軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

自由の砦「香港は死んだ!」

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今日の産経新聞は「香港は死んだ」と黒帯で弔意を示した
7月1日、この日は香港がシナに返還されて23年になる。そして私が任務を解かれて退役した日であり、忘れられない日でもある。あれから23年たったのだ。


退官直前に、エリザベス女王のお召し船である「ブリタニア号」が日本各地の巡航を終えて那覇港に最後の寄港をした。

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当時の沖縄県知事は無礼にも全く歓迎しようとしなかったから、南混団(主として海自)が主体となって引き受け、サッカー、日本武道の展示など各種親善行事を主催したが、軍人同士ということもあって、催しは盛大だった。勿論停泊する港の警備も担当した。

挨拶に来たモロウ艦長(准将)は大いに感謝してくれ、宝船そのままである艦内を案内してくれた。

その時『「一国二制度」などという、いかがわしい政治用語を真に受けて、英国は返還に応じたが、シナの言う約束事はまやかしで、いずれ併合され、香港市民はヴェトナム終戦時の「ボートピープル」となってアジア各地に離散するだろうに』と警告したが、艦長も軍人、政治の問題にはコメントしなかった。
もとより、植民地支配時代はとっくに終わっているから、香港の維持が難しかったのだろう。

こうしてブリタニア号は那覇港を出港して香港に向かい、フィリップ殿下始め総督などを収容した後、滅びゆく大英帝国…の姿そのままに、ユニオンジャックをたたんで英国に帰還したのであった。

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アジアから”撤退”する大英国艦隊

 

中共との”口約束”は50年であったが、舌の根も乾かぬうちに、反故にされる屈辱を今回”大英帝国”は味わったのだが、もはや力では対抗できまい。

このような「国際間の約束をいとも平然と破る国」に、今回の”ウイルス”同様、世界はあしらわれているのである。

記事の下段に河野防衛相が「習氏の国賓来日」に重大な影響と言っているが、こんなやくざな国の首席を「国賓」として扱うとは、世界中の常識からかけ離れた行為であり、同盟国の米国はじめ、良識ある国から「異端者扱い」されるだろう。いや、日本は中共と同盟国か?と疑われても仕方ない。そこまで落ちぶれたのか?
それほどまでにしてお付き合いしたい人は、公人の身分を捨てて個人的に北京に移籍すべきだろう。こんな方々を昔は「国賊」または「君側の奸」と呼んだ。何が「人権か!」

 

中共が香港を手放したくないのは、国際的には二束三文の価値しかない「元」のマネーロンダリング銀行を抱えていて、「元」を即「香港ドル」から「米ドル」に変換できるからだといわれている。

これを失えば、ただでさえ厳しい米中経済戦争に太刀打ちできなくなるからだろう。彼らにとっては「人権」なんぞよりも「金権」なのだから。


民主化に立ち上がった香港の青年たちは、やがて次々に拘束されて、拷問にあった後で消されてしまう運命にある。日本の人権主義者たちがまったく口を閉ざしているのはなんともおかしいじゃないか。一国二制度ならぬ、ご都合主義そのものじゃないか!

 

大陸の血を引く国会議員らは、身内の悲劇を見て見ぬふりをしているが、ならば日本の政治に偉そうな口出しをしてほしくない。

第二次世界大戦の開戦直前に、ナチスドイツとソ連に分割占領されたポーランドの悲劇を思い出す。軍事力の弱い国の悲劇は時代は変わってもいつまでも繰り返されるのだ。

そういう意味では、歳だけ重ねている地球人類の進歩の遅さを実感する。

「ノアの洪水」は避けられないのではないか?

