軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

靖国問題。小泉首相、前原代表の意見を支持する

今朝の産経新聞に、小泉首相が、東南アジア諸国連合との会議で「中国の靖国外交『理解できぬ』」と発言した事が報じられた。又、民主党の前原代表が、中国で「中国の軍拡路線を『現実的脅威』と発言」したため、胡錦濤主席との会談がお流れになったことも報じられた。前原氏は「自分達に都合の悪いことを言う国会議員には会わないという姿勢なら、仮に靖国の問題が解決したとしても、日中間の問題は永遠に解決されない」と批判。「口だけ友好と言い、本質的問題を先送りしてきた今までの親中派と違い、言うべきことを言い、互いの共有の利益を模索する」と語ったと言う。中国側のあわてぶりが想像できる。今頃は、北京の日本研究所や上海の日本研究室が総動員されて、対策を急いでいるに違いない。
そして今までの日本側の「親中派大臣、代議士、文化人、外交官、経済人、マスコミ」が如何に偏った日本情報を彼らに流していたかを思い知ったことだろう。
 勿論、抗日記念館に「花輪」を捧げた角田副議長のように、まだまだ中国側にとって「利用できる」人材が日本国内各所にいるから、それらを総動員してかかってくることだろう。
 そして情けないことにそれらの中には「週刊誌ネタ」にされた大臣のように、弱みを握られている方々が多いというから、これから意外な展開が期待出来そうである!
 いずれにせよ、靖国や教科書問題は日本の国内問題であり、中国が外交手段として使うには無理があったのである。今ようやく中国側はそれを悟ったことだろう。日本国民はこの際一致団結して、小泉発言、前原発言を支持すべきである。