はや10月、今年も残るところ3カ月になった。
年頭の辞で私は≪ニューズウィーク(日本語版)は今年の懸念事項として「過激化するアメリカ大統領選、欧米各地に広がる排外主義、出口なきシリア内戦と対ISIS戦争、不確実性を増す中国」を挙げ、2016年は「恐怖政治の台頭で混沌が深まる」と予測しています≫と書いたが、間違いなく大きな地殻変動が起きている。
米国の大統領選挙は世界の力のバランスに影響を与える最大の懸念事項だが、おそらくわが政府の想定外の事態になるだろう。
その隙をついて、ロシアが大国としての存在感を増してきている。欧州は英国のEU離脱に象徴される不安定化が進んでいて、予断を許さない。
成金大国になり、人民元がSDR入りしたシナも“帳簿のでたらめさ”が災いしつつあるようだから混乱を引き起こすのではないか?
驚いたことにフィリピンに「ヒトラー大統領」が誕生したが、誰もそれに手出しできないというから不思議である。
地殻変動はそれだけではない。
国内情勢では、一人小池知事が気を吐いているが、世の男性陣は見る影もない。今までがいかに勇気なき男たちによる[なあなあ]の世界だったかよくわかる。
「王様は真っ裸!だった」のだが、みなみて見ぬふりをしてきたのだ。
小池知事はそれを都民、イヤ国民に改めて認識させた。その功績は実に大きい。
世にはびこる「実力者」と呼ばれる人種ががいかにダーティで、言葉とは裏腹に虚言癖の弱虫だらけだったか、よくわかったことだろう。
豊洲市場問題では、そろそろ悪役がそろい始めたが、あまりにも大きな話題だったので、TVなどで面白おかしく拡散されているからこんがらがっていて理解しにくい。しかし要点はただ一つ、誰がそんな穢れた場所に、大金を出して移設させようとしたか、に尽きる。
やがて週刊誌がこぞって悪を暴露するのじゃないか?期待しておこう。
今朝の産経は一面トップで「盛り土なし段階的決定」とあるが、巨大組織に責任者がいないなんて、そんな“幽霊”が東京都庁にたくさん住んでいるとでもいうのか?
因があるから果があり、果があるから因があるのは世の常である。
小池知事には徹底的に“犯人”を突き止めて欲しいと思う。そして関係者すべての給料を差し押さえ返還させて、都民に還元してほしいと思う。
働かざるもの喰うべからずだ!
今までいい思いをしただけで十分だろう!舛添えのように!
それに加えて東京五輪にも、豊洲市場問題と共通した巨額の資金問題が浮上した。これにも共通の“出演者”が存在するはずだが、わが国の防衛費5兆円の6割にも上る3兆円が、たかが国際運動会如きに注ぎ込まれる予定だったというから、当初の「入札業務」はどうなっていたのだろう?と不思議でならない。
落札してしまえばあとはいくら値段を釣り上げてもいいのが東京都の入札方式なのか?
建設中に資材の価格が上がれば、ドンドン吊り上げられるというのであれば、入札の意味があるまいに。民間企業では成り立つまい。
この巨大プロジェクトの陰で蠢いてうまい汁を吸って来た“実力者”たちに鉄槌が下ることを楽しみにしている。
ところでブログの更新が遅れたのは、天候の変化を無視?して夏の服装のままで過ごしていたから体調を崩してしまったことに気が付いた。
医師から「佐藤さんは普段からお元気なものですから…」と皮肉を言われて気が付いた…。年寄りの冷や水と言ってしまえばそれまでだが、今後は気を付けることにしたい。
さて、その間もいろいろとメールなどの情報が届き、楽しめた。中でも面白かったのが、今朝の産経ニュースでも報じられた次のパロディである。
≪民進党の蓮舫代表を追及させたら蓮舫代表が一番!? 「蓮舫VS蓮舫」に編集されたパロディー動画「ブーメランの女王」が大人気
「2位じゃダメなんですか?」など鋭い舌鋒で知られる民進党の蓮舫代表。自身の二重国籍問題で発言が二転三転したのは記憶に新しいが、その蓮舫氏を追及させたら蓮舫氏が一番というパロディー動画が、動画共有サイト「YouTube(ユーチューブ)」で話題になっている。その一部を見てみると…。
この動画は「もしも蓮舫議員の二重国籍問題を蓮舫議員が追及したとしたら(笑)-ブーメランの女王はガソリーヌでなく私よ!」と題した14分57秒の作品。テレビの複数のニュース番組を編集し、蓮舫氏を蓮舫氏が追及するという仕立てだ。…強い語調でただす蓮舫氏がそっくりそのまま自分自身を容赦なく攻め立てるように見える編集で、動画のタイトルも「ブーメランの女王」と名付けられた。9月24日の公開後、再生回数12万回以上の人気動画となっている。(以下略)≫
友人からは「これを見れば民進党議員らも苦笑し、党は影も形もなくなると思います(笑)」と拡散希望なので、主役本人の許可なく紹介しよう。
https://youtu.be/K8LiEyZZ6hY
其の昔、シナの唐家セン元国務委員(中日友好協会会長)が来日した時、蓮舫議員と固く握手し彼は彼女を支持した。その後人民日報は、彼女を一貫して支持する記事を書いている…。国籍は本当に台湾だったのか??