「専門家会議廃止」に見た「幕僚指揮」の落とし穴

中国北京市気象局は6月25日午後、雷注意報を発令し、市内一部の地域で激しい雨や強い風に見舞われると注意喚起したが、
【午後3時以降、北京市民は、中国版ツイッターの微博に次々と写真や動画を投稿し、雨とともにひょうも降ったとした。ネットユーザーが撮った写真では、ひょうの形が中共ウイルス(新型コロナウイルス)に酷似しているため、話題となった】という。
投稿された写真の中で、ひょうはピンポン玉と同じ大きさになっており、中共ウイルスのスパイク・プロテインのように王冠状の突起があった。

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2020年6月25日、中国北京市中共ウイルスの形をしたひょうが降った(微博より/大紀元合成

 

北京市中共ウイルスの感染者が増えていることと奇妙な形の雹を結びつけて市民の間では、「新型コロナひょう」とか「天象の現れだ」「ひょうでさえ、ウイルスの姿形になった」と投稿したり、今年に入ってから、湖北省など各地で【中共ウイルスの流行とともに、強風、豪雨、ひょうなどの異常気象も相次いで発生した事について、ネットユーザーらは「怖すぎる」「2020年は中国の農民にとって、災難が続く年だ」と嘆いた】という

 

他方、山内一也東大名誉教授によると「遺伝子の変化が起きやすく、動物から人に移って生存領域を広げていく武漢ウイルス」は「最も生存戦略にたけた厄介なウイルス」だそうだが、中共がひた隠しにした「生物兵器」の実験?で生じた「人工物」だから当然厄介なものなのだ。
日本では「世界一の富岳コンピューター」が完成したこともあり、やがてワクチンが開発されるだろうが、それまでは辛抱するに越したことはない。

 

ところで、当初もたついていた厚労相を支えて、活動してきた「専門家会議」が廃止され分科会が新設されるのだという。

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大臣発言の後専門家が記者会見で訂正するなど、なんとなく不透明な組織であったが、会議では必ずしも意見が一致せず、「討論、闘論、倒論」状態で議事録もないそうだが、その活動には当初から賛否両論があったから、一段落?した現在、改めて組織を新設したのだと思われる。

私は「武漢ウイルス」は「生物兵器だ」と睨んでいたから、当然「免疫学専門家」だけではなく、「国防」「教育」「経済」「外交」などの専門名でチームを作るべきだろうと考えていたが、「国賓」や「東京五輪」で頭が混乱していたわが政府には「いきなりウイルス!」だったせいかおっとり刀で編成された会議はどうしても一極集中型になりやすい、と危惧していた。おまけに部外者の一部のメディアが危機を煽ったから国民は動揺した。
しかし、国民の民度の高さで、それをカバーしてそこそこ蔓延を防ぐことができているのは不幸中の幸いだったろう。

戦後日本人がほとんど無関心になっていることに「軍事」があるが、士農工商ならぬ商農工士の現代、無理からぬことでもあったろうとも思う。
つまり指揮の根源について無理解だったことである。

旧軍将校のバイブル的存在であった「統帥綱領」にはいい言葉が残されている。
大軍の統帥とは、方向を示して後方(補給)を準備することである。
将帥の価値は、その責任感と信念との失われたる瞬間において消滅する。
将帥は、統帥の中心たり。原動力たるものは実に将帥にして、古来、軍の勝敗はその軍隊よりも、むしろ将帥に負うところ大なり
幕僚本来の任務は、将帥の精神を諸種の圧迫より開放し、その意志の独立自由を確保し、これを助けて将帥の能力を十分に発揮し、その将徳を全うし、もって統帥の権威をはっきせしむるにあり。


「大軍」を国民、「将帥」を「首相または大臣」、「幕僚」は「専門家」と置き換えるのは各人の自由である。
なお、綱領には「将帥に諫言する勇気を持てない者は幕僚の資格はない」ともいわれており、これを「巧言令色に仁なる者少なし」というし、虎の威を借りて、幕僚が部隊を指揮することは言語道断!である


偶には政治家も名著と言われた「統帥綱領」に目を通してみるのも無駄ではなかろうと思う。北や中共の指導者には無駄のようだが。。。

 

 

