軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

エイリアン来襲?

はや10月も4日過ぎた。
昨日は新聞に「霊園広告」が入っていたが、今朝は「お葬式・家族葬」の案内が入っていて、あまりにもタイミングがいいので驚いた!
≪病院→霊安室→火葬セットで¥189,000!-こだわりの方・ミニセレモニーもあります」≫とあった。
墓がなければ散骨供養¥80,000.とあるから、こだわらなければ¥26,9000でこの世に別れが告げられることになるから、「最低30万円は貯金しておかなくては…」と家内が言った。
年金生活者には厳しいから、誰にも迷惑をかけないように“忽然”と姿を消す方法を見つけよう……


さて、次回上梓する予定の原稿も仕上げ、ジャパニズムに連載されていた漫画「ストレンジャー(stranger)」も前回で終了し、12月に出版が決まった。
沖縄時代に書き上げた中編ミステリー小説を題材にして、あびゅうきょ氏が原画を書いてくれたものだが、UFOを題材にした国際ミステリーが、沖縄の歴史と伝統文化に魅せられたあびゅうきょ氏によって重点がややそちらの方向に向いたものの、基本的には変わりはなく、むしろ現代の若者たちの宇宙に関する関心の度合いが覗えたのが収穫だった。乞う、ご期待!!

≪「ジャパニズム26号」で終了した「ストレンジャー」、あびゅうきょ氏に感謝!≫


ところで世界中、いたるところで紛争が激化している。難民に苦労する欧州も、米英仏それにロシアまでが加わった中東シリアも、世界中がきな臭くなっている。
わが国だけが、「はしか」のように騒いだ「安保反対行動」も、それがメディアのやらせだったことを証明するように“ピタリ!”と収まったのだから不思議なものだ。本当に無駄に国力を消耗していて嘆かわしい。

隣国の北鮮はシナとの国境紛争に入っているし、南はやることに事欠いて、日本憎し!と子供らに教えようと、でたらめ教科書を作成中だという。
“大国”シナもおかしくなってきていて、各地で爆発“事故”が起きているが、これは共産主義体制に対する不満を蓄積させた人民の明らかな「テロ攻撃」である。これから来年にかけて、騒動は大きくなっていくだろう。

わが国内も、新聞の「3面記事」を見れば事故・殺人続きで、命の“重さ”感覚がマヒしつつあるが、そんな愚かしい問題にかかわっていれば、次の事象に乗り遅れること必至である。その事象とは≪宇宙戦争≫である。


第2次世界大戦末期に、科学者特有の自己名誉心が嵩じて、人類は「パンドラの箱」をあけてしまった。そう「核分裂技術」である。
その実験を兼ねてトルーマンは、終戦工作を模索していた日本に2発の原爆を投下した。
一発目は「ウラン型」、2発目は「プルトニウム型」であった。
米国を敵とみなしていたソ連は、直ちにスパイを送り込んでこの技術を入手し、一気に水爆まで作り上げて、核の恐怖で世界を支配しようとした。


このころからおびただしいUFO目撃談が記録されてくる。
勿論米国では撃墜したUFOと異星人の解剖も済み、世界に先駆けて高度な科学技術を手にしたといわれている。
UFO論議が、いつまでも“非科学的”なものとして、オチャラカ番組をにぎわせている背景には、特権を手にした米国の一部の者による陰謀のにおいがする、と専門家は言う。一部の人間が世界の富を独占しようとしているのだ、というのである。つまり石油利権である。


戦争という特殊環境の中で、理性を失った科学者たちが手を付けた「悪魔の科学兵器」は、その後ドンドン拡散して、核分裂の危険性は人間性の喪失に比例して高まっていった。開発した科学者の手には負えなくなっていったのである。無責任だが、いずれそうなる運命だったのだろう。


ところが今年に入ってから、宇宙とUFO(知的生命体)に関する情報が漏れ始めた。いや、意図的に小出しにしつつあるようだ。
そんな中、私が関心を持って眺めてきたのは、ホーキンス博士の言動である。


