個人的な取り込み事からやっと解放されたが、引き続いて講演などで忙しかった。
中でもチャンネル桜で、渡部昇一先生と「渡部昇一の『大道無門』」番組で 対談したのが非常に有意義だった。先生は歴史の大家、初めから勝負はついているから、無責任な?放言もカバーしていただき、ストレス解消?になった。来月下旬に放映される予定。
≪チャンネル桜の渡部昇一の『大道無門』≫
28日の兵法研究会主催の国防講座は、「超科学現象」を基に、英霊に感謝しようという内容だったが、時期が時期だけに?多くの皆さんが集まってくださり恐縮した。自衛隊時代の実体験話と英霊の結びつきについて、どのように感じてくださったかわからない。
しかし、英霊とご遺族方の無念の気持ちはご理解いただけたと思っている。
ところで今朝は面白い情報が入った。
実は宮崎正弘氏の「世界早読み…」で、大陸内の政変は近い!と感じたので、これを書こうとしていたのだが、前回のブログに多くの読者からの素晴らしいコメントが来ていたのでまずそれに対応していた時に情報が届いたのである。
宮崎氏によると、
「湖北省武漢に毛沢東は38回も訪問し、ここで66人の内外要人と会見した。
そうだ、オレは毛沢東のように偉いんだ。習近平は自らそう信じ込むことによって中国の夢を実現する指導者として振る舞いたい。だから7月21日から23日まで武漢に滞在して、つぎからつぎへ思いつきを発表した…」
とあり、とうとう彼も文化大革命時代の記憶にすがり始めたか、と考えたのだが、実はそれを証明する情報であった。
まず、以前にトウ小平の息子が亡命したことを書いたが、つい三日前の28日午前4時ころ、娘一家はシンセン空港から豪州に“亡命”したらしい。
これで大陸からは、改革開放に“貢献”したトウ一族は消滅したという。
≪�トウ小平インターネットから≫
更に興味あるのは、温家宝一家も、26日午後9時ころ、北京空港から豪州に“亡命”したらしい。
温家宝夫人は宝石学の学位を持つ宝石狂で、資産は莫大だから余生を環境がいい豪州で過ごすのだろう。
≪温首相の隠し財産について米紙が報道(GettyImages)=大紀元日本から≫
「金持ちはいいな〜」とは中国ウォッチャーの独り言、わが?沈みゆく民主丸から逃亡したネズミたちのように、世界第2の金満帝国?からも“ネズミたち”がどんどん国外逃亡を図っているようだ。
国や国民の違いを問わず、いざとなれば乗り組員たちが船を見捨てるのは「沈みゆく組織」の共通項らしい…
守るべき“人民たち”を捨て置いて!
そこで北京政府は大きな賭けに出た。金を4000トン購入して、合計5000トンになったと公表する気らしい。つまり、中国共産党政府は、8000トンの金塊を保有している米国に次ぐ世界第二の裕福な国で、経済崩壊などあり得ない!大丈夫だ!と世界に強調する気らしい。
文革時代に勉強ができなかった方々のやることは、≪おれおれ詐欺師≫同様、どこか愛嬌?があって憎めない。
見せ金を積み上げるのは「詐欺師の常とう手段」!
これに騙される日本企業は、まずないだろうとは思うのだが…心配だな〜〜
ところが早速取り込まれたのが台湾(国民党)の有識者?たちで、60人ほどが尖閣問題で「光復会」なるものを立ち上げて、大陸に呼応した反日行動をとろうとしているという。ごますり体質は、お隣の国にそっくりだが、どうやら双方とも「大陸の恐怖のDNA」は消えないものらしい。
その一方で28日に北京では、これから尖閣や沖縄に侵略しようとするシナにとって大事な戦力である“旧軍人ら”2000人以上が、各省から集まって総政治部前で政府に対して「職をよこせ」「退職金をよこせ」「息子に嫁をくれ」などと大規模なデモをしているという。
総政治部が彼らに職を与えると称して「尖閣行きの船」に載せると厄介だが、多分退役軍人らはそれを望まないだろう。
そのうえ、薄キライの裁判が急浮上したこともあり、彼とは幼馴染の習近平の指導力が問われそうだ。
≪薄煕来の妻谷開来が執行猶予付き死刑判決を受けた安徽省合肥市の中級人民法院 (Lintao Zhang/Getty Images) =大紀元日本から≫
こんな大陸の混乱ぶりをなんとなく岡目八目的に観測すれば、毛沢東時代の≪文化大革命≫に似てきたとも考えられないことはない。
そんなさなか、外務次官が訪中したようだが、判断を間違えないようにしてほしいものだ。
3年3カ月に及んだ、我が国のゲバ学生崩れによる≪政治ゴッコ≫は消滅したので政治的国難は一応回避できたが、自然災害などの国難はまだまだ収まってはいない。安倍新政権の実力発揮は来月からになろうが、国家運営の基本方針を間違えないでほしい。
今日は例の雫石事件から42年目に当たる。162名の犠牲者に哀悼の意を表するが、同時に“冤罪”で失意のうちに世を去った、二人の仲間たちに敬虔な祈りをささげたい。
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