情けないのが5面のこの記事である。
8月15日の靖国参拝を“すっぽかして”急きょジプチに出張した稲田防衛大臣に対する、野党議員からの追及記事である。
皮肉にも野党の辻元議員は「あなたは『自国のために命をささげた方に感謝の心を表すことのできない国家であっては防衛は成り立ちません』と言っている。言行不一致ではないか」と迫ったという。
間違っても辻元議員に言われる筋ではないが、野党はこうして何でもかんでも自分に都合よく利用するのだから、どちらに転んでも追及されるのだ。
だからこの場合は、恒例の15日の彼女の靖国参拝を“中止させた”自民党内の“実力者”がその責任を取るべきだろう。男どもは実に卑怯だ。
ここにも豊洲市場問題に通じる“なあなあ”の軽薄な思考が残っているのだ。
さて今日は、その他のシナに関する情報を紹介しておこう。
北京政府は今、首都を通州に移転中だが、通州はかってシナの凶悪な保安隊が、日本人居留民200名余を虐殺した場所である。
一説にはその痕跡をすべて消し去る目的があるともいわれているが、案に相違して個々の不動産価格が猛烈に上昇しているという。すでに30%以上も値上がりしているようで、地元業者は、≪北京政府がここに遷都するから、この勢いで行くと北側の土地(飛地)に対して投資すればさらに“銭がどんどん飛んでくる(飛地)でしょう!”≫と煽っているという。そううまくいくかな〜〜
シナの2隻目の空母にカタパルトが着くという。
総合ネットの解析ではJ-15戦闘機はカタパルト発進可能だと分析した。
中国独自の技術で開発したという2隻目の空母(002)も遼寧号(001)とあまり変わらない。エンジンは依然同様蒸気式かそれとも最新鋭の原子力になるのか、についてはまだ報道されていない。
ところが最近のネット上に、2006年にシナ空軍が誇った「空警200」(AWACS)が墜落したと出たが、2005年には「轟油6」が離陸時に傾いて右翼が地上に接触し、墜落したシーンが出た。
原因はパイロットミスとされているが、これはシナが独自に開発した機体で、36トンの燃料を積み、18トンの燃料を給油できると豪語されていたものである。この事故については当時も今も報道されていない。
最近、東シナ海に戦闘機が進出してきているが、「轟6」が随伴してきているかどうかは知らない。やがて002号から“国産のカタパルト”で射出されるJ15のパイロットもこうなるようで気の毒だ。
少し遅れたが届いた本のPR
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おなじみWiLLの11月号。総力特集「こんなに恥ずかしい日本国憲法」は必読。豊洲市場問題に並んで、ここにもいい加減な憲法作成裏話がある。国民は本当に知らされていないし、知ろうともしてこなかったことがよくわかる。
豊洲同様面白いかも??
これも充実してきた。今日取り上げた蓮舫議員の2重国籍問題、その背後が見えてくる。稲田大臣については、この取材時は意気軒高だったようだが、今朝の記事では「涙…」のようで、同じ女性でも小池女史とは少し違うようで気にかかる。防衛大臣であることをひと時も忘れないでほしいものだ…。
自由社のブックレットである。いつまでこんないい加減な憲法を大事にしているのだろう?
これも豊洲市場並みの“あっと驚く〜”にすぎないのだが、着続けて既に70年、もうボロボロだろうに…。
政治の無作為を痛感する。何人総理大臣がいたか知らないが、70年間与党も野党も互いに『なあなあ』だった証明だろう。
雑誌「丸」11月号。上が乱れていても、現場は着々と実力を蓄えつつある。記事を読むとよくわかる。
これは「丸」に掲載されている、米軍が撮影した写真集の一つ。
昭和19年11月27日、第252海軍航空隊戦闘317飛行隊で編成された「サイパン特別銃撃隊」は12機のゼロ戦と誘導機の2機の彩雲とともに硫黄島を発進してサイパンのB−29を地上撃破するため出撃した。赫々たる戦果を挙げたが、ゼロ戦11機と彩雲1機は未帰還になった。
先人たちは本当に勇気があったと思う。黙とう…。
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