軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

一年を省みて

今年もいよいよ押し詰まってきた。いつもは今の時期を「師走」と言ったものだがこれもとっくに「死語?」になったようだ。

TVで、独り「世相」を監視していると、事件、事故が何と多いことか!寝末はいつもそうだったが、今年の暮れは少し異常である。其れに「悪質な犯罪の多さが異常だ」

これで「時代は変わった…」といえるのかどうか…?

 

私のブログも機会をとらえて締めくくっておこうと思うが、例年「よいお年を!」と皆さんに声をかける風習はなんとなくできないから、「よいお年でありますように」とだけ言わせて貰っておこうと思う。何せ「自己責任で良い年を切り開いてもらわないと他人の私が、責任もって「よいお年」などと言えたものじゃない!」

今年は仲間たちも次々に「鬼籍に入っていったから、次は私の番だ!と覚悟して年末年始は亡き父母の思い出に浸ろうかと思っている」

 

先日、昔の部下が訪ねてきたので、残っていた「父の記録である「ある樺太庁電信官の記録」を差し上げたところ、読破した!とお礼の電話をくれたので驚いた。

勿論、私は出版当事者だから内容は読んでいるものの、改めて「父の足跡」を知りたい、と思ったのである。

こういうのもなんだが、昔の人は偉かった!と改めて思う。

そこで改めて「父の功績」を見直して見ると、青林堂の社長が「失われた日本の歴史です。」と出版を後押ししてくれた意味がよく分かった。これは「日露の歴史なのだ」。しかも「ウクライナの様に卑怯な手段で奪われた記録なのだ」と思い至った。一庶民の体験にしては重過ぎる。改めて両親の苦労に思い知った気がする。ウクライナ国民と同様に…

 

そして改めて思うのは、日本人の“善良さ”である。「性善説」とは、日本人のためにあるのじゃないか??

 

来年は「これらの性悪人国家」が一掃されることを期待したい。「核兵器」ではなく、尋常な手段で…

 

其れには歴史に基づいた、「日本人の誇り」が必要だろう。今「歪み」が出ているのは一時の辛抱であってほしいと思う。

 

最高検の長官?が今年の事件・護審?を振り返って、「今後このような(誤審査)が無い様に…」と決まり文句を言ったが、法を司る人間が腐ってきている?と全てが信用できなくなるが、それは最高検だけではない。メガバンクも盗人だらけ、なけなしの「財産を山賊に手渡す図」も今年の重大な問題だ。

これらは国の根幹が腐っている証拠だ!

それが決定的になるのは、警察と自衛隊(軍隊)の”疲労”だが、今の警察は多忙すぎないか?海上自衛隊にも、業者との癒着がったらいいからそろそろ‟限界”にきていると言えるだろう。「闇バイトだけが犯罪人ではない」

 

今の我が国には、「一億総白地化」の状況がほぼ完成しつつあるのだ!「オチャラカ番組を垂れ流すマスコミの弊害」を一掃しなければ、来年はどんどん「白痴化」が進行することだろう。これじゃ「良いお年を!」などと義理でも言えたものじゃない!!

 

世界平和は「古代の宇宙人に」期待するか!