このところ、なんとなく気がかりなこと……

梅雨前線の影響で、九州地方は豪雨に襲われた。
FNNプライムオンライン06/25によれば、24日夜から25日朝にかけて【活発な梅雨前線の影響で、長崎県では猛烈な雨が降り、佐世保市では「観測史上最多」の雨量となるなど、記録的な大雨となっている】という。
この梅雨前線の西方に続く大陸では想像以上の豪雨被害が出ているようだ。

●「大雨が上海を襲った。暴風雨が揚子江流域を襲う」
https://www.youtube.com/watch?v=s_fA5L2NOCE

 

最近、やたらと三峡ダム崩壊を危惧するシナ人民の投稿が続いているが、政府は躍起になって情報を遮断しているらしい。

●「三峡ダムが秘密裏に放水」
https://www.youtube.com/watch?v=7FAAydEuBEI

 

台湾の友人である林健良医師も

●【中国3大リスク】2日で6億人が被災…GDP50%が吹き飛ぶ?と警告している。
https://www.youtube.com/watch?v=BquGieyUlk8

 

今朝早く、千葉県沖では震度5弱地震があったし、このところの天変地異は「ノアの洪水」を想起させる。

ところでコロナコロナで忙しいわがメディアでは、取り上げられていないようだが、第2次感染が始まった北京で、北京政府首脳陣の消息が不明になっているという。最もコロナを恐れて、自主隔離しているのだろうというが、7人の共産幹部が、姿を消すとは尋常ではない。

今日の大紀元日本は「<中共ウイルス>「チャイナ・セブンは今どこ?」感染拡大の北京で憶測飛び交う」と特集している。

●感染拡大が続く北京 指導部メンバーはどこへ?
https://www.youtube.com/watch?v=8cDmPT9e9C

www.youtube.com

 

北朝鮮の‟若大将”もこのところとんと姿を見せず、死亡説が流れているというから、東アジア情勢は尋常ではないというべきだろう。

イージスアショアを取りやめた我が国の防衛体制は「万全」なのかどうか?

今日は久しぶりに都心に出て会合に参加したが、永田町界隈は、何となく陰気が漂っていて気になった。
何事も起きなけれがいいのだが…

 

届いた書籍のご紹介

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WILL8月号

総力・中国アラートは必見。しかし、日本人は「まさかそこまで…」と信じないだろうな~親中メディアと媚中政治家らの罪は大きい!

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Hanada8月号

これも中国特集である。「目に見えぬ侵略」は相当進んでいるのだが、お人よし日本人は信じないだろうな~

C・ハミルトンをご一読あれ!

コロナに関しては、藤原かずえ氏の「恐怖を煽ったモーニングショウの大罪」は必読。

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雑誌「丸」8月号

相変わらず貴重な写真が掲載されている。セミナーの「金正恩死亡説と金王朝崩壊のシナリオ」は時宜に適している。

金王朝と「三峡ダムの崩壊」が連続して起きるかもしれない。そうなるとアジアはもとより、世界が震撼するだろう…

 

中共情報:迫りつつある「三峡ダム決壊の危機」

中国大陸で、いま大きな話題になっているのが、三峡ダムの異変であるという。
このダムは、江沢民李鵬時代に「私腹を肥やす?」目的で建設されたものだといわれているが、建設工事が”ずさん”なことは「おから工事」という言葉があるほど有名な国柄だから、人民の多くが危機感を持っていてもおかしくはない。
自然現象を、政治力(権力)でどうにでも扱える!と考える傲慢さに、天罰が下るのかもしれない。ノアの洪水のように……

前回、友人である黄文雄氏の「中華帝国の終焉」には、四つの兆候=つまり天変地異、奇病の蔓延、飢饉、イナゴの害があり、今やコロナに続いて「バッタ」の蔓延により食糧危機が迫っていると書いたが、中国ウォッチャーによると、今最も恐れられているのは「鳴り物入りで建設された三峡ダムの決壊」だという。

三峡ダムは「人工物」だから天変地異とは言えないが、異常気象?による天変地異(局地的な豪雨)で、上流のダムが決壊するなど、大洪水が頻発しているらしい。

日本のメディアは親中派?が多いからか、中共に忖度して迫りくる災害については一言も報道せず、相変わらずコロナ、コロナと喧しい。

次の動画は、中国人同士の情報交換で投稿されているものだが、現地に居留している日本人は知っているのだろうか?

