軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

NHK、ピースボート、そして新型インフル対処

1、ピースボート船客の「ノー天気」な旅日記をご紹介したところ、反響が大きいという。NHKの虚偽放送も大問題で、18日の国家基本問題研究所の定例会議で会った方からも、NHK内部でも問題にしている方が多いと聞いた。自浄作用を期待したい。

 実は昨日は一日中、家内サービス!で(たまには家内の命令にも従わないと・・・)、早朝から群馬まで車で出かけて「広大な英国式庭園」で薔薇などを見学し、その後苗や手入れ道具を買って夜に帰宅した。
 そんなわけでこの二日間PCに触らなかったのだが、メールに入っていた中村氏主催の「縄文塾通信 <9年5月号−6(386号)>」に、次のような「御願い」が出ていたからご紹介しておきたい。
 つまり、私が思っていた通り、NHK内部の常識的方々はもちろん、OBの中からも次のような行動を取る方が出ている。 
                 
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     <特別緊急のお願い!!>

 推奨メルマガ『頂門の一針』(主筆 渡部 亮次郎氏(元NHKOB)より、以下の通り、「NHKを正す会」へご支援を! という号外(5月18日(月)付け)が届きました。読者諸氏のご協力を要請いたします。中村は早速記名しました!(中村 忠之 敬白)

     「NHKを正す会」へご支援を!

☆署名サイト↓でNHKにNOを突きつけて下さい! ⇒ http://www.shomei.tv/project-1030.html

NHKが平成21年(2009)4月5日に放送したNHKスペシャル シリーズJAPANデビュー第1回『アジアの“一等国”』のあまりにも偏向した内容に驚愕したNHK記者OB2人と同憂の士が語らい、NHKを公共放送の本道に引き戻したいと願って「NHKを正す会」のサイトを創設いたしました。

NHKに対し良識ある国民の思いを突きつけるため「署名サイト」へのリンクも用意しました。NHKが私たちの批判に誠実に対応しない場合は受信料の支払いを停止する計画であり、ご賛同いただける場合は「署名サイト」でぜひともNHKへ「NO!」を突きつけていただきたく、お願い申し上げます。 お名前は実名でもハンドルネームでも構いません。
コメント欄には口座振替、継続振込、クレジットカード継続払、支払コース(2か月払、6か月前払、12か月前払)などを書き込んでいただきますとNHKに対しての圧力が増しますのでお手数ですが、よろしくお願いいたします。

「NHKを正す会」有志一同
http://nhk-tadasukai.iza.ne.jp/blog/
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2、「新型インフル」は「水際阻止」で万全な態勢を取る!と宣言した政府であったが、その裏をかいて、兵庫県大阪府で140人、そして今日は千葉でも患者が確認されたという。

専守防衛”の我自衛隊は、公海上で敵の侵攻機、船団を空自と海自が阻止し、万一着上陸されたら、水際で陸自が阻止する、と防衛白書に書かれている。ナパームは勿論、対人地雷も、クラスター爆弾も“大本営”は破棄するのだから、まるで大東亜戦争時代のように「竹やりで」水際撃破を指導するようなものである。

水際撃破!(白書)

 そんな“大本営”が、今回の「生物兵器?戦争」も、水際撃滅を唱えていたから「お手並み拝見」していたのだが、やはり「敵」もさるもの、内陸部に「隠密降下」していた!
 水際で海側を向いて構えていた部隊は、後ろの内陸部に敵が回ったからさあ大変、前にも後ろにも敵を抱えることになった。しかも後方の脆弱な部隊はどんどん侵攻され、効果的な対応は無理だという。

将来の生物兵器対処(白書)

 ふと、その昔、カイワレ大根という特殊な食物に「O−157」という、これまた特殊?な細菌が付着していて、急速に広がったからマスコミなどが一部パニック状態で報道したことがあったが、この時も阪神近畿地方が中心だったような気がする。勿論その後はどんどん国内で発見されたが・・・


 今のところ新型インフル弱毒性だというが、いずれ強毒性に進化するのだろうが、それはまるで生物・毒素兵器によるテロのように私には見える。だから今回の政府の対応は「防衛作戦」(白書)そのものだと見て観察させていただいてきた。

 しかしどうもそれが当たったようで、単なる「感冒阻止」ではなく、不正規戦闘にどう対処するか?の演習に思えてきた。面白い?ことに、「新型インフルエンザ感染状況」(産経19日付)によると、米国の4714人(6人死亡)、メキシコの3102人(68人死亡)、カナダの496人(1人死亡)に次いで、わが国は144人と第4位に急浮上した。幸い死亡者は出ていないが、中国3人、韓国3人、香港3人と「反日国」の感染者が異常に少ないのである。ロシアに至っては0だから、これは「寒い国(低温国)」だからか?と思ったが、感冒は寒いから感染するのであって、どう見てもおかしい。意図的に公表していないのか、それとも統計を取っていないのか?社会主義国らしいといってしまえがそれまでだが、待てよ、これは社会主義国からの攻撃ではないのか?民主主義国の被害が多すぎる、と思ったりする。


 冗談はさておき、大陸を旅した方から、アノ国では奇妙な伝染病が話題になっていた、とメールが入っていた。得体の知れない名前の病気らしいが、WHOは掴んでいるのだろうか?


 それにしても世の中は激変中である!政権交代とか、“民主的”代表交代だとか、そんな次元で「お遊び」している暇はない、と改めて我国の政情が情けなく思われる。

生物兵器と化学兵器―種類・威力・防御法 (中公新書)

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