軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

核戦争は防げるか?

「欧米の軍事同盟、北大西洋条約機構NATO)のストルテンベルグ事務総長が1日、東京都港区の慶応大で講演し、ウクライナ侵攻を続けるロシアのプーチン大統領について「大きなミスをしている。ウクライナ国民の勇気を甘く見た。そしてNATOと同盟国を甘く見ている」と述べた。学生の質疑に答えた」と共同通信は書いた。

 

昨年の2月24日に始まった軍事侵攻は、始めたロシアにとってどうやら暗礁に乗り上げているらしい。プーチン大統領の焦りぶりが伝わってくるが、侵攻当時彼はウクライナ は単なる隣国ではなく、われわれの歴史、文化、精神的に切り離しがたい一部だ」と述べ、「ロシアウクライナの国境はソ連共産党代に引かれたものだ」と切って捨てたものであった。

あれから一年、予想は見事に外れ、今や一進一退どころか、己の立場も危うくなりつつある。欧米の一部では「プーチン無き後の世界」を予想しているところもあるという。

その結論はまだ見えていないが、北方領土が接する我が国は、其れに備えた外交戦略を立てて準備しておくべきではないのか?

今やウクライナは、「ウクライナの独立を支援する」西欧と、「俺のものは俺のもの、他人の物も俺のもの」という「領土拡張式共産専制国」との闘いの場になっていて、ドイツ製戦車「レオパルト2」や米軍の主力戦車「M1エーブラムス」、英軍主力戦車チャレンジャー2」など、各国の近代軍事装備品の試験場と化そうとしつつあるが、やがてそれは最後には、プーチンの‟暴発”に行き着くのかもしれない。彼にとっては、「悪いのはすべて相手」なのだから始末に負えない。

やがてプーチンは「キューバ危機」時のフルシチョフの完敗に結びつくのかもしれない。しかし傍に信頼できる部下はいないようだから‟暴発”しかあるまい。

 

話は変わるが、このところ、ヒストリーチャンネルディスカバリーチャンネルなど、米国のケーブルTVからの取材が多くなり、先だって米国政府が“公認した”UFO問題に関わることが大いのだが、改めて「UFOと核の問題」を問いかけられた。

 講談社から「宇宙戦争を警告するUFO」を出したこともあり、UFOと核問題は切っても切れないもののようだから、知的生命体は「知恵遅れの地球人」に「核爆発の危険性」を警告し指導にきている存在だ、と私はみなしている、と答えている。つまり、核戦争は地球だけの問題ではなく、全宇宙に影響する事態だ、と忠告にきているのだろう。

 

事実、旧ソ連やロシアは別にして、米国の「原子力発電所」、「核推進艦船」や「核ミサイル発射基地」などにUFOが現れ、作動できなくなった事例も報告されているから、私はそう信じているのだが、現在“戦場”になっているウクライナ各地にもUFOが頻発しているという。もしそれが事実だとすれば、間違いなくウクライナ戦争で迫っている「核戦争」の危機を警告しているのではなかろうか?

尤も、過去に何度も米軍が体験した「核兵器発射不能事態」のように、プーチンが“暴発”して発射ボタンを押そうとしても、発射できないのじゃないか?

いや、そうあってほしいと思っているのだが、いくら人道を掲げた西欧諸国でも、人類の知恵を結集?した国際共同機関でも、それを阻止できないのだというのであれば、ここは一度UFOの出番になるのじゃなかろうか?

それとも地球人に愛想をつかした知的生命体が「ノアの箱舟」同様、この核戦争という“暴挙”を見逃すのかもしれない。

”裸の王様”にだれか忠告してやってほしいものだが、それとも○○につける薬はないというべきか!