軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

志賀理論に“学べ!”

急に寒くなったが、昨日はメディア界の大物OBと情報界のOBと昼食を共にしてきた。いずれも現状を憂えておられたが、だからといって政権再交代も、政界再編も急には望めないだろう。いずこも同じ「もやもや感」が漂っていて希望が持てそうにない。

今朝の産経は一面トップで「尖閣ビデオの内容」が判明し、中国船が加速して巡視船に衝突したこと、船長が飲酒していたことがわかったと報じている。
しかし政府は「一般公開見送る方針」だそうだから、自分らに都合が悪いものはひた隠しに隠し、提出するVTRもかなり“改ざん?”されたものらしいという。これが菅“民主”党政権の正体、国民の声なんぞ、初めから聞く耳持たない「民主」政権なのである。
“友好関係”にあり、尊敬する一党独裁国の手法そのままだから、今大陸で吹き荒れている「情報操作」反対デモがわが国にも伝染し議事堂を取り巻くことになりかねない。国民の意思を示すことは、日本では許されているはずだから・・・。
海保隊員が命がけで取ったVTRを全面公開しないと“後悔”するのでは?


10月も終わりに近づいたが、67年前の10月21日、明治外苑で学徒出陣式が行われ、前途ある青年達が戦場へ出陣し、多くが帰還しなかった。

「学徒出陣式:インターネットから」

今朝の産経に、その一人である立教大経済学部出身・渡辺太平さんの遺品である日章旗が67年ぶりに姪御さんの元に還ってきたとある。渡辺さんは21歳でフィリピンで戦死されたという。ご存命なら88歳、昨日お会いした方々もそれに近いお年だから、如何に優秀な青年達が戦場に散っていったか理解できる。残ったのが「滓ばかり」だとは言わないが、今の政界を見ていると非常に残念に感じる。

「帰ってきた日章旗

では、この国をどう立て直すか?

今朝の産経「正論」欄に藤岡教授が「教科書で共産革命は成る」という一文を書いている。
「1950年代初め、日本共産党が火炎瓶闘争など武装闘争にうつつを抜かしていたころ、当時の共産党幹部の一人志賀義雄は、
共産党が作った教科書で、社会主義革命を信奉する日教組の教師が、みっちり反日教育をほどこせば、30〜40年後にはその青少年達が日本の支配者となり指導者となる。教育で共産革命は達成できる」と批判したというのである。


それが現実になって、火炎瓶闘争で警察官を焼き殺した女性が法務大臣になり、ゲバ棒を振り回していた“暴徒”学生が政権をのっとった。


真正日本を「よみがえらせよう」とするならば、この志賀理論に見習って、日教組を排除することからはじめるべきだろう。教科書問題もそう、時間はかかるが、これ以外に立て直す手段はないといえるのではないか?

勿論そのお先棒担ぎの「反日マスコ」ミも排除する必要がある。しかし、この方は新聞雑誌そのものの不買運動やコマーシャル提供社の製品不買などで対処できるが、日教組退治のほうはよほどの力を結集しなければなるまい。

今からはじめても志賀理論では30〜40年後、つまり2040〜2050年になる。
たまたまか、それとも偶然か、中国が目指す日本併合地図には「2050年」とある。間にあわさねばなるまい!

「中国の資料から」

 2012年は米国初め中国、北朝鮮など、指導者交代時期にあたる。その上2012〜14年には天変地異が襲ってくるとの“予言”もある。
 何が起きても不思議ではないといえそうだが、せめて「教育正常化」だけでも進めておかねば、日本民族の滅亡公算は高くなるばかりであろう。

老兵のたわごとに過ぎないが、人生の大先輩方の「心痛」に接すると、ただ事ではないと思わされる。
藤岡教授の正論を貼り付けたから、「教育改革」について考えていただきたいと思う。


いいかげんにしろ日教組―われ「亡国教育」と、かく闘えり

いいかげんにしろ日教組―われ「亡国教育」と、かく闘えり

反日組織・日教組の行状 (家族で読めるfamily book series―たちまちわかる最新時事解説)

反日組織・日教組の行状 (家族で読めるfamily book series―たちまちわかる最新時事解説)

決定版 民主党と日教組

決定版 民主党と日教組

中山成彬はなぜ日教組と戦うのか

中山成彬はなぜ日教組と戦うのか

ヤンキー最終戦争 本当の敵は日教組だった

ヤンキー最終戦争 本当の敵は日教組だった

日本人としてこれだけは知っておきたいこと (PHP新書)

日本人としてこれだけは知っておきたいこと (PHP新書)

学校の先生が国を滅ぼす

学校の先生が国を滅ぼす

「日教組」という名の十字架

「日教組」という名の十字架