軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

「毅然たる」の意味を理解したか、総理!

「毅然」とは、「意志が強く、物事に動ぜずしっかりしているさま」を言う。
「毅然」の「毅」は、「意志が強いこと、猛々しいこと」であり、剛毅:意志がしっかりしていて物事に屈しないこと。すぐれて強いこと。毅勇:志が強くて勇気があること。などと辞書にはある。

今朝の産経トップに「佐渡金山一転推薦」と大きく出ているが、首相が韓国に抵抗する決意を表明したものだという。やっと、勇気をもって立ち向かうことにしたのだろう…

一時は「煮え切らない態度」を、「グズル」とか「グダグダ」などと評されていた総理だが、少しは「挽回」したかのように見える。

 7面に、大統領選で混乱している韓国で、支持率3位の安候補が「韓国の外交の最大の問題点は、国内政治の利益のために外交を利用したことだ」と指摘したそうだ。

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よく外交とは「握手しているテーブルの下で“殴り合っている”ものだ」と田久保氏は言うが、わが国の外交は「テーブルの下でも相手の手の甲をさすっている」状態だと誤認しているようで、意志も弱く、物事に動じっぱなしに見えるが、そろそろ気分転換したらどうだ!

 安候補が言うように、韓国は国益のために外交を利用しているに過ぎず、わが国は“まんまと利用されている”に過ぎない。

平成15年秋、私は仲間と共に生まれ故郷である樺太に2度目の旅行に参加した。この時韓国人協会を表敬訪問したが、参加していた大学生が「皆さんも強制連行されてきたのですか?」とNHK番組「サハリン」に刺激されて発言した。その時一瞬協会幹部は不機嫌な顔をして、「徴用者もいるが、大半は希望してここに渡った人であり、戦後樺太に残った人もいる」と答えた。

しかし“学生”は報道を信じていたらしく、しつこく「強制連行」と連発したから幹部は激高し、「どんな人が強制連行されたと主張している人か?私の後ろの金庫に全員の名簿があるからすぐわかる。名前を言ってほしい」と詰問し座が白けた。そこでガイドの「韓国出身残留女性」が間を取り持って、いま日本で話題になっている「強制連行発言」を解説したが、幹部は「私は疑問に思う。連行を主張している人の名前が分かれば調査出来る」とトーンダウンしたので救われたことがあったが、私は誇り高い“韓国人”が唯々諾々と“連行された”と言われることに不快感を持っていると感じた。事実その後ガイドの女性が参加者に「私の両親も“一旗組”で樺太に渡った一人だ」と“解説”してくれたから間違いない。

私はNHKに限らず、当たり前でもあるかのように「強制連行」呼ばわりするメディアに歴史をもっと勉強せよ!と言いたい。その前に政府が勉強すべきものだが。。。

 

そこで、NHKに限らず取材記者の素質が知りたくなるだろう。

偶々いい記事が出ていたから紹介しよう。

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元雑誌の編集長である花田氏が、「無責任かつ不誠実な人間」だと評しているように、こんなインチキ女性の書いた記事に読者は騙されていることが良くわかる。

今はインターネットの発達で、多くの人が正しい情報を得ようと心掛けているが、それでもこれらを活用できない方々は、「記事が真実」だと思い込んでいるのだ。

 

佐渡金山問題も、おそらく韓国はしつこく攻撃してくるだろう。ということはそれしか弾がないということだ。

 

岸田総理には絶対にぶれないでほしいと思う。次に大きな選挙が控えているのだから・・・そう期待したい。

こんな”元総理”の仲間入りをしないように!!

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届いた書籍のご紹介

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「丸」3月号

「日米開戦81年目の真実」は読みごたえがある。すでにこれは歴史の真実だと言ってもいいだろうが、GHQに騙されて、なかなか首を縦に振らない向きも多い。

しかし如何にF・D・ルーズベルトは”病的に”不適切な指導者だったかがよくわかる。同時にわが方にも、“謹厳実直?”な生j日かと軍人が多くて、国際関係の裏を読めるものがいかに少なかったか!が問題になるだろう。

私が連載してきた「われは空の子~」もいよいよあと一回を残すだけになった。読者の中に「丸の投稿だけでなく、メディアに出て、視聴者の目を覚ましてくれ」という投稿が出ていたが、読んでいてくれた方がいたことは力強い。しかし一老兵は、消え去るのみである!

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航空情報3月号

「緊急発進特集」は懐かしい!「飛行教導隊創立40周年」記事も懐かしい。

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WiLL3月号

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HANADA3月号

両誌ともに「岸田総理に対する批判」と「注文」が並んでいるところが面白い。

いよいよ総理、正念場ですぞ!!