緊急事態が解除されたから、漸く郷里の墓参りに行った。連休の後だったせいか、高速道も空いていて快適な旅だった。
寺社参りから戻って久しぶりに「軍事評論」でも書こうか?と思って溜まった新聞に目を通すと、何といつも通りの“バカ”が紙面を埋めているのであきれた。軍事評論よりも政治・教育評論とは情けない。
まず最初の“バカ”は、お馴染みの日大理事長である。
以前、アメフト事件で学生を犠牲にしておきながら、黒幕は裁かれなかったので不思議だったが、今回はとうとうお縄付きになった。
近所の友人が、TVの報道を見て「やっと逮捕されたか!」と歓声?を上げたので知ったのだが、悪運尽きたというべきか。彼はアマチュア相撲で鳴らしたそうだが、そんな輩にくっつくのは、弱い部下たちである。どこかの国のリーダーのように、「力だけが頼り」であり、相手を威圧して満足するのだ。これが日本の教育界にのさばっているようじゃ、青年たちも気の毒だ。日本の学校の組織も、国際情勢に似ていて、教養力ではなく、力関係が支配しているらしい。役所はいったい何をしているのだろう?
人間、いずれ歳を取ると、体は弱くなるのに…
次も同様な“おバカさん”である。
こちらは“腕っぷし”はどうだか知らないが、悪知恵は相当なものだ。腕っぷしが弱い分、議員バッジで補い、如何にも強そうな格好をしている、いわば「ローカルボス」なのだろう。詐欺に引っかかった会社は、議員バッジに騙されたというべきか。
だから‟味噌もくそも”議員になりたがるようで、やっと辞めた都会議員の女性なんぞ、箸にも棒にもかからない一介の‟おばはん”に過ぎない。彼女を煽てて?議員にしようとしたやつも人を見る目がない。有権者は簡単に騙されたのだが、これからはそう行くまい。いや、そう行かせてはならないのだ。とにかく登場人物の「人相」が似ているうえに、悪相揃いだからやりきれない!
唯一目を奪われたのは、照ノ富士関の全勝優勝位だろう。
怪我で苦しみ、序二段まで落ちた彼が復活して、堂々たる横綱になったが、並の横綱とは違い「受けて立つ」姿勢が素晴らしい。しばらく彼の時代が続くだろう。それにしても日本人力士のふがいなさには落胆する。モンゴル出身力士の“ガッツ”を見習ったらどうか?
しかし、豊かな世の中に育っているから無理だろうな~
次回は「軍事評論」と「UFO」問題に取り掛かるつもりだがどうなることやら・・・
届いた書籍のご紹介
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「丸」1月号
今月は海の「大和」と、空の「零戦」が主役である。たまたま、産経の「文化」欄に、「丸」の文化史」が出ていたのでご紹介する。
航空情報1月号
いきなり奇妙な顔の機体が表紙を飾っているが、今回は「航空貨物」特集である。輸送機と言えば「旅客機」だと相場が決まっているようだが、重要なのは貨物輸送である。
かわいい女性たちがいないから隅に追いやられていたのかもしれないが。
Hanada1月号
百田直樹の「衆愚政治論」は面白い。変わる気配は感じられないが・・・
WiLL1月号
桜井女史が「太平の眠りから覚めよ、日本!」と檄を飛ばしているが、何度聞いたことか!相当強い眠り薬が効いているので無駄だろう!