軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

士気を高めたノーベル賞受賞

ノーベル賞を受賞した山中教授について、産経は、「薄給時代乗り越え、妻と二人三脚」「友人ら『最高のベストカップル』」との見出しで、
≪「家族がいなければ続けられなかった」。再生医療の切り札とされるiPS細胞(人工多能性幹細胞)を開発し、ノーベル医学・生理学賞を受賞した京都大教授の山中伸弥さん(50)は9日、妻の知佳さん(50)とともに記者会見、支え続けた家族に感謝の言葉を贈った。休むことなく走り続ける夫を、薄給の助手時代から見守ってきた知佳さんとの“二人三脚”の受賞に祝福の声が相次ぐなか、「これからが勝負」と山中さん。医療にかける夢と希望が広がった≫
と報じた。

≪おめでとう!山中教授!=産経から≫  


狂った政治、落ち目の経済、そして近隣との“紛争”など、一つも明るい話がなく、窒息状態だった日本国民に、このニュースはひときわ明るいものと映った。
受賞したご本人は、文武両道の明るい性格のようで、その人間性もまた国民を喜ばせた。もちろん夫婦仲もいい!!


お隣の国のインターネット上には、うらやましい〜という声が紹介されているというので、過去のこれらの国のノーベル賞受賞状況を調べてみたが、なるほど、これじゃうらやましいことだろう。


大韓民国金大中(平和賞・2000年)
中華民国(台湾)=李政道(物理学賞・1957年)楊振寧(物理学賞・1957年)
中華人民共和国劉暁波(平和賞・2010年)


それに比べて日本人ノーベル賞受賞者は、

2012 山中伸弥(今回)
2010 根岸英一鈴木章        
2008 南部陽一郎 (アメリカ国籍)、小林誠益川敏英下村脩  
2002 小柴昌俊、田中 耕一        
2001 野依良治        
2000 白川英樹        
1994 大江健三郎  
1987 利根川進      
1981 福井謙一        
1974 佐藤栄作    
1973 江崎玲於奈          
1968 川端康成
1965 朝永振一郎        
1949 湯川秀樹

と、19名にも上る。もっとも、翻訳がよかったからもらえた?方も含んでいるようだが、それにしても二桁受賞、同じアジア人なのにどうしてなんだろう?
しかも金大中氏は、架空の平和賞をでっち上げて、多額の金銭で購入したと、自国研究者から鼻つまみらしいから、実質ゼロ査定ということになる。

≪これでノーベル賞とは!=産経から≫

もちろん中国の劉暁波氏は、自国政府から禁足令が出て、授賞式にも行かせてもらえなかった方だ。


ところでiPS細胞は、あらゆる細胞に分化する能力があるという。
≪iPS細胞(人工多能性幹細胞)から心筋の細胞を作り、重い心不全患者に移植する治療を、米ハーバード大の森口尚史客員講師らが6人の患者に実施していたことが10日、関係者への取材で分かった。今年のノーベル医学・生理学賞に輝いた京都大の山中伸弥教授がiPS細胞を作って以来、臨床応用は世界初とみられる。

 関係者によると、6人のうち、初の移植を受けたのは米国人男性(34)。肝臓がんを患い、肝臓移植を受けたが、今年2月に心臓から血液を送り出す力が低下する「虚血性心筋症」となり、回復の見込みがなくなっていたという(産経)≫

ということは、この技術が完成すれば、内臓移植しなくても済むようになるということらしい。


さあ大変!法輪功や、囚人たちの内臓を切り取って売買していた、薄キライさんなど、どこかの国の“業者さん”たちは、人体売買ができなくなるということか?
ぜひとも早く完成してほしいものだ。


しかし、我が国もこの方が文科省を牛耳っている間は、進展も望めないだろうな〜。

≪記者会見に臨む田中真紀子文部科学大臣=産経から≫


今朝の産経「40×40欄」に、カメラマンの宮嶋氏はこう書いている。

≪気でもふれたか、いやいやもともとおかしかったか、どじょう首相。文科相にマキコセンセイやて?

 鳩山、菅、野田と、何で民主党の歴代政権はアタマおかしいなるの? まともな神経しとったらあんなん閣僚にするわけないやろ。ちょっと前まで、あの文科相の“ヒモ”もとい、“マネジャー”再びもとい“ムコ殿”が防衛相、クビになったばかりやないか。父娘が、夫婦が閣僚になって、日本の国益の足しになったこと一回でもあるの?

