軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

共産軍国主義パレード続報

次回「ジャパニズム27号」の原稿を書き終えたところだが、改めて我が国の安保・防衛に関する政治のドタバタ劇、とりわけ野党などの「反対のための反対運動」にはうんざりする。

≪この紙面は今の「安保法案」反対記事ではない。「PKO」に反対する平成3年11月10日付の朝日新聞である。今も昔も変わらぬアジテーターだとわかろうというもの。昔は「暴支膺懲」「鬼畜米英」そして今は安保反対!あきれてしまう≫


さて、いいタイミングでウォッチャーから天安門広場で実施予定の“大軍事パレード”続報が届いたので画像でご紹介しよう。

≪1945年から続く、天安門の観閲式典会場:準備は整っているようだが、テロ対策は万全かな〜:インターネットから(以下同じ)≫


≪折角のお祭りなのに、自国人民は観覧を禁止され、「住民らは窓からも見てはならない」ときついお達し。ケネディ暗殺事件に学んだか?≫

これに対してネット上には、なぜ見れないのか?何のための“閲兵”か?外国を威嚇するためか、習大大の権力誇示のためか?政敵に対する威嚇か?米日に対する威嚇展示か?などと多くの書き込みがあるが、15000人の監視要員を配備してネットを遮断中だそうだ。


次はお待ちかね!解放軍の“モデル儀仗隊”

≪この“儀仗兵”大連生まれの門佳慧さんは北京服装学院卒業後、車のモデルや「中央テレビ勤務」だったが、2014年に儀仗隊に入隊!
これらの美人は訓練で肩や背中などを負傷しただけではなく、生理も異常になったので、ネット上や軍報も「人々の前で色情をひけらかすが、これが軍の規律か!軍は戦うのか?それとも女の色を売るのか?何が抗日戦争70周年の目的か?それとも女兵の展示か?本当に軍隊の質が変わった…」と書き込み殺到≫



≪こちらは“儀仗兵”の訓練風景。誰だ!さすが解放軍、解放されていていいな〜…指導教官になりたい!などと考えているのは!日本じゃ“セクハラ”で逮捕されるからか…≫


≪ご心配なく。こんな千手観音も用意されている…日本芸人の“パクリじゃないか”という者もいるようだが、無宗教のシナ人だから「千手観音」ではなく「千銃観音」だろう。手に持っているのが殺傷兵器だから…≫


≪物騒なので、それを気にしてか“ハート”も作るらしい。いかにも共産軍らしく逆さハートだが…。北京市民はこんなアトラクションも見れないとはお気の毒≫

ついでに中共の兄貴分・ロシア軍も参加する。その訓練中の写真だが、互いに刺激になって士気が上がったことだろう!。さすがに軍国主義国らしい風景だ。


さて、いよいよ空軍の出番である。今回は10個編隊200機以上を飛行させるというから、空中指揮は大変だろう。
その飛行要領がこれだ!

さすがに大陸国らしいスケールだが、何か少しでも歯車が狂うと取りかえしが付かなくなるから心配だ。
ウォッチャーによると、習近平観閲官は事故を心配していて、睡眠不足らしいが、天津大爆発事故の後でもあり同情できる。
そこで隠し玉を使って、ロシアや米国などから職にあぶれていた空軍OBパイロットを高給で採用しているといううわさがあるという。
面白いのは台湾で大事故を起こした航空会社から10数名のパイロットが採用されているというのだが、その昔、蒋介石はフライングタイガーという米国の“義勇軍”を囲っていて、日本軍とたたかわせていたから、その血筋が共産軍にも残っているのか知らん?

フライング・タイガーのメンバー≫

タイガーの指揮官は有名なシェノートで、当時1000ドルの高給取り、しかも中佐から将軍に昇進して蒋介石軍に貢献した。
そういうとウォッチャーは、先生、金目当ての空自OBは参加していないでしょうね〜とからかわれた!一時民間不況で相当数がシナにわたったという未確認情報があったが…「たぶん大丈夫だ」と答えておいた。

“空飛ぶテルテル坊主”は応援しないから、当日の北京が天候不良になっても知らない。得意とする「環境変更技術」を使って、雲を取っ払うのだろうが、参加パイロットが無事であるように祈りたい!


届いた本のご紹介
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≪日本が戦ってくれて感謝しています井上和彦著:産経新聞出版¥1300+税≫
井上君の10万部を突破したベストセラーの続編である。今まで左翼メディアの圧力で、日陰者扱いされてきた、戦争体験者型から、「本当のことを書いてくれてありがとう」との賛辞が寄せられているというが、さもあろう。朝日のように、ありもしなかった“従軍”慰安婦などの虚構報道で、名誉を傷つけられてきた方々にとっては、やっとこれで戦没した戦友に会える、という思いが強かったと思う。
いつものように歯切れの良い文章だから、短時間で読了できる。若者に読んでほしい。


≪覚醒のライフスタイルを提案するスピリチュアル・マガジン:スターピープルVol・56¥1500+税≫
最初に書いたように、退官後はや20年間、国民を“国防問題に覚醒”してもらおうと微力を尽くしてきたが、“後期高齢者入りした老兵”には重荷になってきた。「ばかばかしくなってきた」というのが本音だが…
7月にインタビューを受けたのだが、今回その要旨を的確に掲載してくれた。これからは宇宙に目を向けることにしたい!と考えている。
油井君もステーションで勤務していることだし。
ご関心がある方はご一読あれ。



「WiLL10月号。¥820」
おなじみWiLLの10月号。すでに店頭に並んでいる。総力大特集「平和安全法制」の核心はここだ!が面白い。いつものように堤氏と久保氏が「九条死守論者の薄い脳みそ」と罵倒しているが、たしかに分厚くはなさそうだ。しゃぶしゃぶ肉程度かな〜。
柿谷先輩と後輩の織田君も一文寄せているが、「日本の弱さを知れ!」という陸・海・空三将官の鼎談も面白い。今までは自衛隊の高位高官は、何を恐れてカなかなか意思表示をしなかったが、後輩たちが積極的に発言していることが頼もしい!老兵は安心して引退できそうだ!?


「正論一〇月号¥780」
総合雑誌の中でなかなか健闘しているが、WiLL同様ここでも渡部昇一氏が安倍談話を評価している。私は「冷厳な政治」を預かる首相らが、「道徳論」に口出しするという愚策を演じた結果の混乱だと思っているからこれで幕引きだ。
いつまでも愚を繰り返すべきではない。
過去の元首相連中は、いつまでも目立ちたがりで、きれいごとを言う割には道徳観念に乏しすぎる。
こんな老人に振り回されていては日本の発展は阻害されるし、国民も人生を無駄に生きることになる。だから私は≪知的生命≫が恋しくなったのだ…
“従軍”慰安婦にのめりこんでいる心優しい方々は、ぜひとも紹介している鳴霞女史の力作を読んでほしい。アマゾンで上位を占めているからかなり多くの方々が目を通して驚いているに違いない。これがあの国の実態なのだ。

中国 驚愕の性奴隷

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