軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

息苦しい「年末」だ。

『パー券問題』が、大谷選手のドジャース入りで影が薄れたか?と思ったものの、月曜になると、検察?とアサヒが組んだらしいとの報道もあり、大問題になっている様だ。   おそらく大臣の首を取らねば、メディアは振り上げた手が収まらないところまできてしまったようだ。

 マ、当事者たる自民党の対応が悪く、次々とぼろが出てくるから、これは「メディアの勝ち」となるだろう。

 それにしても84歳の私から見れば、「高学歴?無教養な議員がこれほど多くなったのか!」とあきれるばかりである。岸田総理の支持率も最低になるはずだ。教育の立て直しは急務だろう。

 最近、楽しみが無くなった一老兵としては、気は進まないがこの成り行きを見つめておこう、と思う。

 金と政治の問題は、これで終わるはずはないが・・・。

 それにしても「緩み切った組織」がまだ残っていたものだ。思い上がりだろうな~

 

 他方、今の若者たちには、世界で堂々と活躍する者が増えてきていて頼もしい限りだ。

 まず「大谷選手」だろう。之には国民の誰もが反対することはあるまい。彼は、腕一本で今の地位を築きあげたのだから。

 次は将棋の藤井八冠だろう。彼にも誰も文句は言えまい。彼の実力なのだから。

 

 一方、無様なのは、前に上げた“大人の”政治屋どもである。金に群がる「政治屋ども」の姿は実に見苦しい。

「政治家は、政策課題に取り組め」と国民は叱咤しているのだが、こんなにもわが国の政界には‟人材”が不足しているのか?

 行く先々で、愚にもつかない(と見える)話題をばら撒き、いい気になっているが、言葉の裏に「保障」が見えない話には、外国だって飽き飽きしているのだ。

 しかし貰えるものは欲しい!そこで国民から集めた金を、惜しげもなく彼らにばらまき、支出させられる国民は身を削って働かされる。しかもその働く場所さえ、外国人に奪われているのにだ。

 自分らは「裏金(表がね?)」に群がって飲み食いに明け暮れ、いい気なもんだ!と、国民は感じるだろうし、ここまでくれば(マスゴミが騒げば)、徹底的に「浄化」する必要がある、と国民は思うだろう。

 だから、現状では「メディアの勝ち!」だと私には思われるのだ。

 九仞の功を一気に欠いたも同然、地元選挙区では有権者は見抜いているぞ!

 そしてまた思想・信条の異なる輩が、出しゃばってきて、天変地異が起きれば右往左往する。3・11がそうだったじゃないか!

 かってそんな「風景」を見慣れてきた有権者は、信用できない野党よりも…と「自民党」に投票してきたのだが、次回選挙はそうはいくまい。それが内部から起きる国家の危機なのだ。それに国際紛争が加わるから、安全保障は一気に揺らぐことになる。しかし、それにだれが責任をとれるのか?

 

今わが国で最優先の事業は、国防力の強化である。

有事の対応はどうなるのか?

 今回の件で「大臣」を交代したから、自分には責任はないというのか? 勿論マスゴミは、そんなことには一切責任は取るまい。

 

 そんなところが声高に叫んでいる「政党支持率」に右往左往する必要はあるまい! 実に見苦しいことありはしない。

 

 今、遅ればせながら体制整備中の南西方面の防衛はどうなるのか?そのまま米軍に守ってもらう気か?

 消費税の減税や、何よりも憲法改正」が急がれるというのに、”頭”がいなくなった「役所」が代わりに任務を果たすのか? 役所はしっかりしているだろうが・・・

 

 虎視眈々と弱体化を狙っている「特定外国勢力」は、舌なめずりをしているだろうに。

 

スポーツ界や、将棋の世界で大活躍している「青年たち」が、笑って見ているのは仕方ないが、文化や制度が違う他国民から「笑われて」いるのは危険なことだ!と認識してほしい。

 元気を回復しようとしている「老兵」だが、あまりにも情けない政治(と報道)の醜態に、元気がわかないことが、残念だ。

 ストレスがたまる年末だ。