≪7月20日、ロンドンで地球外知的生命体を探査する新計画が発表、スティーブン・ホーキング博士も出席した(ロイター)≫

新聞記事(産経)にもなっているから、今日はその話をしておこう。
そこには、人工頭脳などという、反人間性的要素が絡む危険性について、ホーキンス博士が警告しているからである。


今年の5月28日の産経【スポーツ言いたい放題】欄に、【ホーキング博士とゲーリッグ 深遠な宇宙のセオリー】と題する映画の解説記事が出た。


≪難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)を抱える「車いすの天才科学者」スティーブン・ホーキング博士(73)の半生を描いた映画「博士と彼女のセオリー」。ホーキング博士を演じたエディ・レッドメイン(33)が第87回アカデミー賞で主演男優賞に輝き、5部門のノミネートで大きな話題になった。ALSといえば、スポーツファンは大リーグの伝説的存在、ルー・ゲーリッグ内野手(1941年37歳で死去)を思い出す。映画の中にもALSを「ゲーリッグと同じ病気」と説明する場面が出てきた。6月2日はゲーリッグの命日。(出崎敦史)


「宇宙と希望=どんな困難な人生でも、命ある限り希望はある」(However bad life may seem, where there is life, there is hope.) 

それは、まぎれもなく人生のセオリー。ホーキング博士の言葉に生きる勇気がわき上がってくる。すべての瞬間を大切に生きようとする強い決意。人の持つ生命力は、ホーキング博士が追い求める宇宙よりも大きく、深く、強さに満ちあふれている。宇宙は、間違いなく私たちひとりひとりの中にあるのだと思う。(以下省略)≫ 


続いて7月25日の 「SANKEI EXPRESS」は、【ウイークリーワールド】「宇宙人探し」本気です! 天体からの電磁波解析…ホーキング博士も賛同と次のように報じた。


ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた「五つ子銀河」の写真。遥か彼方から送られてくる電磁波を解析し、地球外生命体を探索する過去最大規模のプロジェクトが始動した(AP)≫


≪今年3月29日未明、私がCE-5コンタクト体験中に、近在の知人が撮ってくれた同様な写真≫

≪地球外の知的生命体を探し出す本気モードのプロジェクトが動き出した。車いすの天才宇宙物理学者として知られる英国のスティーブン・ホーキング博士(73)とロシアの大物実業家、ユーリ・ミルナー氏(53)が20日、ロンドンで共同会見を開き、宇宙から送られてくる電磁波の中に地球へのメッセージといった文明の存在を示す信号がないかを解析する研究プロジェクトを発表した。1億ドル(約124億円)を投入し10年をかけて、地球がある銀河系内の100万個の天体と銀河系周辺の100個の銀河を対象に探査。世界中の市民科学者約900万人もボランティアで参加し宇宙人との接触を試みる。(以下省略)≫


そして7月28日には、

「人類に対する脅威だ」ホーキング博士 攻撃対象を機械が判断“AI兵器”に科学者たちが反対署名


≪同記事から≫  

≪攻撃対象を、人間でなく「機械」が判断する。ホーキング博士など著名な科学者たちが、こうした高度な「自律型の兵器システム」に対する懸念を表明した。「国際人工知能会議」で公開状が公表される予定だ。

誰を攻撃するかを人間でなく機械が判断する。世界各国の政府に対し、こうした自律型兵器の開発を禁止して、「軍事AI兵器競争」を防ぐよう求める公開状に、科学技術分野における膨大な数の著名人たちが署名している≫


SF漫画や小説が、その後実現した例は多い。サイボーグも、“高座に出てくるデラックス”ではなく、本物がそろそろ実現に近づいている。その最初の段階が、無人攻撃機による“無差別攻撃”だろう。
ヘルメットをかぶり、酸素マスクをつけて座席に固縛され、Gに耐えつつ飛行する“人間パイロット”ではなく、コーヒー片手にゲーム感覚で殺戮する“地上パイロット”の誕生は、もしこれが“人間性が欠落した後進国”の手に入ると人類は再び原爆を手にした時のような悲惨な時代を迎えるだろう。
それは画像で見る地上と、自ら飛行して感じる世界の恐るべき落差を感じないからである。つまり危険を共有しないから、失敗しても【リセット】できるようなゲーム感覚が人間を狂わせるのだ。


