりだったが、日本の故郷のような雰囲気をかもし出している古都をゆっくり訪れたのは防大以来? 集まった皆さん方は各分野で活躍された知的レベルの高い方々ばかりだったが、こと、防衛問題になるとソースは新聞情報だけという方が多かったから、「普天間問題の裏話」に絶句しておられた。
「先生の情報は新聞とは全く違う」といわれた方がいたので、「大東亜戦争中も、国民は新聞情報だけを信じていて、とうとう8月15日を迎えたでしょう!」というと呻っておられた。“第4の権力”にとって民衆を騙すのは赤子の手をひねるより楽な仕事。「果たしてしかるか?」と常に疑いの目で見なければ、真相には迫れない。
そんなこんなで、後期高齢者の仲間入りが近づいたのでそろそろ「防衛・軍事でもあるまい・・・」と思っていたが、何と、支部長の伊藤玲子女史は84歳のご高齢! 外国人参政権、夫婦別姓阻止のために毅然と戦っておられる。
懇親会で、上品な老婦人から書籍を戴いた(後掲)が、日教組教育で人生を狂わせられつつある子供たちを救済しようとお元気に活動されている鈴木紋子先生である。
皆さん、この国を何とか全うな姿に戻したいと真剣だったから、一回りも歳が若い私としては、これじゃ“引退”などといえたものじゃないと赤面した。
声がかかる間は、老兵は死ねない!
「鈴木先生の著書」
14日は九州から出てきた自衛隊時代の後輩夫婦と久しぶりに羽田で歓談、「実録・自衛隊パイロットが接近遭遇したUFO」の中で、UFOに愛された船附昇元3佐である。
若い頃の話で盛り上がったが、シンガポールやニュージランド、メルボルンなどなど、各地を飛び回った彼のUFO目撃談は面白かった。
ところでついでだがこの本は、お蔭様で2刷りしたが講談社に在庫が無くなり、アマゾンで入手してほしいとのこと。そんなことで20日に講演を依頼された浜松で、後輩たちがサイン会を計画したものの「UFO」のサイン会は出来なくなった・・・。
この本の上梓を契機に、いろいろな方々からコンタクトがあり、宇宙の神秘に興味がわき始めた。いつか「軍事を語らずして・・・」から、「宇宙を語らずして・・・」に変えようと思っているが、まだまだその域まで達していない。
「癒された異次元にかかわる楽しい読み物」
来月は茨城県神社庁で、21日には私が所属してる史料調査会で「普天間問題」について講演する。お役に立つ間は、当分、「軍事・安保の体験談」を続けようと思っている。
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