少なくとも大陸に進出している企業は、兆候はつかんでいるのだろうが、かん口令でも敷かれているのだろう。在北京大使館も情報をつかんでいるのか心細い。起きてしまってから、JALやANAに救出依頼しても間に合うまい。自衛隊機は救援活動を断られるぞ!

ここに挙げる動画は、UFOのような捏造画像だとはとても思えないから、関心のある方はよくご覧いただきたい。
数年前から三峡ダムの異変」は噂されていたが、今日はここ1週間の投稿画像を紹介することにしたい。

中国で続く洪水被害= 懸念される三峡ダムの安全性
https://www.youtube.com/watch?v=mYf2TXItEgY  2020/06/18
https://www.youtube.com/watch?v=0ysPPL1vbo8  6・18
https://www.youtube.com/watch?v=ikM3POm71GE 6・18
https://www.youtube.com/watch?v=lulKfF1tQEs  6・19
https://www.youtube.com/watch?v=A8wkoJpld-s  6・19
https://www.youtube.com/watch?v=2b3QbwPG3O4 6・20
https://www.youtube.com/watch?v=WCGwG1TF0Zw  6・21
https://www.youtube.com/watch?v=a5wYg5iyTr4  6・21

 

もしもダムが決壊すれば、揚子江下流の人民は6億人以上が犠牲になる、と中国の専門家は試算しているというが、その昔、毛沢東が原爆を開発しようとした時「米国に原爆を落とされて人民の半分が殺されてしまう」という反対意見に対して「支那人は繁殖力が強いから、生き残った半分がまた増える」と言った事は有名である。だから習近平も「6億なんぞ、への河童!食糧危機が助かる!」と豪語しているのかどうか…

万一起きたら、環境破壊どころの騒ぎじゃ済むまい。


とまれ東シナ海を挟む我が国は、揚子江の濁流に流された無数の死体が流れ着くことを想定しておく必要があろう。回収作業は中国海軍にやらせるべきだ。勿論難民救助?も…

其れとも日本の媚中派の某代議士さん方は、「浮き輪を多量に贈呈する」気だろうか?

武漢コロナ対処で立ち遅れた安倍首相も、今度は国家非常事態の到来に「万全の態勢」で備える時である。しかし今回わかったように、何ら法律的な準備はできていないし、憲法改正は無理だろうから「超法規」で立ち向かわざるをえまい。
産経の河村論説委員は、北朝鮮にらちされた同胞さえ取り返せないことに、「こんな国でいいのだろうか」と嘆いた。

 

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いつまでもこんなことを新聞に書かれていては、指導者として失格だといわれても仕方あるまい。

今日はシナと台湾のウォッチャーから入った緊急情報を取り急ぎお知らせまで

 

届いた書籍のご紹介

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航空情報8月号

首都圏上空を激励飛行したブルーインパルス”特集号”。

このフライトを医療関係者?が千羽鶴と同様無意味だ!と言ったが、大方の国民がフライトを喜んでいた証拠であろう。

いつの世も、どこにでも「へそ曲がり」はいるものだが、「医療関係者」とは思いたくない!(どうせハンドルネームだろうが)

”敵の弾頭”よりも”ブースター”が怖い!?