そして8月2日のSANKEI EXPRESSには、「『ロボット戦争』数年で現実に AI兵器開発禁止訴え、ホーキング博士ら研究者が警告」と出た。

≪映画「ターミネーター 新起動/ジェニシス」で登場したロボット(人造人間)T−800。人為的に開発を抑制しなければ、現実の世界でもロボットが戦争の主役を担う時代が近づこうとしている(AP)≫

人工知能(AI)を搭載して人間が操作しなくても自動的に敵を攻撃する兵器の開発禁止を強く訴えて、英国の著名な宇宙物理学者、スティーブン・ホーキング博士(73)らの研究者グループが公開書簡を発表した。書簡では、現在のAI技術は数年内に兵器利用を実現できる水準にあり、放置すればこの分野の軍拡競争を招き、「ロボット戦争」が起きかねないと警告。自律型人工知能兵器は戦争において、火薬と核兵器に次ぐ「第3の革命」になると指摘した。ロボット戦争の恐怖については、映画「ターミネーター」などによって世界で認識が広まったが、それは想像以上に間近に迫っているようだ。


 当面、AI兵器として想定されているのは、人間の遠隔操作を離れて標的の探索や攻撃判断を自ら行う小型無人機(ドローン)などだ。AI兵器が危険とされる理由には、コピーが容易で不拡散の監視が困難なことに加え、一般に、(1)誤判断が生じ、味方や無関係の市民に攻撃を加える可能性が排除できない(2)戦場で兵士が犠牲になるケースを減らすことができる一方で、却ってそのことが戦争を引き起こしやすくする-などが挙げられる。

しかし、実際には、書簡が示した懸念とは裏腹に、すでに米露ではAI兵器の開発が着手されている。ロシアでは拳銃を発砲する戦闘ロボットの開発が進められ、今年、戦闘用ヒューマノイドロボットの試作機を完成させた。米国でも国防総省傘下の国防高等研究計画局(DARPA)が、自力で判断して敵を攻撃する自律型人工知能兵器の開発を加速させているとされる。

ホーキング氏とマスク氏は兵器だけでなく一般的なAIに関しても、これまでにその危険性について警告を発してきた。 「2001年宇宙の旅」や「ターミネーター」などのSF映画の世界ではたびたび人工知能で自律行動するロボットが現れ、人間に危害を加えてきたが、創作物だからこそ、安心して見ていられたに過ぎない。人間の介入なしに戦闘や殺害が可能な兵器の開発は、芽のうちに摘み取る必要がある≫


そして10月3日、ついに「エイリアンが襲来し人類を滅ぼす?! ホーキング博士の警告に科学者騒然」という記事になった。

≪あるイベントでブースに飾られた“宇宙人に注意”の標識。門外漢の想像は笑い話で済むが、権威ある専門家の“警告”となると、重みが違う(ロイター)≫

≪博士の“警告”を最初に紹介したのはスペイン紙「エル・パイス」。この内容を英紙デーリー・メール(電子版)など欧米メディアが次々と報じた。

 エル・パイス(電子版)の記者は博士にこう質問した。
 「最近、銀河系で(エイリアンを含む)地球外生命体を探す非常に意欲的な取り組みを始めましたが、数年前には、地球外生命体がわれわれ人類を絶滅させる可能性があるため、関わりを持たない方がよい、とおっしゃいました。この考えに変わりはありませんか」

 これに対して博士は「エイリアンが地球に来た場合、コロンブスの米大陸上陸時のように、先住民族のことをよく知らないために起きた結果(大虐殺)になる」と述べ、エイリアンが人類を滅ぼす可能性を強く示唆した。

