軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

21世紀に存在する「アンモラル」な国

まずキジバト日記!
漸く私が指定した巣に夫婦で収まった。メスがじっとこもっていて、オスがせっせと餌を運んでいる。卵は見えないが、多分生んでいるに違いない。今年も春から縁起が良い!!


11日はチャンネル桜の「防衛漫談収録」、12日も、チャンネル桜で公式インターネットTV「さくらじ」の収録に呼ばれた。初めての番組だったが古谷ツネヒラ氏と、Sayaさんの司会で、とりとめない航空漫談をしているうちに90分終了、さわやかな二人の若者から《生気》を吹き込まれた!
毎週金曜日の午後9時半から11までスカイパーフェクTV217Chで放映される。

13日は、山梨市のI邸に招待され“桃源郷”を味わった。中央道は渋滞が始まっていたが、天井が落下した笹子トンネルは無事通過、初めからこうしておけばよかったのに…と犠牲者が気の毒だった。

今日は近所の森林公園を約2時間散策、自然の営みをじっくりと味わった。


さて本論に入るが、KJ君はカナダに逃げて吠えているようだが、確かに彼の故郷は環境汚染も人権無視もあまりにもひどいからだろう。
21世紀の今、こんな“経済大国”が存在すること自体が不思議でならない。
これからご紹介する「大紀元日本」の報道を見るだけでも、ナチス・ドイツ顔負けの人権無視、イヤ、殺人を平気で行っているようだ。
北朝鮮の「独裁」政治を非難する資格はないといいたくなる。だから6か国会議議長国としても何らイニシアティブが取れなかったのだ。

信じられない程非人道的で時代遅れな上にアンモラルなこの国の行いをいくつかご紹介しよう。


鍋料理にアヘンの原料 固定客をつかむため=南京市
≪【大紀元日本4月13日】南京市のレストランが鍋料理に旨みを加えてリピート客をつかもうと、アヘンの原料となるケシを入れていることが、当局の捜査で判明した。

南京市の地元紙「揚子晩報」によると、情報を得た同紙の記者と地元警察が南京市のある食料品卸売市場を訪れ、おとり調査を行った。「美味の特製調味料」を求める一行に対して、ある店の経営者は驚きの言葉を発した。「調味料の味は二の次だ。肝心なのはケシを入れること」。このような「特製調味料」は主にレストランに卸しているという。

取材を受けた別の店のオーナーは、「これを入れると料理が驚くほど美味しくなる。(中略)ほとんどの店はやっている。そうでもしないと固定客をつかめない」と罪悪感のかけらもない。
(中略)
友人と南京市内の鍋料理屋で鍋を堪能したこのユーザーは、味の異変に気づいた。このため、同じ店を再訪する際、薬物の尿検査をすることにした。嫌な予感は的中。食前の尿検査では陰性反応だったが、食後には陽性反応という結果が出た。鍋のスープを浸した試験紙の検査結果も陽性反応を示した。「この鍋には間違いなく麻薬を入れている」と彼は断言する。

その後、警察がおとり調査した店を家宅捜査したところ、40キロのケシを発見し、経営者の身柄を拘束した(以下省略)≫



河北省ガン村、赤い井戸水 有毒化学物質は基準値の73倍
≪【大紀元日本4月11日】中国当局は、国内に200カ所以上の「がん村」が存在すると認めている。その中の一つである河北省滄県近郊の村が深刻な水質汚染に見舞われている。赤く変色した村の井戸水からは有毒物質アニリンが基準値の73倍含まれていることが明らかになった。また、1996年以来、人口800人の村で30数人がガンを患っているという。

汚染源は20数年前に建設された化学工場。アニリンの汚染のため、井戸から赤い水を毎日飲む村民たちは、陳情を繰り返してきた。しかし当局は取り合わなかった。毎年行われた水質検査でも「合格」判定が下った。 

深刻な汚染が注目されるようになったのは同県環境保護局の蠟連声・局長の発言だった。同局長は「あずきを煮れば、水も赤くなる」と同村の水汚染を完全否定した。
(中略)
 地元紙の報道によると、村の井戸水を検査した結果、飲用水となる基準の73倍のアニリンが検出されている。

 アニリンは有毒化学物質であり、接触、吸入により速やかに人体に吸収され、中毒症状を起こす。中毒によってメトヘモグロビンが生成され、高メトヘモグロビン血症によりチアノーゼや呼吸困難が引き起こされ、死に至ることもある≫



不動産の前で婚姻は紙一枚? 「国五条」で離婚ラッシュ
≪【大紀元日本4月9日】3月から4月初旬、天津市南開区の結婚登記所には連日多くの離婚する夫婦が訪れる。朝方4時ごろから列ができ、整理券で「入所制限」をする日もあるという。「みんなニコニコしている」のがこれら夫婦の特徴で、離婚証明を手にするやいなや、「復縁の手続きも、ここでやってくれるのでしょうね」と、係員に念を押す人もいる。

