昨年春だったかその前だったか、雑誌「正論」が、望ましい閣僚名簿案を掲載したことがあった。私も請われて、次のような案を提出したのだが、いささか遅きに失した?感があるものの、ついに石原氏が中央政界に戻る決心をしたようだ。
≪閣僚名簿案
内閣総理大臣 ・・・・ 石原慎太郎
外務大臣 ・・・・ 城内 実
財務大臣 ・・・・ 園田博之
防衛大臣 ・・・・ 田母神俊雄
文科大臣 ・・・・ 山谷えり子
総務大臣 ・・・・ 下村博文
法務大臣 ・・・・ 稲田朋美
厚生労働大臣 ・・・・ 有村治子
国土交通大臣 ・・・・ 西村真悟
内閣官房長官 ・・・・ 桜井よしこ
コメント
「ぶれない総理の元、芯のある閣僚、実行力と知力に長ける“女性パワー”で敗戦意識を捨て愛国心を高揚する」 ≫
≪当時はこんな記事もあった=産経から≫
石原氏は、緊急記者会見を開き、その場で突如辞職を発表、新党を結成して衆院選出馬を表明した。
≪記者会見する石原氏=産経から≫
特ダネを逸したメディア各社は大慌てでそのフォローに大わらわだが、ウソつき3兄弟(首相)が、この国をどんどん崩壊させているのだから、ついに『やむにやまれぬ大和魂』で立ち上がったのだろう。
暴力団と癒着した「法務大臣」を指名するような、人物評価もできない首相じゃ、国際情勢を乗り切れるはずがない。
このままずるずるとこの政権が継続していけば、日本が沈没することは目に見えていたし、世界が激変しつつある2012年危機は、とても乗り切れないと思っていた。今現在、バッジをつけている方々の誰が救国に立ち上がれるか?
右顧左眄して決断力もなく、政治家という立場を、あたかも「タレント」のような人気稼業だと認識し、ワイドショー出演を喜んでいる連中じゃこの国は持たない。
消去法で行くと、意志強固で(それをメディアは国粋主義だとか右翼だと呼ぶが)彼以外にはいないじゃないか。
小学生のホームルーム程度の連中が、12000万のわが国民を指導できるはずはない(小学生に失礼か?)。見るに見かねてヤット大学生が指導に乗り出したようなもの。
東京都民の一人として、都知事よりも国の立て直しに残りの人生をかけていただきたい!と希望する。
いきなり国を動かすことは望めないだろうが、与党や泡沫政党はもちろん、野党自体も帯に短くたすきに長く、ほとんど国民に信頼されていないのだから、真に国を立て直そうという意思のある議員が既成政党にこだわることなく一致団結して、ゆるみきった政界をシャッフルし、政界に喝を入れてほしいものだ。
今朝の産経は一面トップに「国憂え続け最後の決断」と書いたが、同感である。
≪石原新党、どう動くか?=産経から≫
高齢だから期待できない、などという都民もいるが、なんのなんの、100歳過ぎても堂々と社会に貢献しておられる方々も多数いる。
80歳なんて、そういう意味では青年だろう。
逆に政界を占めている50代60代の議員各位こそ、気力も体力も、考え方自体も老化していて使い物になりそうにないじゃないか。
私だって、今でもファントムに乗り、尖閣海域でシナ海軍相手に対艦攻撃ぐらいはできると思っている!
5〜6Gかかる空中戦闘は無理かもしれないが…。
謡曲に有名な「鉢の木」がある。今の若者はこの故事について習うのかどうか知らないが、「一大事が起こった場合、鎌倉(幕府)に駆け付ける」という物語で、子供のころ、謡曲が趣味だった両親からよく教えられたものだ。
主人公は佐野源左衛門常世という老武士である。
「落ちぶれたりといえどもこの源左衛門、鎌倉殿の御家人として、もし幕府に一大事がおこれば、千切れたりとも具足を着け、錆びたりとも薙刀を持ち、痩せたりともあの馬に乗り、一番に鎌倉に馳せ参じ、一命を投げ打つ所存でござる」というセリフを“老兵の私”も忘れてはいないつもりである。
≪スキップアタック。今じゃASMアタックだが…≫
さて、韓国では、大統領の任期切れが迫った今、長男をめぐる汚職事件が発展し、交代直後『逮捕』になりそうだ。
せっかく挽回を狙って竹島侵犯をしたのに、効果はなさそう、お気の毒に…。
中国の18大会はいよいよだが、江沢民派の衰退が明白になりつつある。胡錦濤主席は、交代後も軍を掌握するだろう。軍人の人事も固まったようだから。
習近平氏の軍掌握は先に伸びるだろうが、言わゆる『強硬派』が窓際に追いやられ、穏健派?が中枢に座るようだ。
軍人といえども人間、尖閣侵攻よりも、政変を生き延びて、いかに己の昇進と今後の生活を確保するかの方が大切だろうから、本気で侵略など考えておれまい。何よりも「党の軍隊」であって、「人民解放」軍とは名ばかりなのだから。
だからといって我が国がこのまま対中改善策を「放置」すれば、次期政権安定後に再び騒ぎを起こす可能性が高いだろうから、此の辺で息の根を止めておく必要がある。
それにはまず、占領憲法から脱皮することだ。
「憲法9条信仰」で生きてきた左翼陣営の息の根も止めねばならない。
これが日本再生の最後のチャンスかも…
その意味で石原氏の再登場を歓迎したい。
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