軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

百万件ヒットお礼

今年5月半ばから、恐る恐る「ブログ」なるものを書き始めたところ、昨日で百万件ヒットするという幸運に恵まれた.早速息子が夕食をおごってくれた.
早く「中国漫遊記」を完結したいのだが、原稿が2本入り、1月10日と末までに提出しなければならなくなったので、中々捗らない.一本は雑誌「丸」に掲載予定で、体験的「FX選定所見」とでも言うべきもの.他の一本は日本財団からで、自衛隊のあるべき姿に関する「意見」である.
どちらも十分に資料を整理してかかる必要があるので、ブログがはかどらない.その上、年末だから、パソコンの前に座ってばかりもいられない.
明日はなんとか「蘇州での総合討論」を発信するつもりであるが…
たまたま、今朝の産経新聞に「胡錦涛主席が軍掌握へ本格始動」と題する記事が出た.大陸で色々小耳に挟んだことが、動き出した感がある.特に熊光楷大将が動いたというから興味深い.
この一連の軍人の異動が何を意味するか、継続的な観察が必要であろう.
それにしても例の「外交官の自殺問題」に対する中国報道官の態度は大人気ない.最も我国の外交のやり方が腰が引けているからだが、その大元は政府要人に「すね傷」者が多いからだろう.
しかし、これも以前の谷垣大臣のように、次々に公開されると思われる.中国側が切り札として使ってくるだろうからである.もう「請願」は効くまい.
週刊文春の今回の記事は、まさに「特ダネ記事」であり、それを日刊紙やNHKが後追いするのだから、マスコミの力関係も逆転しているように思われる.この国のあらゆる部門が「だらしなくなった」ように感じるのは私だけだろうか?