 希代の演説の名人であり、刑事被告人でもあった父親がそもそも中国人と仲良くしようとムリなことたくらんだせいで、現在、わが国は、中国に領海を侵され放題、海洋資源はかすめ取られ、大陸では日本人というだけで、表も歩けん。商店は略奪、放火され、生産手段の工場まで灰にされ、もはや大陸での日本人の財産はすべて取られたのも同然。

 それもあの父親が行った日中国交正常化がきっかけやないか。その長女である文科相は父親の遺志を継ぐと公言しとるのである。売国奴の血は娘ムコにまで遺伝しまくっとるのである。

 すでに遅きに失した感はあるが、今こそわが国も中国人や韓国人がいうように「正しく歴史を認識」し、中国人や韓国人がどれほどウソつきで、野蛮で、日本人を迫害し、財産をかすめ取ってきたか、キチンと小学校から教育せなアカン時やというのに、文科相が“中国共産党の手先”のようなセンセイやからのう。政権与党を仕切る幹事長が、反日教育の推進者・日教組のドンやからのう。
どんなにもっても来年の総選挙までや、と余裕をかましとるうちに、尖閣に紅旗がひるがえる。そして、来年の教科書から尖閣の2文字は消えているかもしれん。

 100年後の教科書には、タナカ一族の名は「金権選挙」と「外国の手先となった売国奴」として載っているであろう。

 それまでに日本列島が、中国の島になっていなければ、やけどな。≫


さて、このところ尖閣問題で意見を求められるし、講演にも引っ張り出されているが、15年前の沖縄の真実や、尖閣騒動の話を、当時の資料や新聞記事などを挙げて説明しても、皆さんただただ驚くばかりで、こちらの方が驚く始末。

いかに国民が虚報に踊らされていたか、改めて驚くのだが、大東亜戦争時代の「ミッドウェー海戦の虚報」に似ていると痛感する。

福島原発事故の公開録画を見ても、その緊張感のなさにあきれるばかりだが、昔も今も、日本人の体質は少しも変わっていないということか。

≪「読んでびっくり・朝日新聞の太平洋戦争記事」から=リヨン社≫

東電本社内の「指揮所」風景を見ていると、昔の空自の地下指揮所での演習を思い出すが、画面内の活動ぶりはまるで候補生学校の模擬演習以下である。

これが天下の大企業、政府機関の実態だったのか、と言葉もない。

福島で、先祖代々の土地を追われた方々の悔しさと恨みが伝わってくる。少なくとも給料の多寡に見合った働きをしてほしいものだ。



ジャパニズム09に「尖閣不法上陸の真相」を簡単に書いたからご覧あれ≫


ところで「キジバト君」のその後だが、10月4日に巣立った2羽目の雛は、どうも親バトがいない間に「家出」したらしく、翌日早朝から親バトが隣の家の木に止まって私らに呼びかけていた。

初めは「お礼参りかな〜」などと勝手に想像していたのだが、どうも様子がおかしい。

ところが3日後に上のお宅のベランダに、雛が止まってこちらを見ているのをみつけた。


≪やっと姿を見せた二羽目のひな。お隣の家のベランダから通行人を見下ろして高みの見物≫


≪この子は最初に初飛行した“勇気ある”子。我が家のベランダ≫


これでやっと親子が合流したようだが、そうなると今まで親が来て我々を見て鳴いていたのは「子供たちが見えないのは“焼き鳥”にして食べたのじゃないの?」と怒っていたのかも?ということになった。

ハトの言葉がわからないのが残念だが、親子の情愛は察することができる。家内は、バラの手入れを開始しながら「寂しくなったわ…」と言い出す始末…。


もう一つついでにご報告。
近くの山林公園を散歩するのだが、こんなキノコを見つけた。
何と、自然界の芸術!思わず微笑んでしまった。


≪殺伐とした世の中、山中教授ほど士気を高めることはできないが、秋の林の中の自然界の“癒し”をおすそ分け!≫

まんがで読む古事記 第1巻

まんがで読む古事記 第1巻

太宰府天満宮の定遠館―遠の朝廷から日清戦争まで

太宰府天満宮の定遠館―遠の朝廷から日清戦争まで

日中韓2000年の真実 ?なぜ歴史のウソがまかり通るのか? (扶桑社新書)

日中韓2000年の真実 ?なぜ歴史のウソがまかり通るのか? (扶桑社新書)

中国人が死んでも認めない捏造だらけの中国史

中国人が死んでも認めない捏造だらけの中国史

日本人はなぜ中国人、韓国人とこれほどまで違うのか

日本人はなぜ中国人、韓国人とこれほどまで違うのか

ジェットパイロットが体験した超科学現象

ジェットパイロットが体験した超科学現象

金正日は日本人だった

金正日は日本人だった

実録 自衛隊パイロットたちが接近遭遇したUFO

実録 自衛隊パイロットたちが接近遭遇したUFO

自衛隊の「犯罪」-雫石事件の真相!

自衛隊の「犯罪」-雫石事件の真相!