地上イージス停止問題で、河野防衛大臣が謝罪した。

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秋田と山口に配備を予定したものだったが、現地説明時点からイチャモンが付き、難航していたものだ。今回、河野大臣は「コストと期間を考えると合理的な判断とは言えない」として、改めて米国側との協議を決意したのだというが、事実上の撤回だろう。
半島情勢がきな臭くなっている時期だけに、”敵”に足元を見られる恐れがある。

 

その昔、私が築城基地の防衛幕僚だったころ、ソ連の高高度戦略爆撃機の脅威から防衛する為に、それまでの足の短い地対空誘導弾エイジャックスと交代して、ナイキ・ハーキュリーズ(ナイキJ)を全国に配備していた。
いわば「高射砲に毛の生えたような」初期のエイジャックスのブースターは単発だったが、ナイキJはより推進力を強めるために4本束ねたものだった。

勿論発射後には、ある地点でブースターは切り離されるから「重力の法則」に従って地上に落下する。そのおおよその落下範囲は、コンターとして地図にひかれていて極力被害が出ないように配慮されてはいたが、敵の位置や風向きなどによっては、必ずしも田んぼに落下するとは限らない。運が悪けりゃ落下したブースターが屋根瓦を破損するかもしれない。

 

ある時、近在の集落の皆さんがナイキ基地見学に来て、代表者が「班長さん、聞いたところによると、ブースタとかいうドンガラが落ちてくるそうじゃないですか。被害が出たらどうしてくれるのですか?」と私に聞いた。
そこで私はこう答えた。

「会長さん、心配なことはよくわかります。しかしこのミサイルが発射されるときは、ソ連との戦争時ですよ。落ちてくる「ソ連の爆弾」よりも「ドンガラ」の方が怖いとおっしゃるのですか。ドンガラが当たって万一屋根瓦が壊れたら、防衛庁は必ず丁寧に補修するでしょう」と答えると、会長は「そりゃドンガラの方がいいに決まっている」と言ったので皆が笑って話し合いは終わったことがあった。

もっとも尚武の地・福岡での話だから、秋田県山口県民には通用しないのかもしれないが……。それにしても日本人は、「すぐ怖い~~」と口にする。特に男がそうだ。視野も肝っ玉も小さくなったものだ。

イージスアショアが性能を発揮するのはどんな時なのか?を一顧だにせず、ただ被害者意識だけが先行する。敵を利する行為…などという言葉もなくなった。これも専守防衛」という政治用語の成果?なのかもしれない。

もっとも「補償金目当て」なら話は別だが…

敵が攻撃してくれば迎え撃つのは当然の行為だが、それもいけない、というのであれば、産経抄にあったように竹槍で戦うか、はなからヒトラーに強制収容されたユダヤ人のような悲劇を甘んじて受けるというのか?

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文句を言う県民も、防衛省関係者も、なんとなく「わかっていない」者同士が言い争っているようなもので、そのたびに血税が湯水のように流れていく…

この秋には、半島始め大陸内で大きな災害が起きて(すでに起きているが)食糧危機に陥ることが予測されているというのに、なんとものどかな平和を愛する国民ばかりである。

前回、「国民の民度は高い」という麻生大臣の言葉に賛成したが、いや~それほどでもないと愕然とする。やはり人類、いや今の日本人は「リセット」される必要があるということなのだろうか?

「中華帝国」の崩壊が始まる!

我が国のメディアは、意識的かどうかは知らないが、コロナに勝った!と豪語している中共で、恐るべき災害が起きている事を詳細に報じない。在中日本人も災害に遭っているだろうに…

天変地異もさることながら、コロナに続いて「バッタ」の被害が始まりだしたのに無関心だ。

高名な台湾の黄文雄氏によれば、歴史上、中華帝国の終焉を示すものに四つの兆候=つまり天変地異、奇病の蔓延、飢饉、イナゴの害があるという。
奇病の蔓延は実証済みで、天変地異は既に水害などが継続的に起きているし、ついに「イナゴ」が広大な地域に広がり始めた。やがて「飢饉」となり、帝国は滅びるのだが、今やその最終段階に到達しつつあるといえる

12日付の大紀元日本によると、【中国、吉林省黒龍江省でイナゴ発生 食糧危機の恐れ】と警告している。

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吉林市政府の微博ユーザーアカウント「吉林市発布」は6月5日、イナゴの群れが発生したと写真を投稿した(スクリーンショット

