軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

激しくなる対日工作

愛猫ジリ(スコティッシュホールド:14歳)が急死した。食欲が減退していたので、猛暑の影響か?と思い餌をいろいろと変えつつ様子を見ていたのだが、朝起きたら倒れて虫の息だったので近所の獣医に飛び込んだ。懸命の処置で一時回復したものの手遅れだった。原因は不明だが猛烈な脱水症で体温が低下したことにあったらしい。
午後、動物霊園に埋葬に行くと人間の葬式かと思うほど、喪服姿の家族総出で葬儀をしていた方々がいたことと、葬儀用品が高価なのには驚いた。
人間?の私でもあんな高価な棺桶は辞退するが、ペットといえども家族の一員、その気持ちはよく理解できた。
今回はてきぱきした女性獣医さんのおかげで、一時的にジリと「別れ」の言葉を交わす時間ができたことがせめてもの慰めだった。

それにしても盲導犬をフォークで刺した畜生以下の人間は、直ちに火葬してやりたいほどの怒りを覚える。どうも最近、人間性を失って畜生以下に成り下がりつつある愚か者が目立つのが情けない。


ところで、“共共”内戦中のシナで、習主席が軍隊トップの掌握を急いでいるようだ。共産党の軍隊だから、これをしっかり握らなければ政権が吹き飛ぶことは歴史が示している。

情報によると、習主席は空軍司令に「乙小光」、ミサイル司令に「魏鳳和」、海軍司令に「孫建国」、総後勤部長に「劉浄(サンズイではなく目)」で、10月の4中全大会で公表するらしい(博訊報)。


軍事委員会副主席は「張祐侠」「劉源」「許其亮」「劉福廉」のようだが、なんと、国防部長はあの“タカ派”の「劉亜州」だという。
総参謀長「房蜂輝」総政治部主任「張揚」総装備部長「蔡英珽」という顔ぶれで、江沢民派といわれる「徐才厚」「郭伯雄」その一派の「範長龍」国防部長の「常万全」の名は消えた!
つまり、10月には軍内部にはびこっていた江沢民一派の大掃除が終わり、習近平一派が軍の実権を握るということになる。今回昇任した者はすべて習主席と密接な関係があるものばかりであり、いわば幼馴染たちである。


≪劉亜州将軍=インターネットから≫


これらの中で要注意なのは、劉亜州国防部長と、その妻・李小林の動きだろう。この人事が公表されれば、落ちぶれつつある江沢民一派が黙っているはずはないから、もうひと騒ぎ起きるに違いない。
その時習主席は何に頼るか?言うまでもなくわが日本国の「政治経済面での支援」である。尖閣に強硬出撃?しようとした香港の活動家を止めたことがそれを物語っているが、弱腰だと思われないために?孅11で米軍の非武装機にちょっかいを出して牽制している。危険な賭けであり、米軍を怒らせて得にはならないだろうに……それとも第一線パイロットの中に江沢民派がいるのかも?

≪平成23年、創価学会を訪問した李小林女史=学会報から≫

今まで親中派を育ててきたのはそのためにあるのだから、早速福田元総理が使い走りを始めている。
習主席と安倍首相は同じ考えだ…というのだから気味が悪い!

繰り返すまでもないが、「劉亜州」将軍は、「解放軍将軍劉建徳の子として中国山西省太原市に生まれ」「紅衛兵などを経て、武漢大学外国語英語科卒。空軍上将、国防大学政治委員」である。
さらに問題なのは、「第3代国家主席李先念の娘婿」にもあたり、中国では、習近平を筆頭にした「太子党の主要人物」だ。
そして妻の李先念国家主席の娘「李子琳」は太子党の領袖でもあり、「中国対外友好協会々長」の肩書を持つれっきとした工作員である。

日本国民は、あの危機一髪だった売国民主党政府時代に彼女が得々として来日したことを忘れているだろうが、民主党政権樹立で、日本を支配下に置いた、と意気込んで来日した。
その実例として当時のわが外務省は平成23年11月24日のホームページに「李小林・中国人民対外友好協会会長による野田総理大臣表敬について」と題して野田総理との会見の模様を掲載し、玄葉外相とにこやかに握手している写真を掲載している。
更にご丁寧にも【中国人民対外友好協会】とは「外国との民間交流を促進するために、1954年5月に設立された団体。特に文化・芸術分野に重点を置いて交流活動を実施している、と解説した。

