軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

尖閣侵攻新船進水!

友人から、2000万件ヒットおめでとうと言われたが、よく覚えてくれていたものだと嬉しくなった。
数年前、人気ブログランキングに送信できなくなったときに、修復しようとして操作を間違えて消去してしまったのだが、その時のヒット数は6078000だったから、13927300を加えると2000万達成ということになる。
だからどうだということはないのだが、いろいろな会合で思いもかけない読者の方々に会い、コメントをいただくから責任は感じている。
これからもいろいろなネットワークで得た情報などを、日記風に気ままに書いてい置こうと思っている。


ところで、先日書いた「香港保釣協会」の17日の尖閣侵入作戦は、今のところ金欠で中止?らしいが、台湾の保釣協会が活動40周年を記念して建造した新船の映像がインターネットに流れた。


≪新船進水=定員は限定されそうだが、小回りは利きそうだ=インターネットから≫


また、6日にVIPが緊急入院?したとされる301病院の写真も流れた。夕方以降厳戒態勢にあるという。


≪日本のメディアは確認中か?=インターネットから≫


ついでだが、中国最大の石炭やレアアースの産地である内モンゴル自治区では、漢族による大規模な採掘が盛んに行われているが、5月10日にこれに反対したモンゴル族男性・莫日根さんが漢族の男が運転するトラックに轢き殺される事件があった。その後モンゴル人のデモが拡大したためか、中国政府はこのトラック運転手に死刑判決を下したらしい。
根強い民族紛争や四川省のように、給料未払に怒った労働者たちが暴動を起こす例は枚挙にいとまがない。
下の写真は、6月6日に抗議に集まった労働者たちが手足を斬られたことに反発した数百人が暴動を起こした現場である。こんな悪徳企業や地方政府などの暴挙に対する暴動も広がりつつある。胡錦濤氏は政権交代前に、これをどうさばくか?

内モンゴルの事故現場=大紀元時報から≫


四川省では給料不払いに怒った労働者たちが暴動を起こした=インターネットから≫



更に加えるに、宮崎正弘氏のメルマガによると「中国、不動産バブルの崩壊が始まったとウォールストリートジャーナル」が報じたという。
すでに「主要25都市で5%前後の価格落下、取引は前年比マイナス成長が明らかになった」というから、バブル崩壊も一気に進む予感がする。わが経済界にはその備えがあることだろうが…
宮崎氏は書いている。「ほかのメディアはともかく、ついにウォールストリートジャーナルが明言した。中国の不動産バブルの崩壊がはじまったようだ、と。主要都市で価格落下は言うまでもないが、取引が激減している。(新華社報道とまったく違うゾ)」


私は経済には疎いが、2007年北京での安保対話の休憩時間に、某高官が「日本のバブル崩壊時のノウハウを教えてほしい」といったことがある。
とにかくマンションや住宅の値上がりが異常で、実業家?ならともかく、とても我々“公務員”には手が出なくなった、というのである。

成金たちが投資で買いあさっているためで、一般人はやむを得ず、代わりに「石を購入している」とこの時言った。

石!?と私は驚いたのだが、中国には古来から≪玉≫を貴ぶ風習があるから、そこいらの石とはわけが違う事を後で知った!


今や中国艦隊は太平洋に進出してこれ見よがしに武力による威嚇を楽しんでいる。これに「空母」が加わると、彼らの軍事的実力よりも、砲艦外交周辺諸国に威力を増すことだろう。少なくとも領有権を争っているASEAN諸国に対しては!

中国海軍に関してある中国高官は、「中国の海洋戦略は米国を打倒することではなく、相手は日本である」と公言したそうな。
いやはや70年前にすでに10隻を超える空母機動艦隊を誇った日本も舐められたものである。
しかし今は震災復興が第一、その後は大いに相手になって差し上げようじゃないか!
政府の方々、暴動が起きる前に早く政争にけりをつけてくださいよ!とは一老兵のたわごとである。

≪改装前のワリヤーク=インターネットから≫

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