記事によると「中共ウイルスの感染者が増えている中国東北部では、6月に入ってから、イナゴの大群が発生し、農作物の被害が広がっていることが明らかになった。東北部は中国の主要食糧生産地である。中共ウイルスによるパンデミックで食糧の輸入が激減し、また、中国各地では異常気象が起きており、今後国内で食糧不足が発生する可能性が高いとみられる黒龍江省林草局は、6月1日に各関係部門に送った通知において、同省ハルビン市周辺の5つの区、県(市)で深刻な蝗害(こうがい)が発生し、面積2万4631畝(約244万2744平方メートル)の農作物が被害を受けたと明らかにした。同省のジャムス市と樺川県でも蝗害が見つかったという。
また、吉林省吉林市農業農村局も6月5日、各部門に蝗などの害虫調査実施や被害防止強化を要求した。同局の通達によると、4日までに吉林市管轄下の蛟河市、樺甸市、永吉県、龍潭区などの荒れ地や林を含む13.4ヘクタールに及ぶ場所で蝗の群れが観測された。イナゴの密度は、1平方メートルあたり10〜20匹だが、場合によって1平方メートルあたり50匹もいる。現在、イナゴの状態はまだ幼虫だという。
吉林市政府は同日、農業農村局の通知を中国版ツイッター、微博に投稿した。これに対して、微博のユーザーは「疫病が収束していないうえ、4月に雪が降った。しかも、豪雪が東北部を直撃し、気温が15度以上に急降下した。地震、蝗害、干ばつと災いが続いている。次は何が起きるのだろうか」と不安を示した】
さらに「中国南部の広東省福建省など11の省は、6月8~11日まで、豪雨による洪水と土砂災害に見舞われた。中国当局の発表では、262万人以上が被災し、22万人超が避難した。14万5900ヘクタールの農作物が被害を受け、直接的な経済損失は40億4000万元(約609億円)に達した。
中国当局は、中共ウイルスの感染が拡大してから、各国有企業に対して海外からの食糧輸入を増やすよう求めた。しかし、インドやタイ、フィリピン、ベトナムなど各国政府は、緊急事態時に自国の食糧を確保するよう、小麦やコメなどの輸出を規制した。】とある。

https://youtu.be/5_9oyLmWrzA 
暴雨過後各地水災實況,廣西桂林,廣東惠州,清遠佛岡,廣州增城到底有多嚴重?

そこで思い出すのが、我が国ではコロナ蔓延前に、「マスク」や「医療用防護服」を10万着も中共に贈った方々がいたことである。
その関係は大紀元が【二階自民幹事長と対日政商の関係(https://youtu.be/FyKH96Rd2eo)】と題して、詳細なレポートを動画配信しているが、そんな関係だったのか!とあきれてものも言えない。

 

その昔、小沢氏に頼んで空自高官が参院選に出馬したことがあったが、その時、時の幹事長・金丸信氏に紹介された。小沢氏が経歴等を紹介すると「空将、それがなんだ。博士がどうした。一夜で2億の現金をここに積み上げろ!できなきゃ党員党友を100万人集めろ!」と叫んだという(現場にいた元記者から直接聞いた)。
「幹事長」と言えば、使い道が白紙の巨額の金を握っていて、自由に使っているので”実力者”と呼ぶのだと聞いたが、今も継承されているのではないのか?

この秋に我が国にも食料不足が起きるだろうが、その前あたりに「お二人」が、タッグを組んで、マスクならぬ「日本の食料」を中共に”贈呈”しないとも限らないから見張っておく必要がある。

「議員各自が¥5000を中共に寄付しよう」と提案した”実績”もある事だし、日本国民のことなんぞ一顧だにしない”癖”のある方々だから要注意だ!