 南方都市報が報じたこの風景は、2月26日、国務院が「国五条」を発表した直後に全国で見られた。不動産価格の調整を目指し、加熱する不動産投機を抑制する5項目の政策・国五条は、中古住宅を売買する際に、その売買差益の20%を個人の所得税として課すことを決めている。しかし5年以上所有し、「家庭で唯一の住居」であれば、免税されるという「但し書き」も付いているため、多くの市民が離婚に踏み切った。2つの不動産を所有する夫婦は離婚すれば、それぞれが「唯一な住居」として所有し、免税特典を享受できるわけだ。

 離婚の「利益」は売却だけに限らない。2軒目の不動産を購入する際も離婚したほうが「有利」だという。1軒目購入に必要な3割の頭金は、2軒目になると6割に増え、ローン金利も1.5割引きから、1割増しへと跳ね上がる。離婚して片方が1軒目として購入した後、また復縁する夫婦も増えている(以下略)≫


これが21世紀のアジアを代表する“経済大国”である。
数年前、上海の会議で日本は「社会主義国」、中国は「拝金主義国」だと言った研究者がいた…。

実はこのような偽装離婚?は沖縄でも聞いたことがある。夜の酒場にバツイチが多いのは、離婚すると各種手当が出て優遇されるので名目上離婚しているだけで実態は変わらないから、つい安心して手を出すと「夫からひどい目に遭う!」というのだ。
私は試したことがないから知らないが、事実だとすると中国の現状と瓜二つ!どちらが発案者なのだろう??



腐敗しきった軍幹部、階級は金で買う!
軍拡を続ける人民解放軍は精強だろうと思ったら大間違い。【大紀元日本3月19日】号に、
≪新旧の指導部がそろって出席した17日の全国人民代表大会全人代)の閉幕式に中央軍事委員会の徐才厚前副主席の姿がなかった。新指導部の門出を意味する重要な場だけに、軍首脳の欠席は憶測を呼んでいる≫と出たことがある。

全人代の開幕式にも欠席した同副主席について、香港紙・明報は18日付の記事で、現在、調査を受けていると報じた。2012年1月に失脚した総後勤部の谷俊山前副部長(中将)の汚職事件に巻き込まれたという。別の海外華字ニュースサイトも軍情報筋の話として、同副主席は14日から行動を制限されていると伝えた≫

そして、谷前副部長は不動産開発業者の弟と共謀し「軍の土地収用で1億元(当時約12億円)の不当収入を得ていたため、2012年1月に失脚した。同副部長への調査は故劉少奇国家主席の子息で、習近平国家主席に近いといわれる同部の劉源政治委員(上将)が指示した」のだという。

共産党機関紙人民日報傘下の政論紙・環球時報は16日、退役した張西南元少将からの寄稿記事を掲載し、「公然と命令に従わない軍幹部がいる」、「軍紀よりも個人の利益が重んじられている」と述べ、軍の腐敗が幹部に及んでいることを批判した。

人民日報も15日、国防大学の劉亜洲政治委員の文章を掲載し、「物欲ばかりに走る軍幹部がいる」と軍指導部に問題があることを指摘した。劉政治委員は習近平国家出席の側近と言われ、同主席の意向を汲んでの発言とみられている(以下略)≫


この一連の動きは、「軍の腐敗にメスを入れるための世論作りの可能性が高い」とされ、「谷前副部長への調査は軍上層部からの強い抵抗に遭っているため、調査は難航している」といわれていた。それは徐前副主席は谷前副部長の後ろ盾と言われ、ともに江沢民派の人物と目されていたからである。


習新主席は軍内の同派重要幹部を追究することによって、国民に腐敗取り締まりの姿勢をアピールしようとしているといわれているが、先日次のような情報が届いた。


徐才厚副参謀長の姿がなかったのは、実は膀胱癌で301病院に入院していたからだが、手術は失敗、というより全身に癌が転移していたらしい。状況は厳しく長くはなかろうというのだが、江沢民元主席も睾丸癌だったのでは?と聞くと、彼の場合は摘出に成功したが、徐副参謀長は手遅れだという。そして「その方が皆に都合がいい。彼は部下たちの昇進をカネで斡旋し、莫大な利益を得ていたからだ」という。


まあ、昔のシナ軍もそうだったからさほど驚かないが、内容が興味深い。人民解放軍の「少佐から大佐」までのほとんどがカネで階級を買う。しかも代金は10〜20万元だから彼は莫大な金を懐にした。
この情報は既に米国は承知していて、焦った政府は「40カ条以上の軍法」を新たに作成して通達した。つまり汚職防止と、階級をカネで買わせないためである。勿論その中には「情報を漏らしたものは死刑」という条項もあるという。
このような公務員らの規律の取り締まりにあたる係官は極度に疲労し、公安関係者は年間441人も過労死しているという。


