軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

2016-07-01から1ヶ月間の記事一覧

人生、舐めたらあかんぞ!

28日の産経抄子はこう書いた。≪教員志望でもあった若者に一体何が起こったのか。相模原19人刺殺事件の謎は深まるばかりだ 1998年夏、英国中部の町で、開業医が15人もの患者を殺害する事件が発覚した。往診先で患者に大量の薬物を注射して殺害する手口であ…

国内問題から目をそらす気か?

23日、靖国会館で講演した。境内は、夏休みとあって、若者たちが目立ったが、とりわけ神前で真剣に参拝している姿に感動した。 今年の8月15日も、総理大臣は真榊でごまかす気だろうが、青年たちには英霊に対する心構えが育ちつつあると思われる。 戦後…

トルコの“反乱”が示すもの

15日にトルコで起きた軍部の反乱は半日で鎮圧されたが、その後、間一髪危機を逃れたエルドアン大統領が、猛烈な政敵掃討作戦を展開していて、トルコ情勢は緊迫してきた。 中東で安定しているといわれていたトルコも、不安定な国の仲間入りした格好だ。今後の…

東京を第2の沖縄にする気か!

昨日に続いてやむなく“政治評論”を書く。 というのは昨日は自民党の内紛で「トンビに油下をさらわれるぞ」と警告したつもりだったのだが、なんとトンデモ“トンビ”が名乗りを上げたからだ。 メディアは彼と仲間内だからか、面白おかしく“ワイドショウの場外編…

大魚を逸した自民党

政治評論は好まないがこれだけは言っておきたい。 今回の参院戦では、舛添前都知事“事件”を公明正大に処断できなかった自民都議連と、それを指導できなかった自民党本部のせいで、憲法改正に直結する単独過半数を取れなかったのは実に遺憾であった。またまた…

憲法を信じたあげく?

バングラディッシュのダッカで起きた人質殺害事件で犠牲になった同胞とご遺族の悔しさと怒りを思うと言葉もない。謹んで哀悼の意を表したい。 其の昔、日揮社員が同じような武装グループに殺害されたことがあったが、開発途上国のために献身していても、この…

スクランブル・状況判断を間違えるな!

東シナ海上空で、スクランブルした空自の戦闘機に対して中国の戦闘機が攻撃動作を仕掛けたとインターネット上で報じられた件は、防衛省も大筋で事実を認めたものの、背景に参院選挙があるからか、その御沙汰やみになった感がある。 おそらく事実を公表したO…