プーチンが判断を誤って、ウクライナに侵攻してはや4か月たった。旧ソ連圏内のイザコザのはずだと世界は見ていた節があるが、今や下手すると第3次世界大戦を招くという危惧から、列国首脳も及び腰、まるで実利を狙った「実戦兵器の試験場」化していて、ちゃっかり儲けているのは各国の兵器産業だ、という図式になった。
コロナでも製薬メーカーはひと稼ぎしたのだから、兵器産業が踏み出さないわけはない!
私にはG7という会議は、まるで“武器商人”の集まりのように見えた。一人、東洋の国だけが「高角砲」ならぬ「口角泡」を飛ばしていたが・・・
ニュース解説を聞いていると、新興5か国会議の場でもプーチンと習近平が「欧米の経済制裁が世界経済の発展を妨害している」とヌケシャーシャーと発言したと伝えているが、そもそもこの“悲劇”を招いたのはプーチン氏本人ではなかったか。「世界発展を妨害している」のは誰かが分かれば、ことを解決するのは簡単だろう。速やかに「自分がウクライナへの侵攻」を止めればいいのだ。
もとよりP氏は臆病者だからそれは言い出せまい。だから誰も言い出せない。そこで悲劇は延々と?“犯人”の首が挿げ替えられるまで続くことになる。哀れなのは市民だ!
ところがなぜ世界をわがものにする“絶好の”チャンスがあるにもかかわらず中国もそれを言い出さないのか?。それは多分「このままロシアが戦争を続ければ、最後にはロシアが負ける」と踏んで漁夫の利を狙っているからだろう。世界制覇はそのあとでもいい。得意とする「熟しガキ作戦」をとっているとみるのが妥当だろうが、はてさて、物事はそううまく進展するだろうか?
かっての東洋の大国は今やその片鱗さえもない。もちろんメディアにはその才覚もない。右を見て、左を見て、安全を確保したら手を挙げて横断歩道を渡る訓練しか受けてはいないからである。
さてそうなると今度の参院選ではまたまた旧態依然とした、シーラカンスを選ぶ投票に終わるだろうから、有権者は満足できまい。少なくとも(体験的には)現代日本男性よりも女性の方が勇気がある。まあ、人間を生み育てる機能が備わっているのは女性だし、男性は「種付けとんぼ」程度の存在だから、この際一度、女性に天下を取ってもらうのもいいのじゃないか?という意見も出てくるだろう。
もちろん、変なイデオロギストがたむろする野党じゃだめだ。あるブログにある男性が「意気地のないオトコ議員はみんな支那、ロシア、朝鮮の手下、売国奴になって久しい。それを報道、糾弾しない報道も悪い」と嘆いていたが、その通りの醜悪な環境が浮き彫りになってきている。今の男性で「ほれぼれする」のは、大谷選手ぐらいのものだ。
ところで、話はがらりと変わるが、コメント欄に「後輩の織田元空将がUFOの話をしている、先生の名前も出てきます」と親切な投稿があった。
織田君は優秀な後輩で、本当の意見を述べる男だから期待していたのだが、それを嫌った役人たちから、ある事件を機に首になった男だ。
ある時会合であった彼から「先輩はUFOの本を出されましたが、僕も実際に見ているのです」と話があった。
彼の場合にはスクランブルに出動した時だったから、実際に写真を撮っている。ところが上級司令部に報告された記録からは、なぜか見つからないという。しかし、彼はその写真を一枚“記念に”持っていたといったのだが、夫人が「気持ちが悪い!」と言って処分したと今回言った。前回TVで紹介されたときには、「うまくごまかしたな~」とからかったが、今回のUチューブでははっきりとその経緯を語っている。
私は彼から聞いた時、たまたま講談社から、前作が「講談社+α新書」に収録されることになったというので、同新書に「スクランブル中に撮影したUFO」という一項を追加した。(P46~51)
今やUFOは「米国防総省」に公認されたものだから、日本でも当たり前のように認める関係者が多い。ある雑誌社などは「がらりと編集方針が変わった」という。
事程左様に、日本人は「笊の上の小豆」、笊が左に傾けば皆左を唱え、右に傾けば「皆が右を唱える」。今回の選挙もこんなものだろう。
しかし今回の選挙は、既成政党は飽きられているし、左翼勢力分裂していて、全く骨のあるグループが残っていない。この際、既成の泡沫政党は一気に払しょくし、総入れ替えするぐらいの決意でないと、ウクライナ危機から生じた混乱に、立ち向かえまい。
UFOは興味津々と地球人の混乱を眺めていて「地球人は失敗作だ!」と見たら総入れ替えされる時が来るのかもしれない。
花田氏の「週刊誌ウォッチング」のように、現代日本の若者たちの色情因縁のすさまじさ」は花田氏ならずとも「もはや理解不能の世界」だから、いづれ“鉄槌”が下ると思う。
届いた書籍のご紹介
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「國の防人:展転社刊;¥1000+税」
哲学者の田中卓郎氏から贈られたもの。氏には「安保法制と自衛隊(青林堂)」を上梓した時、いろいろとご指導を受けた経緯がある。今回、田中氏は「ウクライナ事変の事例」を考察しておられる。
他にも色々と刺激的な論文が散見される。ご一読あれ!