月末から3日間、例年年末に行動していた恒例の墓参りと神社参拝に出かけた。“末期”高齢者だし、このところ高齢者の事故が多発しているので、今年はひと月早めに雪にならないうちに行動したのだが、気温は低かったものの好天に恵まれて目的を達して帰京できた。
直前に圏央道と東北道が結ばれたので非常に便利になったが、やはりトラック“部隊”の行列が目立った。これからは重要な物流路線になるのだろう。
ところで朝食に立ち寄ったSAの売店に、自衛隊グッズがあったのには驚いた! ずいぶん自衛隊も”人気”が出たものだと感心した。
≪サービスエリアで展示即売されている自衛隊グッズ。知的財産権はどうなっているのだろう?と少し気になったが…≫
新聞、テレビから遠ざかり、温泉三昧の3日間はストレスもなくすがすがしく、リフレッシュできた。
しかし、こんがらがっている国際情勢は別にしても、国内では何ともまあ、奇妙な事が連続して起きている。オウム事件に関係した女性が2審で無罪になるなど、裁判官の判断にいささか驚くようなこともあったが、愛児をうるさいからと、ごみ箱に捨ててゲームに熱中している母親の姿を想像すると、身の毛もよだつ。野良猫の母は、4匹の子猫を育て終えて、静かにわが家の庭から去って行ったが、“彼女”の方が立派な母親というべきだ。最近の人間は、人間の姿をした獣に見えてくる。最近の日本人の中には道徳心欠如極まれりという者が散見され残念に思う。
神社の神職も、人間性を失った人類の将来を非常に憂えていたが、とりわけ国ではない武装集団が小さな国と結びついて、大量破壊兵器を使用する危険性を気遣っていた。特に核兵器を持つ国は厳重に管理してほしいと思う。言うまでもないだろうが…
石巻地方の仮設住宅も、未だに入居者が住んでいて、お年寄りにはきつかろうと思ったが、そこそこ奥地には集合住宅街が建設されているようで道路の整備も急ピッチだった。
しかしあれから4年以上も経つ。
ところで前回書いたクローン家畜に関する情報がウォッチャーから届いていたから、書いておこう。
「中韓両国で共同して天津市で世界最大の動物クローン工場を建設する=現代シナ人はこれから多くのクローン豚肉を食べるのだ。」
中共のメディアは、中国は世界最大の動物クローン工場を建設中で、クローン家畜は、狗(犬)、馬、牛など多種であると11月25日に報じた。
しかしこれは各方面に論議を呼んでいる。新華社の報道では3100万ドル出した新施設は、クローン実験室と遺伝子のデータ-を収集するものだと報じている。この大型クローン工場はシナの「博雅生物技術公司」と韓国の「秀岩生命科学研究院」と合同で建設された。ほかに「中国の研究機構」が参加しているといわれている。
工場は天津濱海新区にあり、2016年に稼働する。年間10万個(匹)の牛クローンを生産する予定で、その後毎年100万匹の牛クローンを生産する予定だという。
シナの博雅集団社長・徐暁椿は「中国農産品である牛の需要を満たすために養殖を毎年100万匹のクローン牛を生産する」と語った。
しかしネット上には「クローン肉はまず中共の指導者たちが食べること」「習近平主席は農村陜西省に下放された時に生豚肉を食べたから、クローン牛肉を食べるのは平気だろう」「俺はこのクローン牛肉は心配だから食べない」などという書き込みが殺到した。
中には「なぜこのクローン工場を天津濱海新区に建設したのか。ここは今年8月の大爆発で数百人が死亡した地区だ。なぜ中共のメディアはそれを全然報じないのか?」「このクローン牛、馬などの肉は韓国国内に売るか、そして中国国内、世界に向けて売るのか?」と疑問を書き込んでいる。
その背景には、中国の食品、とりわけ肉類が不足(危険肉で)しているのを補おうとしているようだが、人民の多くはほとんどその安全性を信用していない。
中共の生物学的技術レベルは、西方世界と極端な違いがあり、遅れている。それは「科学と自然」関連雑誌は、中国科学者の人類胚胎遺伝子研究報告の発表を拒否したことでも裏付けられている。欧州では9月にクローン肉の食用を禁止している。
また危険な食品が、わが国にも輸入される危険性が増えたわけで、厚生省には厳重にフォローしてほしいところだ。TPPと連動しない食品だろうが、スーパーに豪州、米国、国産と並んで、中国産クローンステーキが並ぶのだけは勘弁してほしい。
2000年9月、上海市内をガイドしてくれた青年に、市内に野良犬や猫、カラスなどを全く見かけないので尋ねると、「中国では足(脚)のある物はみんな食べる。『机以外は』と言います」と笑いながら教えてくれた。
そこで私が「空を飛ぶもの皆食べる。飛行機以外は」を付け足したらというと、海の山本先輩も「海泳ぐものは皆食べる、潜水艦以外は」を付け足すように言ったことがある。
ガイド君は喜んで「これから使わせてもらいます」と言ったものだが、今年からは「机、飛行機、潜水艦は食べないが、クローンは食べる」ということになるのだろうか…
ところで「この国はどこでしょう?≪百鬼夜行≫」という記事もある。
≪11月23日安徽省合肥市で行われた万人以上のなべ料理大会風景。そこに衣類は3点(ブラジャー・パンティ・靴)だけという“性感女性”数十人が登場して鍋を前に食べて飲むという“楽しい画面”を人民に提供した。
ネット上には「おそらくクローン豚肉はエネルギーが高いのだろう、服はいらないようだから」「焼いたら大丈夫?この国はめちゃくちゃだ!」などと大騒ぎ。韓国と一緒になって慰安婦問題で騒いでいるが、本家本元はさすがに進んでいるというべきだろう…≫
≪これは小学生女子児童が毛沢東の画像の前で踊らされているところ。ネット上には「寒くはないのか?」「中共の洗脳は小さな子供たちから始まる」「中共指導者の子供たちは皆米国、英国、日本、豪州など先進国の文化に“洗脳”されたために外国へ行かせられているのに…」「中共社会にいる“知識人たち”には人格がない。中共統治下の国には国柄がない」「こんな“百鬼夜行”の中共社会は、何が本物の国か…」などと書き込みが殺到しているらしい。
次は、江蘇省の法官(裁判官)が愛人のために7通の離婚保証書を書き公印を押したというお話。
≪この中共の“レベルの高い”法官・黄涛は、5年間で愛人の劉英に対して多くの離婚承諾書を書いた。与えた7通の保証書の内容は「あなたのいうことは最高指示だった!あなたを愛します。永遠に愛します。2015年後に離婚の手続きをします。あなたを騙さないよ!」などとページの上に、保証人、黄涛、公印そして「豊県人民法院順河法庭」の公印が押してある。
この黄涛は、昨年江蘇省優秀法庭底長になったばかりで、彼は全市に「最優秀法官だ」と称された≫
記事には「愛人のために公印を保証書に押したこんな“高レベルの”法官は世界中にただ中共国だけだろう」とある。
こんな道徳心が失われた「世界の大国」が、お隣にあるということは、十分意識してかからねばならないことだろう。爆買いツアーでその一部は推察できるが…
最近、わが国の裁判でも首をかしげるような例が目立つようになったが、まだここまでは落ちていないと信じたい。
これからは「核兵器」ではなく「道徳心」が世界を救うことになると思うのだが、人類は70億、まだまだ時間はかかるようだ。
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