3連休、皆様はどう過ごされただろうか?
私は息子らを従え、8坪ほどある自作のウッドデッキと、6坪ほどの広さの板塀のペンキ塗り、作業用具入れの新設、汚れてしまったパラソルテントの洗浄など、「体育の日」らしい活動に明け暮れた。
5年前は狂ったようにウッドデッキづくりにまい進したのだが、今改めて考えると「自分をほめてやりたい」ほど頑張ったことがよくわかる。
今回は半分以上を息子らが加勢してくれたので計画はほぼ完了したが、根気が続かなくなって寄る年波を痛感する。
そんな中、今朝の新聞に、大変お世話になった画家の梶田達二氏の死亡広告が出ていてショックだった。
梶田氏とは三沢から沖縄まで、“取材”に来られる度に撮影に同行したもので、沖縄では台風が接近するので久高島から急遽本島に引き返す高波の中、波しぶきを浴びながら波の動きを撮る先生に感心したものだ。
行年75歳、私よりわずか3歳年上、胃がんだったという。ご冥福をお祈りしたい。
老いては子に従え!と言われているようで、今後は少しは自重しようかと思う。
ところで昨日10日、近くの木に蝉の「ツクツク法師」が来て鳴き始めたのには驚いた。気候の変動で、世に出るのが仲間より遅れたらしい。なんとなく遠慮がちな鳴き方だったが、ツクツク法師は秋のはじめを知らせる存在ではなかったろうか?
札幌にはヒグマが出没しているという。これは気候変動によるエサ不足かと思われるが、広大な札幌市内をうろつくヒグマとは、今までになかった現象だろう。
人間もそうだが、どうも生物は地球上で生活しづらくなりつつあるようだ…
ただ、北海道にクマ出現!とはいえ、シベリアの獰猛なクマではなかっただけよかったのかも…
≪読売新聞から≫
大陸では、死んだと“誤報道?”された江沢民前主席が、辛亥革命の大会に“出現”して世界を驚かせた。
来年の世代交代を前に、相当な権力争いが激化している証拠だろうが、これで大陸内の派閥は、2者ではなく本来の3者に戻ったのかもしれない。
宮崎正弘氏は≪江沢民は生きていた! 驚き桃の木、影武者の可能性も薄い。孫文辛亥革命百周年の記念式典によたよたと登場し、胡錦涛の隣席≫とメルマガに書いたが、最初に死亡説を流したのは香港メディアで、そのバックには現政権の指図があったというのが専らの説である。
≪産経新聞はのせられて号外まで出した。生命維持装置をつけて入院していたが、奇跡の回復ぶり。上海で緊急入院後、北京301医院で療養していた≫江沢民が≪亥革命百周年の記念式典によたよたと登場し、胡錦涛の隣席にどかっと座った。
会場からは「おおっ」と驚きの声があがった。何の肩書きかははっきりしないが、存在を見せつけるという中国伝来の「官場政治」の典型である。つまり京劇で言うクライマックス。式典には政治局常務委員九名全員が出席した。これで権力闘争はまたまたややこしくなる≫≪しかし江沢民の影響力がまだ強い軍の強硬路線は収まらず、胡錦涛をあざけるかのように日本海域と領空侵犯を繰り返した。胡錦涛の軍権は、曖昧だった。江沢民派が後ろで操っていた観測もなりたつ。政局はまた荒れるだろう。
しかし、いったい日本のインテリジェンス! ハッカー攻撃に無力であると同様に、情報収集さえ、我が国にはなきに等しい実態が改めて浮き彫りとなった≫と宮崎氏は書いたが、来年早々、台湾では選挙が実施される。
≪今回の二人=産経から:なかなか老いても子に従わぬお方らしい…≫
≪2007年当時のお二人≫
馬総統は「再選されれば大陸と平和条約を結ぶ」と言い、胡主席もこの大会で「中台統一」を訴えた。
江沢民が主席時代の1996年3月に彼は、李登輝再選を妨害しようと台湾近海に3回ミサイル“演習”を実施した。“ミサイル演習実績”がある江沢民“復活”が何を意味するか?
胡錦濤現主席も「中台統一」を訴え、対岸の台湾総統も「平和条約」を口にする。
これで条件は整った!
軍は実力を誇示したくてむずむずしている!
1996年当時はクリントン米大統領が、横須賀基幹の空母インディペンデンスと、原子力空母ニミッツを派遣してこれを抑えた。しかし今やこの海域における軍事的勢力は逆転している。
空母は“お飾り”であるにせよ、お化粧直ししたソ連製が動いている。近代的戦闘機数も今や対台湾空軍の1・5倍に達し、その台湾は新型F16も米国から購入できない。その米国は欧州の金融危機対処、いやその前に国内情勢のごたごたで、オバマ大統領の動きには“キレ”が見られない。
肝心の日本は??
東日本大災害から7か月たったが、各地で震度3クラスの微震が連続して発生している。政治の関心は、震災復興どころか、首相はTPP対策でトラクターに乗って稲刈り体験中とかで、前首相はお遍路再開だという。
≪インターネットから≫
防空の第一線では「落下タンク」が「落下した」とて大騒ぎ、F-15の訓練自粛だという。おまけに遅れに遅れたFX選定は緊急の役に立ちそうにはない。
≪産経ニュースから≫
札幌市に熊が出現して警察官は大多忙、我が家周辺ではツクツク法師が狂い鳴き…
世はすべて事もなし、老いては子に従うのみである。
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