軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

既に手は回っている!

特攻隊と大西中将のことを整理している最中なのだが、今朝の産経トップにこんな記事が出た。

≪特攻隊は「日本の軍国主義の病的な極みを示す事例として知られている」そうだが、初めて聞いた。とうとうこの民族は病膏肓に入ったか!≫


≪「お国のため」身を犠牲にして散った隊員たち。朝鮮にはこんな言葉はないのじゃないか?≫

≪この方も“軍国主義の病的な極み”というべきか・・・朴大統領の父上≫

先ごろは米国で“慰安婦像”をばらまき、日本海を「東海」と書かせるなど、とうとう「火病」が全身に蔓延したか?と疑った。
朝鮮日報によると「火病」は1970年代後半から研究されたそうで、米国精神科協会は「韓国人だけに現れる特異な現象であり、一種の精神疾患と考えられる」と認めている。その症状は「怒りの抑制が効かなくなる精神疾患」だそうで、家庭内暴力など、すぐに見境なく殴りつける癖があり、韓国人特有のものだという。
そういえば彼らはすぐ怒鳴ったり、暴力を振るったりと“感情表現”が豊かである。昔、「血と骨」というビートたけし主演の映画を見て納得したことがあるが、3・11で東京電力本社で幹部を罵倒したお方にもその気があるといえそうだ。

そこで思いだしたのだが、南北両朝鮮が緊張状態にあった時、北は口汚く南政府を罵ったが、今考えてみると、南の特性を極めて正しく表現していたのだ、と納得できる。


票欲しさに彼らにペコペコするだらしない白人の住む米西海岸で取材中の宮嶋茂樹氏が「直球&曲球」欄に「そのうちシャンゼリゼにも像が建つぞ」として、
≪韓国人はオノレらの悪行から目をそらせるためにこんなことやっとんのやな。「(慰安婦像建立を)断ったら票は入れたらんぞ」と脅かしてな。これでも、この国と話し合いの余地があるというの?日本の一部大新聞の記者の皆様!≫と書いたが、大新聞の記者様たちが、一向に改めないのも、実は北朝鮮の理屈を適用すれば、彼らも同じ民族だからだということになりはしないか?
もう手は回っているのだ。
特定秘密法案に猛反対した意味が分かろうというもの。今度は「彼らこそ“ゾルゲ”なのだ!」と北が忠告してきそうな気がするが…


ところで、中国ウォッチャーから、次のようなニュースの紹介が来た。大陸の新聞で報道されているから確かめてほしいというのだが、概要はこうだ。
≪日本中の工作機械会社、とりわけ旋盤工の中に帰化中国人が潜入していて、高度な技術を盗み出していたという。唐博という33才の帰化中国人で、名古屋の「山崎某」という会社から高度な機械の情報を入手し、中国人民解放軍がそれをダビングしていたという。
既に2001年以降入社していた彼は、部品の設計図3万部以上を盗んだ事が発覚して、今名古屋で裁判中だというのだが、「日本の新聞報道で見たことない。先生は見たか?」というのだが当然見てはいない。
中部地区でそんな記事を見かけた方はコメントしていただきたい。シナの手はすでに昔から国中にまわっているのだ。


日本国内で次々に起きているスパイ事件の報道を、“大陸からの報道で知るなんて…”まるで歌謡曲「四季」の歌詞のような現象。まさか関係機関が隠しているとは思いたくないが、それほど国内には情報員が潜んでいて、それを統制しているのがかの大使館なのだ。

彼らのやり方は、日本で盗んだ情報(部品)を、一旦日本人が気を許している台湾に送り、そこから大陸に送るという手順だ。昔はソ連共産主義国に対して厳しいココムという規制があったが、今や機能していない。
ドイツの製品もフランス経由で堂々と中国に入っているというから、経済制裁なんて口ほどもない、というのだが、とにかく「先生、中国からの帰化人は要注意だ」と警告された。


さてその中国では、習近平主席が軍を掌握しようと躍起なようだ。1月27日に王震の長男、王兵がガンで死んだが、29日北京で行われた葬儀に、トップ7人の姿がなかったという。
彼は1987年に南海艦隊航空副参謀長だったが、1983年にヘリコプター専門の会社を設立してトウ小平の息子らとともに共同経営していた。これが解放軍のおいしい仕事で、軍の高官はこうして蓄財に励むのだ。
そんな関係から王震・葉剣英トウ小平は密接な間柄にある。もちろん陳雲や薄キライ派も李先念もその軍閥を形成しているから、習は軍を掌握しきれていない事がわかるのだという。
中南海は、恨みで動く。劉亜州(李先念の娘婿)や羅援らが喚いているのも、不満があるからだとウォッチャー氏は言うのだが、さて、日本の情報機関はこの複雑な相関図をちゃんと掌握しているだろうな〜。少し気がかりだが。



≪インターネットから≫

反日強硬路線をとっている習近平主席が、中南海の反発と、人民の反乱を抑えきれなくなった時、彼はその不満を間違いなく外に向けるだろう。
それでもODAを続ける政府の魂胆がわからない。


≪【大阪から世界を読む】いつまで続ける対中国ODA…総額3・6兆円、年間300億円贈与も「反日」一途、軍事脅威なのになぜ?日本は「貢ぐ君」か

 尖閣諸島沖縄県石垣市)への領海侵犯を繰り返し、東シナ海上空に防空識別圏を一方的に設定するなど、中国が膨張主義的な政策を取り続けている。その国に対し、日本が政府開発援助(ODA)をいまだに続けている。その額は実に、1年で300億円。日本固有の領土である尖閣諸島を虎視眈々と狙い、歴史問題を振りかざして国際社会における日本の名誉を徹底的におとしめようとしている中国に資金提供とは…。にわかには信じられないが、動かぬ事実でもある。
この瞬間も毎日…3.65兆円に上る対中ODA。(笠原健:産経MSNから)≫


その格好の目標が尖閣だとすれば、安倍首相は足元を固めてかからねば危ない。安倍首相が唱える路線に反対し、彼の行動を阻止しようとするメディアや、都知事候補は要注意だといえそうだ。
いよいよ9日は、天下分け目の関ヶ原…か。

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