軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

拉致問題の真相に近づいた

このところ都心に出る機会が増え、帰宅難民にならないか?と気がかりである。
しかし、実に奇妙だったのが台風6号の進路で、私は太平洋上を西進しているころ、「そのまま西に向かえっ!」とTV画面に向かって“気合い”をかけていたのだが、急激に北進し始めたので、福島原発に向かわないか?と心配だった。
今被災地を直撃したら、地盤沈下した石巻初め、原発対処に取り組んでいる福島一帯が危険になる。ところがどうだ!急に紀伊半島をかすめて南下し始め、被災地を回避してくれた。気象予報士は「太平洋の高気圧が南下したからだ」と原因を説明するが、その高気圧がなぜ南下したかは説明しない。

その昔、私が静浜基地でT-34操縦学生時代、接近する低気圧が「本州に接近するのかしないのか?」と気象隊長に教官が質問したことがあったが、隊長は少しも騒がず『それはわかりません。ほかに質問は?』と言ったので「質問があるわけないだろう!」と白けた雰囲気が漂ったことを思い出した。


ある方から「福島原発放射線と戦っているUFOが、押し下げたのさ」と言われたが、そういえばチェルノブイリ事故の時もUFOが大活躍したという情報があり、拙著に掲載したことを思い出した。
今回の台風では西日本一帯が大被害を受けた。東日本から今度は西日本へ…、とすると次は…?
いずれにせよ、汚染水があふれる事態にならなくて本当に良かったと思っている。



国会では自民党の山谷議員が菅首相の北との接点、献金問題について質問したが、首相は問題の核心を避けてのらりくらりと、他人事の様な精神分裂気味の答弁に終始したから会議は止まった。
今日の産経によると首相は「もしそういうこと(拉致実行犯と近い関係)があったとすれば大変申し訳ない」「団体が(拉致実行犯と)関係があることを知らなかった。そうしたことがあるのであれば、政治的なつき合いは控えたい」などと、しぶしぶ“謝罪”したようだが、謝罪すれば済むような問題ではあるまい。首相は拉致問題解決の最高責任者である。
そんな基本的なことも調べず、気にもせず、間違った行為をするような首相に国民の生命と財産を預けることはできないというべきだろう。無責任極まる。

どうしてメディアはそこを追求しないのか?これで一件落着なのか?


菅首相(左)は1995年3月に訪朝し、北朝鮮の金容淳党国際部長からプレゼントを受け取った(山本皓一氏撮影):産経≫


当時、この事件に疑問を持ったテレ朝と産経新聞の記者がスクープしたのだが、なぜか曖昧模糊となってタブー視された。何処からかの強硬な横やりが入ったことがうかがえるが、横槍を入れたのがだれか?
当時の与野党を問わず、北との取引が強かったから、同胞を人身御供にして“利権”をむさぼったやつがいる!とささやかれていた事件である。
情報公開を叫ぶ「市民グループ」も拉致問題になると鳴かず飛ばず、よほど都合が悪いのだろう。
こんな≪国賊≫を一掃しないと、真面目な国民が塗炭の苦しみを味わうだけである。この節電が叫ばれているさなか「頑張れ日本!」などと書いたのぼりを立てた遊戯店が繁盛しているのはその象徴に映る。

外国人からの献金を返金したという証拠の「領収書問題」だけでないはず。自らこのいかがわしい団体に出資した問題の解明もしなければならない。
“なぜか”この問題に消極的であったマスコミも同様である。
菅首相退陣を攻めあぐんでいるメディアは、これを突破口にして、自らも過去の清算をすべきであろう。

以下、過去の関連情報の一部をご参考までに掲載するが、菅首相の口から拉致事件の真相が吐露され、この事件の全体像が明らかになり、同胞が全員帰国する日が来ることを願っている。


娘をかえせ息子をかえせ―北朝鮮拉致事件の真相

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宿命―「よど号」亡命者たちの秘密工作 (新潮文庫)

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祈り―北朝鮮・拉致の真相

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めぐみへ 横田早紀江、母の言葉

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金正日は日本人だった

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実録 自衛隊パイロットたちが接近遭遇したUFO

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