久しぶりに、西武ドームで開かれている「国際バラ展」に行ってみた。月曜日だったが、駐車場も場内も大混雑。バラ人気が高いのには驚く。
今年はお年寄りと男性の姿が目立ったが、私もその中の一人だった!
改めて我が国がいかに“平和”かと悟らされる。
≪会場全景と人気のブース≫
我が家のバラも、負けじと開き始め、甘い香りが漂い始めた!
≪家内の作品!これからが見ごろか≫
国際情勢はウクライナはじめ混沌としてきたが、トルコの炭鉱事故は気の毒だ。セウォル号沈没事件もスキャンダルが噴出し始めていて、犠牲になった高校生たちが残した画像を見ると、何とも安全管理が全くできていない国だとため息が出る。こんな国に、ありもしない(尤も韓国人業者が女性たちを連行し、半島人の官憲がそれを補助したのは事実だが)“従軍”慰安婦問題でかき回されていると思うと無性に腹が立つ。
南シナ海であくなき領土欲を示しているシナも、ついに足元に火がついて、我々仲間内では先刻承知だった「広大なゴーストタウン」が茶の間に公開された。2000年、上海の高層ビル群の中に、建築中断になったものが目立ったので、ガイドに聞くと「ビルは建ったが、社長倒れた!」と笑ったものだ。
シナでは、役人とコネがなければ一切の事業はできないから、きっと途中で役人に渡す賄賂が切れたのだろう!と平然としていた。
国際会議でも、確か2007年だったかに、高級幹部から「日本がバブルを乗り越えられたノウハウが知りたい」と聞かれたものだ。
勿論会議の場では、日本の歴史に罵詈雑言を浴びせていたのだが、夕食の場でこっそり私に聞いた。
私は高価な戦闘機を乗り潰して?来た不経済人だから、経済専門家のY君に聞くがいいといったのだが、定年前にマンションを購入しようと蓄財しても、値上がりについていけない、という。
溜まったお金はどうしているのか聞くと、株に投資する者もいるが、ほとんどのものは「石」を買っているといったから驚いたものだ。「石!?」と聞くと≪玉≫のことだと分かった。
あれから7年、不動産は見事な虚構となり、各地にゴーストタウンが散在している。世界中から資源をかき集め、巨額な浪費にうつつを抜かしている民族は、今や世界中から嫌われ者になりつつある。この民族はやがて『人類の敵!』として歴史に残るだろう。
≪天津のゴーストタウン=大紀元日本から≫
しかしこんな“ご近所”さんに影響された我が国も、将来が心配になってきた。
半島出身者が各所に食い込んでいることはつとに知られているが、私はその全体像をつかんではいない。しかし、事件があるたびに、それとなく感じるから不思議である。
「個人情報保護法」で守られているのはこの手の人物のようで、このまま放置すれば、2050年の人口問題よりも危険な状態になりそうな気がする。
ところで話は変わるが、気になったのは「小学館」という名門書店の分裂状態である。
≪原発取材後に原因不明の鼻血描写 人気漫画「美味しんぼ」に批判相次ぐ(産経)≫
小学館の漫画雑誌「週刊ビッグコミックスピリッツ」の5月12、19日合併号(4月28日発売)に掲載された人気漫画「美味しんぼ」で、東京電力福島第1原発を訪れた主人公らが原因不明の鼻血を出す場面が描かれ、「風評被害を助長する内容ではないか」などとする批判が相次いでいることが分かった。
編集部は「鼻血や疲労感が放射線の影響によるものと断定する意図はありません」などとするコメントを同誌のサイトで発表した。
掲載されたストーリーは、主人公の新聞記者らが同原発の取材後に鼻血を出したり疲労感に見舞われたりする描写の後、井戸川克隆・前福島県双葉町長が「福島では同じ症状の人が大勢いますよ」と明かすという設定。
一方で、主人公を診察した医師は「福島の放射線とこの鼻血とは関連づける医学的知見がありません」と話す場面もある。
同編集部は「鼻血や疲労感は綿密な取材に基づき、作者の表現を尊重して掲載した。取材先や作者の実体験について、医師に見解を問う展開となっている」とした上で、これまでの連載では、検査で安全と証明されている食材を無理解で買わない風評被害を批判してきたと説明している…(産経)
