CNNによると、【ウクライナ南部ヘルソン州ノバカホウカのダムが決壊による洪水でロシア軍の兵士らが流され、ドニプロ川東岸から退避する様子をウクライナ軍が目撃した。同軍の将校が明らかにした。多くのロシア兵が混乱の中で死亡、負傷した】という。
ウクライナ軍のアンドレイ・ピドリスニイ大尉は、【ロシア軍が意図的にダムを攻撃したとの認識を表明。ウクライナ軍による今後の攻勢を混乱させるためだったとの考えを示した】同氏によれば、【ドニプロ川周辺の地勢から、東岸に位置していたロシア軍はダムの決壊で深刻な影響を被った。同氏の部隊は当時の状況をドローン(無人機)や現場の兵士らを通じて確認することができた。(中略)敵の陣地とは塹壕だけでなく普通の民家もあって、彼らはそこで寝泊まりしている。危険な場所にいるロシア軍の部隊に対して警告はなかった可能性があると同氏は指摘。それによって意外性を維持しようとしたのかもしれないとした。
現在ウクライナ軍の目的は、ロシア全体を混乱させ、クーデターなどの反体制活動にロシア人達を立ち上げらせることであり、ウ軍は、後方基地の破壊と、突破する地点を見つけて、そこに一点集中攻撃する作戦を実施中である。このため、ロ軍占領地の後方基地をストームシャドーで攻撃し、ロシア領内には、UJ-22ドローンを用いて攻撃、ベルゴロド州などの国境地域には、自由ロシア軍団やロシア義勇軍団などの親ウ派軍団を侵攻させている。】
モスクワ方面でも、【5月24日に前回のドローン攻撃を「ウクライナの特殊軍事部隊か情報部隊が計画した可能性が高い】との複数の米当局者の意見を報道している。
いずれにせよ、これらの攻撃は、ロシア国内には、【汚職と腐敗したプーチン政権に絶望している人は多いはずで、今までは軍隊だけのヒトゴトであったが、自分ゴトになるのだから、危険が自分の身にも押し寄せるということで不安な状態にした効果は大きい】であろう。
何よりも、この堤防破壊によって、一番困るのはクリミヤ半島に住む‟ロシア人たち”で、水源破壊は死活的になるだろう。
P氏の自作自演だと言われているが、いくら弱り目だとはいえ、このような暴挙を実行させるとは思えない?から、一部の謀反か、或は自由ロシア軍団関係者か、または戦闘で傷ついていた堤防が、予期に反して「決壊」したのかもしれないが、その被害は甚大だろう。
これでP氏は、身内からの反乱と攻撃、それに対して十分対抗できない「正規軍」の実行力のなさという、四面楚歌に陥り、一年以上たってようやく己の“無知”に目が覚めつつあるのかもしれない。
しかし亡命しようにも行くところはないだろうし、“親友?”であったはずのロシアの民間軍事会社ワグネルの代表プリゴジン氏からも三下り半を突き付けられているようだから、あとはシナの“友人”だけが頼りだろう。
それにしてもこんな“裸の王様”に、気ままに地球上の自然破壊やインフラを破壊させていてよいものだろうか?
地球人類の“劣化現象”をまざまざと見せられているようだ。「国際連合」は何をしている?
届いた書籍のご紹介
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「祈りが護る国・日ノ本の防人がアラヒトガミを助く:保江邦夫著:明窓出版」
ノートルダム清心女子大学名誉教授・理論物理学者の保江先生の新刊。
保江先生は、冒頭の「前書きに替えて」に、
「いまこのとき、わが国が如何なる危険な状況に追い込まれつつあるか、誰一人として気付こうとしていないかのように見えるのは考えすぎなのでしょうか。
テレビニュースや新聞紙面にすら、ウクライナ問題に始まり、北朝鮮による核ミサイル開発や中国共産党による周辺領土拡張の動きと台湾侵攻準備に至るまで、日本に迫りくる危機の数々が報道されなかった日は皆無だというのに、ほとんどの日本人はスマホを片手に、SNSで友達申請に励むだけの日常を過ごしているのですから!」
と書いておられる。
WBCで、「侍ジャパン!」が有名になったが、本物の“サムライ”はどこに消えてしまった?
おそらく「防人」という言葉さえ「スマホ」で引かなければ誰も知らないだろう。
この国は、やがて消えゆく運命にある…と感じざるを得ない。全てが空しく感じるが、やがて「アッと驚く為五郎」となる気がする。
偶々産経新聞に、「UFO論争に一石米諜報機関が‟内部”告発【地球外生命体はいる】という記事が出たが、保江先生と私は以前、京都の神社で、UFOに関して意見交換し、大いに教えられた経験がある。
ご一読をお勧めする。