 

●自民・青山繁晴議員 中国へ「5,000円寄付」にNO!・・・二階幹事長の給与天引きプランに異議

https://youtu.be/nYs3dmUb5eM?t=51

 

その中共は、今や中国サッカーのスーパースター・カク氏と妻の葉ショウ頴(よう・しょうえい)氏が”反乱”を起こし、【ネット上で「中国共産党の殲滅は正義のためである。中国共産党は、コミンテルンの資金支援を受けて中国で合法的な政府を転覆させたテロ組織だ。中国共産党による全体主義的な統治が人類に対する恐ろしい虐殺を引き起こしている」と強く非難、天安門事件31周年の6月4日、インターネット上で、「新中国連邦」の成立を宣言し、「中国共産党を滅ぼそう」と呼びかけ、中南海は衝撃を受けている(6・13NEWSポスト)。これに対して、中国当局はただちに約数百万人のフォロワーを持つカク氏のSNS「微博(ウェイボー)」アカウントを閉鎖したほか、ネット上のカク氏に関する記事もすべて消去するなど徹底的な情報統制策をとっている。中国外務省スポークマンも「コメントする価値もない」などと無視する姿勢を示しているが、中国サッカー界のスーパースターだったカク氏の影響力は依然大きいとみられるだけに、中国のスポーツ界に衝撃が走っている】という。

 当然ながら、カク夫妻の言動について、中国のスポーツ誌『体壇周報』は4日、「元サッカー選手のH氏が政権転覆や国家主権侵害の言論を行った」とし、「ハオ(Hao)」(カク氏の中国語読み)と強く批判したうえで、「今後H氏についての報道を一切行わない」と強調した。
 一方、海外を拠点にしている親中国系サイトではカク氏夫妻について辛辣なコメントを寄せている。「すでに中国籍ではなく、他の国の国籍をもつ『漢奸』(売国奴国賊)である」「単なる引退選手であり、中国には何ら影響力もない」「中国内の資産をすべて処分し、海外に持ち出しており、今回の宣言は計画的だ」「今回の宣言は売名行為であり、海外での台湾系住民を狙った人気取りだ」などというが、では習近平主席ほか、ほとんどの共産党幹部が、海外に資産を持ち出していたのは許されるのか?。もっとも在米国資産は、没収されることになったからあわてて移動させているじゃないか?
 中国外務省スポークスマンもカク夫妻の言動について「そうしたばかばかしい発言に対して、コメントすることに興味はない」とあえて素っ気なく答えている】
しかし、内心では相当焦っているようだ。そこでまた日本の外務省に色目を使ってにじり寄ってくるだろう。「国賓招へい」がとん挫して出世が止まった媚中派外交官の巻き返しも油断できない。彼らは国益ではなく、省益(と言っても自己保身だが)で焦っているから、国民は彼らも監視しておく方がよかろう。
中華帝国の興亡」にある天変地異、奇病の蔓延、飢饉、イナゴの害がすべて出そろった。
「人工の武漢ウイルス」発生で世界中が多くの被害を受け苦しんでいるが、世界的に見れば「地球人類の悪の根源」が浄化されるきっかけになるのかもしれない。13億人民も、飢饉となれば政府に従うことはないだろう。

面白くなってきたが、それまでにわが方の備えはできるのかが心配だ…

議員は”民度”が低くはないか?

先日、読者から4月25日と、6月4日の文中に私の勘違い箇所があるのでお伝えすると丁寧なはがきが来た。「長野五輪」と私は書いたが、2008年の北京五輪聖火リレー長野市に来た時のことである。「当日は小さな長野市内は五星紅旗に埋め尽くされ恐怖を感じました」とはがきにもあった。「長野五輪」ではなく「北京五輪聖火リレー」での出来事であると、改めて訂正しておきたい。読者にお礼申し上げ、ついでに当時の写真をインターネットから異常な様子を提示しておこう。

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今回の米国における黒人暴動でも、シナの留学生が多数入り込んで略奪行為を働いていたことが分かっている。そしてそのリーダーは、米国在中国大使館の武官である。これで着々と超限戦を仕掛けていることが分かるだろう。日本では長野で”実験済み”だから、都内各所で起きるかもしれない。

 

