軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

脳内汚染が進む人類!

早4月、雪で傷んだ家屋周辺整備もほぼ完了した。後は家内が丹精込めたバラの花と、私の「藤棚」の口紅という藤の花の開花を待つばかりだ。
大雪で棚も痛んだし、幹も苦しかったようだが、今朝見ると大粒の花芽が50以上もついている!やっと7年ぶりに観藤会ができそうだ!


チリ地震の余波も軽く済んだようだが、地球は確かに痛んでいるようだ。地球の反対側で起きた地震で、翌日は東北地方でも地震を観測している。地球は空間に浮いているから、振動波はマグマの反対側に伝達する、と私は勝手に思っているから、震度4と聞いてやはり・・・と自説に自信を持った。
それにしても、3・11の教訓は生きているようで、素直に指示に従ったところが素晴らしい。今回は狼少年にならなかったようだ…

地震初め、今が盛りの桜の満開など、自然界の“自然な営み”にはいつも感動する。前述した花芽もそうだが、鶯も鳴き方が上達してきた。彼らの体内にはどんなDNA?が仕込まれているのだろうと不思議になる。
家内が言うには、動物たちは過去にとらわれず、現在と未来だけで生きているからだ、という。確かに、昨年バーゴラに巣をかけたキジバト夫婦を見ていると、最後に卵を蛇に食われてしまったが、その後も巣をかけようと近づいてくる。学んでいない!と思っていたが、過去にとらわれていなかったせいか。

人間だけが過去にとらわれてくよくよストレスまみれになるのか、と思っていたら、今朝の産経トップには、シナが韓国と共闘して「南京市に慰安所を保存する」のだという。この国にはほかにやることがないらしい。
そのうちに彼らの過去がどんどん暴かれて、世界中から顰蹙を買うことになるだろう。第一、大陸では今、江沢民一派による言語を絶する汚職が発覚して、軍の高官らが逮捕され、支離滅裂になりつつあるじゃないか。


≪軍高官の汚職を進めた谷俊山中将と仲間の将軍、その豪邸(下)=大紀元日本とインターネットから≫


慰安所保存もいいが、他方では不正な役所に抗議して集まった人民を戦車で取り囲んで威圧するなど、人民解放軍ならぬ「人民抑圧軍」になっている。
天安門事件の再来も近そうなのに、≪南京大虐殺記念館≫の傘下に、今度の“慰安婦記念館”を置くというから、この国の21世紀にふさわしい事業として、世界が“評価”するだろう。こうご期待!

≪パラキシレン工場建設に数万人が抗議 武装警察出動で死傷者多数か=広東省茂名=大紀元日本から≫


韓国に対して、ヴェトナムが、韓国軍による≪虐殺記念館≫を建てたら面白い。しかし、民族的に優れたベトナムはそんなことはしないだろう。

≪軍事基地内のマンホール?に落ちたF-15K=インターネットから≫


ところでわが国の方だが、書く気にならないくだらない事案が多発していて嘆かわしい。
政府はいまだに「集団的自衛権」問題で右往左往し、やむを得ず【必要最小限】という語句をつけるそうだ。苦し紛れの処置だろうが、もともと同盟とは「血を流すことを覚悟した関係」であり、自分は守ってもらうが、相手は守らない、というのは同盟じゃない。
識者のご解説を聞いていたら、これで“識者”か?と情けなくなったが、「日米同盟である以上、米国が欧州で戦闘を開始したらそれに巻き込まれて、自衛隊も派遣される」と心配してくれている。
必要とあらば宇宙の果てまでも行動を共にするから同盟なのだ。いやなら他国とは一切縁を切って自主独立をすれば済む話、勿論仮に派遣されることになっても行かされるのは自衛隊で、識者は書斎でインタビューを受けるだけだろう。「行かされる自衛官が気の毒だ」などとは識者はこれっぽっちも考えてはいないのだ。もちろん政治屋もそうだ。
5000万円をもらった都知事にはいちゃもんつけたくせに、自分は8億円もらっても「熊手を買った」とつじつま合わせをするほど、彼らの脳内は汚染が進んでいる。どこに8億円の熊手があるか聞いてみたい。ギネスブックに載っているのか?

古来、馬鹿につける薬はないが、都合が悪くなるとこんな奴に限って≪病院に≫逃避する。
彼らに「つける薬」はないから、入院された院長も苦労するだろう。
病名は何とつけるのだろう?「集金性誇大妄想的臆病症候群」とでもつけたらどうだ?


わが友邦「台湾」の青年たちを見るがよい。理不尽な国民党政権の大陸との合意に怒って、50万人がデモに参加した。
クリミヤ法式に則って台湾で国民投票すれば「日本に併合されたい」という結果が出るのじゃないか?

≪50万人が埋め尽くした台湾市内=産経から≫


案外チベットウイグルも、モンゴルもそんな結果が出るような気がするが、韓国と中国はお断りしたい!
それには我が国の政治がもっとしっかりしなければなるまい。
安倍首相は、演説のたびに「しっかりと」を連発するが、本当にしっかりできるには、コバンザメを分離する必要がある。
いつまでも彼らに血を吸わせておけば、肝炎?になりかねないし、母体の方の体力が持つまい。
しかし、旧自民党時代から、パチンコ資金と学○票を割り当てられて生き延びている“逆コバンザメ党員”も党内に残っているから、なかなか分離できないのだろう。そのうち衰弱死しないように願いたいものだ。


話は変わるが、STAP細胞“事件”も奇妙な話だ。小保方リーダーだけの責任じゃあるまい。彼女の論文を公表した時、世界中は興奮に包まれたが、彼女の結果発表は、彼女自身の独断で行われたのだろうか?
公表前に理研幹部らは一読した上で許可したのではないのか?それともこれで“利権”が増えるとでも思ったのか?

いずれにせよ、論文の書き方がどうであれ、問題は結果である。速やかに再現実験をしてから、彼女に対処すべきだろう。


数多い冤罪事件もそうだが、国民が「立派な教養人の集まりだ」と思っていた組織ほど、実は人後に落ちる人物の集まりに過ぎないのじゃないか?と思いたくなるほど、最近のわが国各界には脳内汚染が進んでいるように見える。

自然界はもちろん、人間世界でも≪なにが起きてもおかしくない≫時代に入っているのである。
地上波TVを見ていると、あまりにも暢気すぎるので、ストレスがたまるばかりだから、この春はしばらくは草花の手入れと、花の香りに包まれて、ウッドデッキでコーヒーを楽しみたいと思っている。

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≪長らく拉致問題解決に取り組んできた小島晴則氏が監修した「北朝鮮帰国事業の記録」である。貴重な歴史資料でもあり、写真からは、生々しい当時の雰囲気が伝わってくる。高木書房:¥2000+税≫


≪写真と図解が多く、理解しやすい兵器図鑑である。著者は私も取材を受けたことがある竹内修氏と、元自衛官のあかぎひろゆき氏。686円+税と値段も手ごろ≫


≪著者は元航空自衛官だけあって、迫真に富んだ内容になっている。書評は、雑誌≪正論≫の来月号に書いたから省略するが、着眼がいいサスペンス小説。ご一読をお勧めする=祥伝社刊:¥1400+税≫

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