軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

女性の活躍に期待する!

国家基本問題研究所の今週の直言【第943回】 令和4年7月19日に「憲法改正を必ず成し遂げる」と自民党政務調査会長衆院議員である高市早苗議員が書いている

第1次安倍政権退陣後の平成 22 年 2 月 5 日に、同志議員とともに、基本理念を立ち上げた。同日付で発表した「基本理念」の一部に「自衛隊を「国防軍」と位置付けよ」とし、その理由として「われわれは、戦後ただの一度も憲法を改正できず、自分の国を自分で守ることも、誇りある歴史と伝統を学校教育を通じて次代の子供たちに伝えることも、公務員制度を含む行政改革等も、十分になしえてこなかった責任を強く自覚せざるを得ない。誇りある独立国家として復活するためには、このような『戦後レジーム』からの脱却を何としても成し遂げなければならない」とする。

そしてその後、平成 24 年 4 月 27 日に、自民党は前文から第 102 条まで全条文を整えた『日本国憲法改正草案』を発表したが、高市議員は「憲法は、『国家の統治機構の設置根拠と運営の基本』と『国民の地位』を定めた『最高法規』だ。よって、憲法に反する内容の法律は作れない。長年の議員立法作業で直面したのは、常に憲法の壁だった。現行憲法制定時に較らべると、人・モノ・情報が容易に国境を越える時代になり、インターネットの普及など技術革新が進み、日本の安全保障環境も激変した。そして【現代と次代に生きる国民の生命、領土、国家の主権と名誉を守り抜ける憲法の制定は急務だ。遺された同志議員の力を結集して、必ず成し遂げる】と力強く結んでいる。

確かに‟環境”は変わった。今年の第167回芥川賞は5人の受賞者すべてが女性作家であることからもわかるように、意気地のない“男性”に比べて“女性の活動力”は圧倒的に群れを抜いている。筋肉量の少ないことはやむをえないが、それでも格闘技に進む女性も多いから、やがて大相撲も女性に席巻されるのではないか?(笑い)

少なくとも男性陣が“尻に敷かれる”ことは請け合いだろう。ここまでくると、憲法改正も”女性陣”に任せた方がいいと思う。期待しよう。

しかし宮嶋氏が「直球・曲球」に書いているように、女性の中でも「アイツら」はしぶとい。こんなお方もいるから油断はできないが、まっとうな方々は実力を伸ばしていることは疑いない。

”しぶとい”彼女たちは視野狭窄症の方々だから、比較するのは控えるが、次回の選挙では“一掃”されることを期待したい。

今朝の産経は、今回の選挙を分析し、「ネット活用続々新タイプ」と見出しに書いた。

従来以上に候補者による交流サイト(SNS)の活用が目立った。インターネットで影響力を持つ「インフルエンサー」が数多く出馬したのも特徴だった。背景には2年半以上にわたる新型コロナウイルス禍で、政治家にも有権者にもネットの利用が増えたことがある。

選挙戦ではその影響力が如実に現れた】というのだが、インターネットの世界が拡大し、詐欺事件も、殺人事件もネット利用で行われていて、社会問題化していることに気が付かなかったのだろうか?やはり「政治の世界」はメディアの「ワイドショー」に“分類”されていて、インフルエンサーの影響力を過小評価していたのだろう。メディアにおいてもこうだから、ましてや「既成政党議員(候補者)」は無視していたに違いない。

これが我が国現代社会の落とし穴で、「政治は政治、インターネットは別」的に”上から目線で”差別していたのだろう。

しかし、昨日書いたが、「想像もしなかった?」参政党の議席獲得につながった。

記事には【自民幹部は「我々も選挙スタイルを再考しなければならない」と舌を巻いた】とあるが、そんな認識で「声なき声」を収拾できると思っていたのか?

「国民の身に寄り添って…」だの、「聞き上手を得意とする?」と総理はいうが、自分に反発する者の声は聞こえないのじゃないか?。シンパばかりの声に耳を傾けていたのではないか?

軍隊の作戦会議では、あえて幕僚の立案に反して、別の案を採用するのが指揮官の務めである。それが「指揮官の責務」なのだ。

 

同好の士?が自然に集まってきて組織ができ、資金さえも‟統一教会のように強引に”奪い取らなくても、自然に進んで金品を寄付、つまり‟喜捨”したくなる応援団を作るのが、真の民主的な選挙方式ではないのか?何にそんなに金が必要なのだろう?

再び「参政党」の話だが、ABCテレビが神谷君の記録を投稿していたから、「参政党」の動きの一部をご紹介しておこう。この姿が真の候補者の姿だと思うのだが・・・

【密着】結党から2年で議席獲得「参政党」とは? 街頭演説に黒山の人だかり ベースは今の政治への“不信感”【参院選2022】 - YouTube