今回も、実質的にバブルが崩壊して環境問題を解決するための技術も資金も無い中国が、福田、鳩山・元首相や山口公明党々首との会談を要望しているほか、資金調達のために、トヨタなど、大陸で人質になっている日本企業との面談も要求していて、外務省ではそのセッティング準備中だというから何ともはや気がかりである。



≪なにやら怪し、元総理ら…=インターネットから≫


たまたまこの二日間、産経新聞は【狙われた情報通信】として日本を舞台に暗躍している中国企業パイの実態を、
≪電子情報空間を戦場とする国家間の攻撃・報復合戦は「サイバー戦争」と呼ばれ、米国と中国の間で日常化している。日本にとっては決して対岸の火事ではない。中国はひたひたと日本国内の情報通信技術および関連産業の現場に浸透している。その実態を報告する≫
として連載し、今日は「中国が党主導で軍事機密を奪い取りつつある」実態を掲載した。

更に≪きょうまで緊急連載した「狙われた情報通信」も読者からの情報提供をもとに、複数の記者が裏付け取材を行ったうえで記事化したものですが、まさに事実は小説より奇なり。

中国の露骨なまでの高度技術乗っ取り工作は、まるでスパイ小説のようです。それに対し、日本政府や企業の対応はあまりにもお粗末です。ある政府関係者は、「サイバー戦対策を具申しても幹部がまともに取り合ってくれない」と嘆いています。危機はもう足元に迫っているのです。(編集長 乾正人)≫との所見も書いたが、“朝日撃沈作戦”に夢中になっていると、その“本家であるシナ”からしっぺ返しを食らうから、十分気を付けてもらいたい。

しかし、例の朝日の≪慰安婦≫問題が実は意図的な“虚報”だったことからもわかるように、シナの謀略活動は一向に衰えることなく継続されているのであり、その下請けをしているのが韓国と朝日をはじめとした我が国の一部メディアでなのである。


“女”に弱い政治家や官僚にとって李小林・中国人民対外友好協会会長は強敵であることを再認識すべきだろう。
ところでこれで政府内部でシナに通じている“与党”の存在が明確になるわけだから、次回選挙時の国民の覚醒が望まれるが、果たして≪四方の海皆同胞≫思想が充満した日本国民に可能だろうか?
多分“優しい日本人”は、イスラム国兵士?に捕まったり、死刑判決を受けて「騙された!」と涙の会見をする愛知市議の立場になってみて初めて後悔するのじゃなかろうか?

まさに戦後の日本人は、アジアの絶滅種“希少民族”というべきなのかもしれない。アマイアマイ!!


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1、
「日本を恐れ、妬み続ける中国=黄文雄著:KKベストセラーズ¥1204+税」

おなじみ、黄文雄氏の新著である。一度も戦争で大勝した経験がないこの国の実態がよくわかる。≪大昔から、日本はあらゆる面で強かった!!≫
そう、だから彼らは今でも≪反日・抗日≫と一度も勝てなかった悔しさを、記念館を建設して気炎を上げているのである!いわば『バーチャル勝利』を楽しんでいるのだ。


2、
「人は何のために死ぬべきか:奥山篤信著・西村眞悟特別寄稿:スペースキューブ¥1400+税」
わが友、奥山氏と西村氏の共著である。奥山氏は平河総研設立時からの親友だが、彼の経歴が面白い。1970年京大工学部建築学科卒とはいっても学園紛争の影響で真面目に勉強できなかった!と怒って、改めて東大経済学部に入りなおし1972年に卒業、三菱商事、米国三菱商事(ニューヨーク)勤務を経ているが、それでも満足できずに独立した変わり種である。
そして平河総研を創設してサロンを開くなど、広範な活動を開始したが、今やその人脈は政財界に広がっている。
そして宗教に関心を抱くや、自ら(この歳で!)上智大学院神学科に入学、宗教について率直な意見交換をしたらしいから、担当教授は当惑したことだろう。
通常の物書きは「人は何のために生きるのか」と書くが、彼は「何のために死ぬべきか」とした。ここが彼の本心を表していると思う。
ダイナミックで、日本精神にあふれた硬骨漢によるキリスト教解説の数々は、その道の本職の方々もきっと【目からうろこ】だろう。
心友・西村氏の推薦の言葉がまた良い。机上の空論を離れた、実践に生きる二人の心情が読み取れる。既成の宗教観に一石を投じる“レア”本である。

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