平成5(1993)年3月、当時私は浜松の航空教育集団司令部の幕僚長であった。
この年、政界を揺るがす事件が起きた。
当時の切り抜き(社説を中心に)を紹介しよう。
コメントするのもばかばかしいから、読者にお任せする。
1朝日新聞3月8日社説、
2、同3月9日の朝日社説
3、3月8日付日経新聞社説
4、同日付日経新聞解説記事
5、同8日付読売新聞社説
6、同8日付産経新聞主張
7、3月9日付静岡新聞[論壇]
紙面を割いた分量で言えば、朝日、日経は社説の半分だが、読売と産経は、社説欄を全面使用しているから、それだけ関心が高い?と言うことか。
静岡新聞は、当時浜松にいたから切り抜いていたもの。
いずれにせよ、政治改革は「百年一日のごとく」変化も進展もない。
システムが狂っているからか、それとも、低モラルの人間しか立候補しないと言うことか?
日経の田勢記者が書いたように、「自浄は無理、納税者が怒る時」だったのだろうが、納税者は怒るよりも諦めていたのでは?これだから”全うな人”は立候補しないのだろう。だから悪循環に陥って、政治家の質はますます劣化する。
あれから26年たつが、今も昔も変わらない・・・
マ、ゴーンがいるじゃないか、と言われればそれまでだが。
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航空情報5月号
特集のアメリカと中国の戦略と航空戦力は時宜にかなった企画だろう。
中国空軍を過大評価していなくもないが・・・
これはその中の記事である。
第305飛行隊創立40周年記念行事が、宮崎県新田原基地で行われたが、老兵の私は欠席した。
昭和55年2月、第2代飛行隊長として百里に赴任したが、F86Fから機種転換した当初は、連日一番槍で離陸して錬成したものだ。
優秀な部下たちに支えられて任務を達成できたが、その後、部下たちの訃報に接するたびに、つらい思いをしたものだ。