ISに対する米ロの協力ができて、まずテロ集団壊滅を優先させた・・・と世界の大国の協力姿勢を喜んだのもつかの間、トルコが“領空侵犯した”ロシア機を撃墜したと公表した。
さっそくプーチン大統領は、トルコに対する何らかの措置をとると公言し両国間に険悪ムードが漂い始めた。
これにはテロで被害を蒙ったフランスと、一時的にロシアと手を組めると考えたオバマ大統領はあわてているようだ。
≪国際情勢は奇々怪々…シリアをめぐる構図=産経から≫
其の昔、「国際情勢は奇々怪々…」と言って総辞職した我が国の首相がいたが、互いに“国益?”最優先の列強の行動が信用できないのは歴史が証明していることだ。
死んだ子の年を数えるようなものだが、この問題が大きくなる前に「初期消火」しておくべきだったのに、軍事力使用をためらったばかりに大火事になってしまった。つまり、消防車数台で済んだ火事が、今や列強から数百台も持ってこないと消化できなくなったのである。
確かに米国は「世界の警察官」をやめはしたが、「世界のリーダー」までもやる気がなくなったらしい。
これは暴力主義者たちにとっては願ってもないチャンスになった。
さらに、戦力の小出しは軍事指揮官にとってはもっとも戒められているものだが、今や世界には賢明な指揮官は存在しないらしい。爆弾だけで地上兵力を壊滅できた戦例はいまだかってない。
それとも原爆でも落とすつもりか?
こんな中で、速戦即決を心掛けているのはプーチン大統領だけのように見える…。
少し情緒的になるが、撃墜されて落下していくSU−24とパラシュート降下する乗員を見て、現役時代に戻った気がした。
百里基地のF−4飛行隊長時代、鹿島灘沖で海上自衛隊と共同訓練した時のことである。
新鋭艦『しらね』を“撃沈”して意気揚々と引き揚げ、戦果確認のためフィルムを見ていた時のこと、さすがにわが海軍!、5インチ砲が全門確実に私の方を向いていた。そこで後席に乗っていた若い部下に「爆弾と砲弾ではどっちが先に相手に届くかな〜」と聞くと部下は「そりゃ〜隊長、砲弾の方ですよ。しかも相手は固定されていてレーダー照準ですから命中確実です」と答えた。
「では俺の方が先に火を噴くのか!その時は貴様は直ちにベイルアウトして、基地に生きて戻り、再び出撃して来い。俺は貴様が脱出したのを確認したらそのまま突っ込むから」と言った。
すると部下は「隊長、私もベイルアウトしません。隊長と一緒に突っ込みます」と言ったから、「かわいいことを言うな〜」とその場は盛り上がった。
私が「どうしてだ?」と聞くと、彼は「隊長、今は訓練ですから、脱出しても直ちに海自がピックアップしてくれますが、本番の時の相手はソ連ですよ。彼らにつかまったら拷問されて殺され、良くてもシベリア送りです。ならば隊長と一緒の方がましです」といったのである。
「そろそろ勤務評定が近いからな〜?」などと先輩が彼をからかうと「バレタか〜」と頭を書いたので、その場は爆笑で終わったが…。
今回脱出したパイロットは、落下中に下から銃撃されて絶命したという。
二人のうち一人は基地に戻ったという情報もあるが、なんとなく信じがたい。
≪着地寸前の乗員の一人。生死は不明だ=インターネットから≫
≪救助されたもう一人の乗員が、記者団に説明しているところだというが…?=インターネットから≫
いずれにせよパイロットの任務は厳しいものであることに変わりはないが、これが戦争の実態というものだ。我が国の女性戦闘機のり推進派と進歩的文化人らの意見が聞きたいものだ…
今後の中東はますます混乱していくと思われるが、最悪の場合に備えるべきである。それは、米ロ仏などが、双方に最新鋭武器を提供しているが、それがどこに流れているかわからないということだ。敵方にももちろん流れている。鹵獲品として…
こうして行き着くところ、核兵器がISの手に渡ることを考えておかねばなるまい。
ISは国家として外交・防衛などという窓口を持たない組織である。シナ事変当時の大陸のように、交渉相手が不明なのだから、交渉による解決は期待できない。近衛首相は「今後国民党政権を対手とせず」といって戦場は拡大した…。
ベストセラーを狙って「核戦争は中東から始まる!」と誰かが書きそうだが、核の管理が大国にとっては一番重要なことだろう。大丈夫かな〜〜
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今月号は充実しすぎ?ていて、読み応えがあるが、とりわけ「毛沢東は日本軍と共謀していた(遠藤誉氏)」はスクープだといえる。
歴史に学ばないシナは別にして、それを曲解して流している日本人が多い中、これは重要な記録だと思う。ぜひご一読あれ。
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この本は一種別世界の本だが、今回は「脳科学とスピリチュアリティ」「『聖なるもの』と音楽」の特集である。
また、精神世界系翻訳者の山川紘矢・亜希子夫妻と大和田菜穂の対談が出ている。
そして私が松島基地勤務時代に知り合い、以後いろいろと教えられている友人である神職が、ついに実名と写真入りで登場した。
世の乱れはついに彼を田舎に放っておけなくなったのだろう、と考えた。
彼は地震も津波も、オウムのテロもエボラの発生も随分早くから私に警告した人物である。
ところが今や、情報によれば米英の科学者が、シナ大陸の鳥と豚など家畜に特殊なウイルスがあることを発見し、対処法がないと警告を発しているらしい。対処法(薬)がないというのは、シナでは鳥や豚に抗菌剤などを使いすぎたためだという。まさに怪物出現だが、海外に移住しているシナ人6000万人以上にも菌が転移しているらしいというから恐ろしい。
そんなことで食肉が不足するので、シナの会社と韓国の生命科学研究者たちが共同して天津に世界一のクローン工場を設立しようとしているという。○○につける薬はないというが、こんな暴挙や核戦争に備えておく必要は高まりつつあるのは事実だろう。
神職は以前からこのような人間の暴走と自然破壊行為を危惧していたが、予言されていたエボラはようやく沈静化したものの、次は人工的クローン障害で、人類は危機に陥るのかもしれない。
そういえば、庭があれば小さくても菜園などを作ること、肉類は極力控えるようにと言われたことを思い出した。
こんな世の乱れと今回の彼の雑誌登場には何か関連があるのかも…
そういえば松島時代に「核戦争は中欧から始まるべ」と何気なく言われたことも思い出した…。
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