さて、その米国では、治安対策は「喫緊の課題」だが、トランプ大統領は毅然と立ち向かっている。秋の選挙を控えているから、CNNなど反トランプ陣営は、死に物狂いでデモなどを煽っているが、それに同調する愚かな?白人も目立つな~~と思わされる。

 

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大紀元日本「スパイゲート」●https://youtu.be/L781XKDBKf8

【フリン中将と不倫関係にあると大々的に報じられたロシア女性の告白】

●在米の学者アンディチャンの「AC通信」には、民主党のDeepStateについてこう書いている。

【司法部がマイケル・フリン中将の訴訟案を取下げてDeep State は大いに慌てているが、最も慌てているのがオバマである。司法部がフリン訴訟案を取り下げた翌日(8日)にオバマはBarr司法部長の決定は「法の支配(Rule of Law)に反する」と批判して囂囂たる批判に晒された。Deep State の連中はいつも言葉に詰まったときにRule of Law、違法であると言う。だが違法行為をしたのはいつも彼らである。オバマの批判について聞かれたBarr司法長官は「私は法の支配を取り戻したのだ」と答えた。オバマの発言の翌日(9日)、フリンの弁護士Sidney PowellはDOJ/FBIが提出した6000件の資料からSally Yates元司法部副長官のメモを公開したのでオバマ大統領がフリンを罪に陥れる策謀の首謀者だったことがわかった。つまりDeep State の首魁はオバマである。しかも後述するようにオバマ(弁護士である!)は表に出ない黒幕になる努力をしていたのである。(以下略)】

 

世界のリーダーを自称する米国が、民主主義・自由主義を忘れて共産化するとどうなるかわかっていない。本当にリベラルは『背信』だ。シナの思うつぼだ!

ところで「素性不明の芸術家」と言われるバンクシーが、人種差別をテーマにした作品を公表したという。

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そこには点灯されたろうそくの火が星条旗に燃え移っている様子が描かれているのが興味深い。世界の大国・米国も、数代続いた民主党という「リベラルたちの背信」によって、ついにモラル崩壊寸前まで近づいているように見える。トランプはそれを元に戻そうとしているのだ。


今回の騒動は国防長官らの適切な判断によって、連邦軍の投入は回避されたが、そこにまだ民主主義が残っていることを感じた者も多かったに違いない。やはり「軍」は健全だと思われる。

ところで武漢ウイルスも峠を越えつつあるようだが(まだ油断はできないが)発生源であり、初期に発生を封印して疫病を世界中に拡散させた中国は、平気でうそをツキまくり、今では他国が悪かったかのような態度をとっている。
更に米国の黒人暴動を利用し、民主党議員らとともにトランプ政権を苦しめようとしているようだが、中共政府がやっている人種差別どころか「民族抹殺」を世界の国々は全く自覚していない。

ほんの一握りの共産党員に支配されている13億の人民は、虐げられたままでいいのだろうか? 香港のように「民主化」を進めようとする人物は出てこないのだろうか?あきらめているのだろうか?

そんな中自民、公明の”重鎮?実力者?”は民主化を唱える香港人が、中共の手におちようとしているにもかかわらず、歯切れの悪い態度をとっているから、彼らには大陸の血が流れているように見える。

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6月8日の産経「読者から」にはコロナ禍の教訓として、「脱中国依存が重要だ」と声が圧倒的に寄せられている。

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今回も、我が国の被害が桁違いに少なくて済んだのは、もとより医療関係者の尽力があったからだが、一般国民の「民度の高さ」も要因だと思われる。

それに比べて、極端に民度が低い方々(いわばローカルボスとチンピラ)が、永田町に集まって税金で”学芸会”をしているだけであることも判明した。
こう見てくると、議員を大幅削減する事は、我が国にとって「喫緊の課題」だと思われる。

 

届いた書籍のご紹介

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軍事研究7月号

習近平政権に対する注意喚起!を政府与党の”実力者”たちに読んでほしいものだ。最も”金”には興味があっても”軍事”には全く関心はなかろうが…