軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

「諸悪の根源は‟中共政府”にあり」

AFPがまとめた集計によると、「武漢ウイルスによる死者は30万人を突破し、欧州と米国の死者が大半を占めている」という。

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AFP チリの首都サンティアゴで、新型コロナウイルスによる死者の増加に備えて墓穴が掘られる集団墓地(2020年5月14日撮影)。

 

他方「宮崎正弘の国際情勢解題(15日付)」によると「日本国内の感染者数は、16004人、死者は713名(5月14日現在)だが60%近くが外国人だということが分かった」という。以前から日本政府は「国籍別の発表はしていない」から不思議に思っていたが、クルーズ船の罹患者数も日本人乗客は少ない筈なのに何を隠したいのか国籍は後になってポロリと出たが、それまでは公表されなかった。札幌雪祭りに押しかけた観光客の58%が‟武漢直輸入?の外国人!”だったがその国籍もほとんど公表なされなかった。今でも厚労省統計では国籍の区別は不明である。宮崎氏は言う。「日本の国民の積み立てや国家予算、地方自治体の負担などで成り立つ病院に、一銭も支払わない外国人が治療を受けているとは、何かが転倒している。

「コロナ感染拡大が始まった当初から、『PCRが受けられない』『なぜもっとできないのか』という不満が相次ぎ、専門家の先生たちも『保健師の補充、人員を増やすことを早急にやってほしい』と国に訴えてきました。しかしながら、厚労省地方自治体に『通達』を出すばかりで、具体的に動くことはありませんでした」と訴える意見もある。
厚労省とは「外国人のプライバシーは守るが、地方自治体には「通達」を流すだけ」の不思議な役所である。

さて、ついにトランプ大統領の堪忍袋の緒が切れかかっているようだ。
【AFP=時事】によると、「ドナルド・トランプ米大統領は14日、新型コロナウイルスパンデミックへの中国の対応を批判する姿勢を一段と強め、中国の習近平国家主席との対話はもはや望んでいないとし、中国との国交断絶の可能性にも言及した。
米中は、新型ウイルスの起源をめぐり非難の応酬を繰り広げており、両国間の緊張が高まっている。中国・武漢(Wuhan)で昨年12月に発生した新型ウイルス感染症について、トランプ氏は「中国から来た疫病」と称している。
 トランプ氏は、ビジネスニュース専門局FOXビジネス(Fox Business)に対し「私は(習氏と)非常に良い関係にあるが、今は話したいとは思わない」と言明。「中国には非常に失望している。今はそう断言できる。米国がどのような報復措置を取る可能性があるのかと問われると、トランプ氏は具体的な方法には言及しなかったものの、語調を強め「できることは多い。いろいろなことができる。すべての関係を断ち切ることもできる」と表明。「そうしたらどうなるか?」と問い掛け、「すべての関係を断ち切ると、5000億ドル(約54兆円)を節約することになる」と述べたという。

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AFP ドナルド・トランプ米大統領(左)と中国の習近平国家主席(2020年5月14日作成)

 

中でも私の気になったのは、AFPの記事よりも前大統領補佐官の発言である。5月14日、大紀元日本は彼に独占インタビューして『パンデミックに多くの中国人も怒っている』と題して放映している。

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米トランプ政権で首席戦略官を務めたスティーブ・バノン氏。写真撮影は2019年6月23日(王松林/大紀元

 

特に現在、中国国営メディアはマイク・ポンペオ国務長官やトランプ政権の元首席戦略官スティーブ・バノン氏に照準を合わせてバッシングを浴びせているが、バノン氏に対しては、彼が亡命した武漢研究所の科学者と接触したという噂が関係しているらしいという。
興味ある発言は

「今回のコロナ禍は中共政府の無能と腐敗が起こした!」
「米国政府は9・11事件でサウジを提訴し、資産を没収した前例がある。中共も同様に提訴する」

中共政府はギャングである!。世界の法廷に引きずり出す」

武漢ニュルンベルグ裁判を開く」

「今回の災害は無神論者の中共が引き起こした」

「米中貿易関係は影響ない。中共経済=中共政府ではない。

「中国国民は良識ある国民である。自由社会に出れば、繁栄する!」

中共政府は国民を動物扱いしている。我々が倒すべき目標は中共政府である。

 

 講演会で、石平氏から「先生!中国悪いは間違い!悪いのは中国政府よ!」とたしなめられた事を思い出す。米国高官の中にも、中共政権」と人民の区別がやっとできてきたらしい、と思った。
 毛沢東時代から、共産政権は「人民の幸福なんぞ全く考えていなかったから、文化大革命では1000~2000万人が死亡している。習近平主席はこの混乱期に13~23歳という人生の最も大事な時期を無為に?過ごした男だ。その10年ほど前の大躍進運動では5000万人が餓死している。だからこの時期に政治的な原因で死んだ人民は6000~7000万人にも達している

その張本人たる毛沢東は原爆を開発しようとした時、米国に原爆を落とされて人民の半分が殺されてしまう」という反対意見に対して「支那人は繁殖力が強いから、生き残った半分がまた増える」と言った事は有名である。

だから私は、今回の武漢コロナ発生時も武漢市民を閉じ込めて殲滅するのじゃないか?と思ったほどだ。

問題は、中共政府の宣伝しか伝わっていない中国人民の覚醒にある。

NHKニュースでさえも遮断されて見られないというのだから、人民は「中共政府が一番!」だと信じているに違いない。
中共政府要人の発言を”忖度”している日本政府要人と、企業関係者にも同じことが言えそうだが…

とまれ、コロナ後の世界に生じる波乱に日本政府はどう備えているのか気にかかる。公務員の定年延長問題を検事総長人事に結び付け、”モリカケ論争””花見の会”同様、国会でバカ騒ぎを起こそうとしている連中の無能さぶりにはあきれるほかはない。
今回、我が国には、有事に役立たない議員と組織が多いということが明らかになったが、それは「憲法」に不備があるからだ。

その改正を急ぐべきなのに、全く学んでいない、特に”夜盗””の彼らは「不要不急」人種と呼ぶべきではないか!