 エイリアンが地球など別の惑星に侵攻する理由として、博士は「高度な文明を持つエイリアンは、自分たちが征服して植民地にする惑星を探すため、(宇宙を徘徊する)遊牧民のようになるからだ」と指摘する。

探査計画協力も

 ホーキング博士は昨年12月、英BBCのインタビューで「完全なAIの開発は人類に終わりをもたらすかもしれない。ゆっくりした進化しかできない人間に勝ち目はない」と発言。AIが人類滅亡を招くとの認識を示して、物議を醸した。

 “AI人類滅亡説”は専門外の分野の発言だったが、今回は「宇宙の権威」である博士が、エイリアンの存在を前提にして、人類滅亡に触れたため、研究者への衝撃度は限りなく大きいという。

 博士は今年7月、宇宙から地球に届く電磁波の中に、どこかの惑星などから地球へのメッセージなど文明の存在を示す信号がないか解析する研究プロジェクト「ブレークスルー・リッスン」をスタートさせた。

 事業パートナーであるロシアの大物実業家、ユーリ・ミルナー氏(53)が拠出する1億ドル(約120億円)を使い、今後10年間で、地球がある銀河系内の100万個の天体を中心に探査。世界中のボランティア科学者の協力も仰ぎ、エイリアンの探査などに取り組んでいる。

安易に関わるな
 このプロジェクトで、仮にエイリアンを含む地球外生命体を確認できても、博士は安易に関わりを持つべきではないとする自説を変える考えはないという。博士の警告から3日後、米航空宇宙局(NASA)が、火星表面の谷間に沿って、塩水の川が流れている有力証拠を見つけたと発表し、地球外生命体が生息する可能性が一気に高まった。この発見が、博士の“警告”にさらに重みを与えた。

 博士は、エル・パイス紙の取材にこう付け加えた。
 「災害が地球を破壊する危険性が高まっており、人類の生存は、宇宙に(地球以外の)新たな家を探す能力にかかっている」≫


とてつもない“力”を得たと勘違いした人類は、原子爆弾を作って悦に入った。傲慢にも資源の独占を図り、地球破壊にまい進しているから、地球は災害という手段で人類に報いつつある。
そして次は、核分裂を人類全体の幸福のためではなく、己の利益のために独占しようとして、人災を招きつつある。
兵器用の核分裂技術が他国に拡散すると、あわててそれ以上の拡散を制限しようとしているが、とても取り締まることはできまい。
一応近代的教養を身に着けた民族のみならず、“未開民族”までが持ち始めたから、必死でそれを止めようとしているが止められないだろう。
そしてやがてテロリストが“それ”を手にした時、国際政治はとん挫する。彼らにはモラル(価値観)が通じないからである。
力と力の対決となり、近代社会から一気に古代社会へと逆戻り、耐えられなくなった“金満家たち”は続々と宇宙へ逃避する。
小学生の頃「空気がなくなる日」という映画を見た記憶があるが、金持ちはタイヤのチューブを買い占め、貧乏人は慌てふためいて障子を閉めた!
そんな愚かしい世界が迫っている、とホーキング博士は警告しているのである。やがて数年以内にその前兆が現れると思われる。
たまたまNASAが火星に水があることを突き詰めたから、博士の警告は真実味を帯びている。


≪棒渦巻き銀河NGC1097(NASA、米カリフォルニア工科大提供)≫


≪火星表面で見つかった、水が流れたとみられる黒っぽい筋(左)。塩分以外の鉱物を青で着色してある(NASA提供)≫


宇宙ステーションで地球を見下ろしている油井君に、ラグビーの応援よりも地球上の変化と、宇宙空間内の異変について聞きたいものだ。

資料を整理して「宇宙戦争は地球人が始める!」というSF小説でも書こうかな〜〜と思っている。いよいよ“戦争”が近づいたら、お墓に入るので、葬儀の広告は、それまでの間待ってほしいと思っている……

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