軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

国際情勢に“お盆休み”はない!

6日の広島、9日の長崎と、原爆忌が行われ、菅総理が何か言ったようだが、犠牲者の供養にはなるまいと思う。一瞬にして広島で14万人、長崎で7万人も犠牲になった同胞を供養するためには、宗教色もましてや「政治色」も厳禁のはずだろう。
私は以前からこの式典は「供養」というより、政治的ショーであり偽善っぽく感じられ、これでは犠牲者は浮かばれまい、と残念に思ってきた。


「供養」とは「仏前や死者の霊前に有形・無形の物を供え、加護を願い冥福を祈るための祭事を行うこと」と辞書にはある。心にもない空疎なきれいごとを並べて、自己保身に利用するなど持ってもほか。
大震災時に報じられたこの僧侶こそ真の供養者の姿である。

≪祈る僧侶=産経から≫


26年前の12日夕刻、JAL123便御巣鷹山に墜落して520名もの犠牲者が出た。あの時も自衛官は要請もないうちからお盆休みを返上して現場に向かい、困難な救出活動にあたったが、一部のメディアから「位置特定が遅い」とか、「夜は飛べない自衛隊」と非難され、驚いたことには「ファントムがミサイルで撃墜した!」と書物に書かれた。数年後の慰霊祭では、娘さんを失った大阪のあるご遺族から≪自衛隊は役立たずのごく潰し!≫とののしられた。これなんぞ供養とは程遠い暴言であった。


いつもこのころは個人的に憂鬱な時期であり体調を崩すのだが、今年もまた自宅前の道路の草抜きをしていて、不注意で古傷の腰をひねってしまい、現在は「傷痍元軍人」生活を余儀なくされている。しかし、15日夕方は、サンケイホールのシンポジウムで20分間基調講話をする約束をしているから、懸命に立ち直ろうと頑張っている!


そんなさなか、今朝の産経5面に大連港でお化粧直しが完成したワリヤークが出航したという記事が出ている。
「中国空母、今日艦載機離着艦実施か」という大連発共同の短信だが、本当だろうか?
8月5日に戦闘機らしいものをクレーンで搭載した、という情報が入っていたのだが、それにしても大した自信である。

≪出港準備中?=9日共同≫


高速鉄道のような事態にならねば良いが…と、同じ飛行機乗りとして心配しているのだが、どうも派手なお披露目をする気らしい。万一の事態になっても、重機で機体を“埋める”必要がないのだからやりやすいのかもしれないが、どうもこれは≪煙幕≫のような気がする。

つまり、国際的関心を「ワリヤーク」に引き付けるのである。何のためか?
それは今人民解放海軍の唱える「潜水艦大躍進事業」の進展のためである。

≪中国潜水艦基地=インターネットから≫


7月29日に大連港で「放射能漏れ事故」が起きたという未確認情報があったが、その後、韓国メディアが、≪韓半島朝鮮半島)に近い中国遼寧省の大連港に停泊中の中国の最新型原子力潜水艦から放射性物質が漏れ出す事故が起きたとのうわさが、中国のインターネット上で広まっている≫と報じ、産経やフランスのメディアも未確認情報として公表した。

信頼できる筋からの情報によると、大連の潜水艦建造現場での放射能漏れ事故は過去6回起きているが、この「北京ロケット研究院第9分園所属第774研究所」の研究員の動きが今回もおかしいというのである。

研究員たちは北京郊外の四環東高地にある住宅街に定住させられていて、ここから大連の現場に≪通勤≫しているのだが、このところなぜか帰宅していないらしい。

現地では「箝口令」が敷かれ、「拘束されている」からだと専ら噂で、周辺に住む朝鮮人労働者たちも、立ち入り禁止で中に入れてもらえないと苦情が噴出しているという。

その昔(たぶん江沢民時代)、「潜水艦大躍進事業」で目標達成を急がされているここの技術者たちが、「核を扱う事業で慎重さが足りないのは非常に危険だ」と意見具申?したことがあるらしいが、何よりも面白い?ことは、彼らには「結婚」が義務付けられているというのである。

日中安保対話で訪中した時、上海で次のような「晩婚奨励」の横断幕を見たのだが、それに反してここの技術者たちは「結婚奨励」だというのだから理解に苦しむ。

≪晩婚を奨励する横断幕=上海郊外にて≫


その「矛盾した点について」ある中国関係者に尋ねると、「北京政府は一般的に“一人っ子政策”を推進中だが、原子力潜水艦など原子力関連技術者には放射能が漏れているかいないかを人体で確認するため必ず結婚させているのだ」といったから驚いた。

つまり「生まれなかったら漏れている」「生まれた赤ん坊がおかしかったら漏れている」というのである。チェルノブイリ事故の教訓を生かしている??何せ人口には困らない??

四川大地震でも核爆発らしい現象が隠されていると確信した西側のある記者が、ガイガーカウンターを忍ばせて“取材”しようとして捕まっている…。
その後も四川地震の被害などについては厳重に封鎖されて今でも真相は不明である。


「おかしい赤ん坊が生まれてきたら政府はどうするの?」と聞くと、「秘密裏に廃棄する」という! 常識が通用しない経済大国!

どうも韓国で「中国から流入している健康?食品【人肉カプセル】」が大問題になっているが、これが関係しているのかも?? いやはや〜

≪韓国SBSテレビは6日夜、「衝撃暴露:人肉カプセルの真相」を報道(SBSテレビよりスクリーンショット大紀元日本から≫


先日の高速列車事故でも事故車両を直ちに埋めた位人命軽視のこの国には、もともと「供養」という言葉はないのであろう…。コメンテーターのK君に教えてもらいたいものだが……
]
四川大地震で家族を弔う少数民族=人民には心があるようだが…=大紀元日本から≫


支那事変当時、わが将兵は戦場に散った敵兵の亡骸を供養した。

≪中国兵を弔う日本軍部隊=大東亜戦争の秘話(展転社)≫


そんな日本人から、先祖を敬いその加護を祈る敬虔な精神が失われたら「拝金主義国」と同一レベルに落ちぶれる、とこのところ非常に気がかりだったが、震災から5か月目を迎えた被災地では、お盆で一斉に花火を打ち上げて、犠牲者の霊を弔った。これが日本人の心情である。東北地方から発した日本古来の伝統、文化が、異文化に染まりつつあった全国に拡散して、日本人らしさに目覚めつつあるとすればこれほど嬉しいことはない。

ところで、恒例の「終戦記念日」には民主党の全閣僚は靖国神社に参拝しないという。これで私は実は「ほっ」とした。間違っても彼らに参拝してほしくはなかったからである。下手をすると追い込まれた菅総理が「人気取り」で参拝する可能性も否定できなかった。そうしたらご遺族はじめ日本人はどう反応するのか?それが気がかりだったのである。
朝鮮半島にゆかりが深い菅総理はじめ閣僚に参拝されたら英霊に申し訳ない、絶対阻止しなければ…と思っていたので一安心、ゆっくり腰痛の治療に専念できる。

世は≪お盆休み≫、しかしこの間にも国際情勢は急転しつつあることを忘れてはなるまい。

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