≪ビッグコミックの漫画=産経から≫
私がよく読む「SAPIO」もこの出版社だが、これは内容が濃い。
≪SAPIO:6月号。なかなか鋭い内容だが、取材がしっかりしているからだろう。この号にも「『ラストエンペラー』習近平の難局」という中身の濃い記事がある。≫
私は「ビッグコミック」は読んだことがないから、報道以外に判断基準はないが、編集部の説明には納得いかない。大体[編集部]が意見を言うとは驚きだ。編集長が答えるべきだろう。話題になり問題になって、本が売れればいいだけのように感じる。
きっとこの会社は、玄関を入って右側が「SAPIO編集部」、左側が「ビッグコミック編集部」なのだろう…
それよりも、そんなに放射能が気になるのなら、平成4〜9年にかけてのソ連崩壊後の各紙の記事をよく読んだ方がいい。
書斎整理で出てきたものがあるから、参考までに添付しておく。「美味しんぼ」の作者にも見せてやるがいい。
≪いずれもソ連崩壊時に、極東軍管区などで廃棄処分になった原子力潜水艦の記事で、経済低下、電力中断などで冷却水が循環せず、原子炉が異常になったものが多かった。そのころ私は、日本海の魚類が巨大化して、食料危機は免れそうだ!と学生を笑わせていたものだ。多分、日本企業が日本海で操業する漁業への影響を防ぐために崩壊したソ連海軍の潜水艦修理を支援したやったはずだ≫
北京の空気汚染などに、舛添東京都知事は支援を表明したようだが、あれと同じ“心優しい”行動が10年以上も前に行われていたのだ。
福島第1の地下水放出についても、茂木経産相が懇切に漁協に説明したそうだが、どうしても気になる漁協があれば、当時の記事を熟読すればいいと思う。
終戦直後に、長崎市の被爆地を両親と回ったことがある。もちろんガイガーカウンターなんぞ持ってはいなかった。
≪原爆投下2週間後の長崎市=インターネットから≫
爆心地から、焼けただれた石やガラス片をポケットに入れて帰り、理科の先生に「提供」したら、先生は皆を集めて「これがピカドンで焼けた石だ」と説明してくれたものだ。その後それらがどうなったかは知らないが、少なくとも私は74年間生きてきたし子供も作った。髪の毛が少なくなったのは「ヘルメットと剣道の面」のせいだと信じている。
被爆直後の広島に救援に駆けつけ、その後ただちに長崎に行かされた陸士58期の先輩は、90歳だが矍鑠としておられる。耳が遠いのは「砲科」だったので大砲の音が原因だ、と笑っておられた。
昨日はケネディ大使が福島原発を視察したようだが、懸命に活動している関係者の姿に感動したはずだ。
≪福島第1原発1、2号機中央制御室を視察するキャロライン・ケネディ駐日米大使(手前)。震災直後、作業員が暗闇の中で状況を伝えようとメモを書き込んだ箇所をジッと見つめる=14日午後3時26分、福島県大熊町(大橋純人撮影)=産経から≫
汚染水の垂れ流しだとか、メディアの一部はいまだに難癖をつけているが、水俣病(水銀汚染)やダイオキシン、カドミウムが問題になっていた時、東京湾に汚物を垂れ流していた会社があったはずだ。
いつまで無責任な記事を垂れ流す気か!といいたくなる。
無責任な編集者は首にすべきだし、そんな出版物は無視するに限る。これからは、インターネットの社会、宇宙から3時間半で帰国できる時代だ。
問題は、真贋を見極める目を育成することだろう。
≪帰ってきた若田さん。「地球に帰還します。暗黒の宇宙に浮かぶこの青く美しい惑星が故郷であることを有難く感じます。半年間の滞在中応援有難うございました」と自分のツイッターに書き込んだ=産経から≫
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会場 靖国会館 2階 偕行の間
会費 1,000円(会員500円、高校生以下無料)
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