更に面白いのは15万人に及ぶ女性兵士の育成で、ほとんどがスペインなど外国で訓練しているというのだが、その理由が、国内の水源汚染によって真水が3%しか補給されないので、水のきれいな国で育成?するなど女性兵士は優遇されているらしい。しかも女性兵士の昇進には「金は不要?!」、つまり、上司を喜ばせる“武器”を持たない男性兵士は汚染水で我慢し、金で昇進しろ…ということらしい。
にわかに信じがたいが、次のような「何でもあり」のこの国のこと、全うな民主主義国軍隊と同じ物差しで測れないのは事実のようだ。


次は「現代版ホロコースト」だが、KJ君の意見を聞きたいものだ…知ったらKJではなく、きっと“KC”に変心するかも。

「彼らは人間ではなく、獣だ」 中国誌、労働教養所の闇を暴く 制度をめぐる攻防戦
≪【大紀元日本4月12日】2月始め、身を刺す寒さのなか、遼寧省大連市に住む王振さんは、同省の馬三家(マサンジャ)強制労働教養所(以下、馬三家)から釈放されたばかりの女性に会った。女性は王さんに、しわくちゃの紙切れを渡した。「嘆願書」と書かれたこの紙切れには王さんの妻で収容中の玉玲さんの署名もあり、労働教養制度の廃止を訴えるものだった。女性は嘆願書をビニールに包み、膣の中に隠して持ちだした。

 これは中国財訊メディアグループ傘下の「Lens視覚」誌が7日に掲載した「馬三家から脱出」と題する調査報道の一部だ。2万字におよぶこの報道は、労働教養所で行われている長時間労働体罰、小部屋監禁、電気ショック、吊し上げ、拷問椅子、死人ベッドなどの闇の内幕を暴いている。「彼らは人間ではなく、獣だ」。かつての収容者は看守らをこう斬りつけた。


遼寧省瀋陽市に住む蓋鳳珍さんは、警察の親戚に対するトラブルのため、長年にわたり陳情を試みており、2008年から4回にわたって労働教養所に収容された。一回目の収容は、労働教養所のなかでも拷問が残虐で知られる馬三家だった。

≪現代のアウシュビッツ、馬三家強制労働教養所=大紀元から≫


Lens誌の取材に対し蓋さんは、2008年4月16日から19日まで「死人ベッド」に縛られたと証言。死人ベッドとは排泄用の穴が開けられた「ベッド」であり、収容者を首から足まで7つの固定具で縛る刑具。蓋さんはそこで強制的に流動食の注入を施された。口を開けない蓋さんに対し、看守らは子宮頚管拡張器を使って口をこじ開け、注入後もしばらく放置したという。「口の中の肉が剥がれ、血が大量に流れた。すべての歯がグラグラとした」

2009年2月25日から4月まで蓋さんは「小号」と呼ばれる独房に監禁された。小号は4〜6平米の小部屋で、採光の窓はない。換気用の小窓はあるものの、蓋さんが入れられた小号では、それも閉められていた。「息ができない。床で寝るしかないが、排尿排便も床の上。おまるをもらったのは三日目」。小号に入る前、蓋さんは吊し上げの拷問も受けていたので、小号では「真っ黒な血を3回吐いた」という。……
(以下、あまりにもおぞましい内容なので気分が悪くなるから省略する。関心ある方は大紀元日本をご覧あれ)


届いた本のPR
===================

≪学校では絶対に教えない植民地の真実(黄文雄著)ビジネス社=¥952+税≫
朝鮮、台湾、満州の≪植民地≫については、日本の負の遺産とされてきているが、そんなことはない、という過去の真実を分かり易く解説したもの。
終戦後のアジアの植民地解放については、昨年暮れに私は「大東亜戦争は昭和50年4月30日のサイゴン陥落」で帝国陸軍の勝利のうちに終結したと書いたが、日本が統治したこれら3国については黄先生の分析に優るものはないと思う。
教科書の副読本として採用されることを希望する。

中国人が死んでも認めない捏造だらけの中国史

中国人が死んでも認めない捏造だらけの中国史

2012年、中国の真実 (WAC BUNKO)

2012年、中国の真実 (WAC BUNKO)

中国ガン

中国ガン

中国の狙いは民族絶滅―チベット・ウイグル・モンゴル・台湾、自由への戦い

中国の狙いは民族絶滅―チベット・ウイグル・モンゴル・台湾、自由への戦い

大東亞戦争は昭和50年4月30日に終結した

大東亞戦争は昭和50年4月30日に終結した

日本を守るには何が必要か

日本を守るには何が必要か