令和2年の正月も無事に過ぎて、仕事始めも終わり、ようやく平常状態に戻りつつあるようだが、10連休を楽しんだ我が国とは異なり、世界では紛争の危険が次第に高まりつつある。とりわけイラン情勢は予断を許さない。米国の強硬手段を見た北朝鮮の“首領様”は、首がすくんだことだろう。“米軍の斬首作戦”は依然として有効なのだと!
それにしても我が国政治家のだらしなさには、愛想が尽きた。任命権者たる総理には、もう少し人を見る目が欲しいものだ。
恐らく更に多くの“自民党議員”らに、チャイナマネーの黒い手が回っているのではないか?国家崩壊の序曲だといえる。
とりわけ前防衛大臣の名が挙がったのには驚いたが、もともと彼には“灰色の噂”が付きまとっていたのだから、そんな男を防衛担当大臣にしたのが間違いだろう。それとも他にいなかっただけかもしれないが…
政治家の人材不足にはあきれたものだが、これでは国民は枕を高くして眠れない。
マア、ハニートラップに引っかかった総理大臣よりもましかもしれないが…
それはそうと報道によれば、自衛隊幹部の人事は、今後AIが担当するのだという。新しもの好きの役所らしいが、まっとうな人事が行えるよう、正確なデータを挿入してほしいものだ。政治家の顔色を気にする幕僚長…が誕生したのでは国民に相済まない。おまけに「航空自衛隊」改め「航空宇宙自衛隊」になるという。
少し早かったかな?ご参考まで!
航空自衛隊の任務は、平時においては日本領空への領空侵犯、その恐れのある空からの脅威の排除が使命で、これがため領空の外側に防空識別圏(ADIZ)を設定し、日本各所に28ヶ所のレーダーサイトを設置して常時警戒監視行動を継続してきた。しかし、直上(宇宙)には穴が開いていた…
すでに自衛隊法第三条第1項から「直接侵略及び間接侵略に対し」という文言が削除され、「存立危機事態」という概念が取り入れられているが、いよいよ宇宙からも「我が国の存立危機」が迫っているというのだろうか?
国内に確保されていた“犯罪人”がいともやすやすと国外逃亡するようでは自衛隊の存立も何となく不安だが、すでに時代は宇宙時代、「何らかの存在」が接近してきていることはほぼ疑いないところまで来ているのだから、我が国も世界情勢と宇宙情勢の進化に遅れないようにしてほしいものだ。
ところで6日の産経新聞「正論」欄に、尊敬する小堀桂一郎東大名誉教授が、「今春の国家的大問題について」と警告を発している。中国共産党政府のトップである習近平主席を「国賓」として招くという自民党政府への警告である。これについては私も既に反対を表明してきたが、安倍政権は反省していないようだから、もう一度小堀教授の警告を掲載しておこう。
国際情勢は混とんとし始めた。そのうえ今年はオリンピック開催の年でもある。一部週刊誌には、測量学の権威が、「東日本大震災の直前と同じ兆候が、関東南部で出現している」と警告している。
判断を誤ると、取り返しがつかない事態を招き、最長政権を誇ったとしても晩節を汚すことになりかねない。熟読玩味していただきたい。