昨日は靖国会館に出向いて、24回目の国防講座を実施してきた。
境内には若者が目立ったが、外国人も多かった。英霊もお喜びだろう。
今回の演題は「盧溝橋の一発」だったが、驚くほどこれらに関する資料が公表されていない。
平成5年に各種資料を整理した個人的研究論文に過ぎないが、それをもとにお話しした。ところが若い方々には、やはり盧溝橋事件は日本軍が開始した、とか、少なくとも現地の誤解から始まった程度の理解しかなかったように感じた。ましてや≪通州事件≫は日本側の歴史から削除されているせいもあり、生々しい当時の現場写真を≪そっと≫提示したところ、聴衆、特にご婦人の表情が変わった。
これらシナ兵によって虐殺され、その後収容された被害者の写真や、検視している日本軍医の写真などが、「日本軍がシナ人を虐殺したもの」として「悪魔の飽食」などで活用されていることも知らない方が多そうだった。
それほど戦後の占領軍(GHQ)による思想統制の効果は甚大なのである。
すでに半世紀以上もたってしまったのだから、なかなか修正するのは困難だが、事実は事実として、後に続く若き日本人青年らに披露しておく必要を痛感する。
兵法研究会の活動は微々たるものに過ぎないが、せっかくの土曜日、それも曇り空という天候の中を足を運んでくださった多くの方々に熱心に聞いていただけたことに感謝したい。
今後もできるだけ、私の書斎に“転がっている”各種史料を整理し、できればご披露していきたいものだと思っている。
さて今日は穏やかな日曜日、巣立ったキジバト一家は、我が家周辺を飛び回りつつ、早朝にデッキに出た私に声をかけてくれる。
巣立ったばかりのひなたちも、体型だけは大人とほぼ同じだが、飛び方がまだ幼い!天敵に襲われないよう祈りつつ、挨拶を受けている毎日である。
≪母親と2羽のひな≫
≪離れた場所から天敵を警戒しつつ一家を見守るオス=鳴き声が「サトー・センセー」と聞こえるのは気のせいか??≫
そして家内が丹精込めたバラもようやく咲きそろい、ほぼ満開になった。かぐわしい香りをお届けできないのが残念だが、今日もデッキでコーヒータイムを楽しむことにしたい。
苦労して育ててくれている家内に感謝の気持ちを込めつつ…!
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