軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

「日本文化を排斥する政党」は自滅する

心不全の治療のため、体重が10キロも減った。

当然のことながら筋肉が退化したせいで、歩行が不自由になり、今、リハビリ教室に通って回復を図っているところだが、そこに新たに歯の治療が加わった。

「老化現象とはこれを言うのか?」と、まだこの世から去るには早いと思っている私は、修復を依頼したのだが、実に丁寧な歯医者さんで、じっくりと計画通りに「土台」から修理している。

「歯は治ったが患者は死んだ!」となるのじゃないか?と医者をからかっているのだが、そんなことでブログの更新もままならなかったところに、九州のかっての部下から「ブログ楽しみにしています」と催促の電話が来た。

 彼とは、「尖閣防空作戦」で苦労した仲だったから、一気に昔を思い出して長話になった。

 あの頃外交上適切に対応していれば、今の沖縄問題など起きなかったはずだが、現代の政治家は「自己利益だけを短期的」に考えて、「先を見ようとしない」者が多いらしく、「放置したまま」だったから今頃になって右往左往している。

 何せ時の首相は敵性国の「ハニートラップ」に引っかかって国費を浪費していたのだから話にならなかった。

 そんな彼が「防空作戦を実行しよう」とする私に対して「武器は使うな!」などと寝ぼけた命令を出すほどのわが国にとって「不適材な人物」だったのだから、結果は知れていた。

 

 偶々今朝の産経新聞に、山谷えり子・自民拉致問題対策本部長が「自民党は保守か?」という欄に『日本文化(を)「排斥」(するのは)なじまず』「改憲皇位継承策(は)国柄を守ることに(なる)」と一文を書いていた。

 やはり、というか「当然」というか、「減税眼鏡」よりも正論を吐いているなあ、と感心する。

 老兵の私の周りでも、自民党離れが顕著なようで、次回選挙は、『日本保守党』が参入することもあって、相当な混乱が生じるような気がしてならない。

 

 国自体が、すっかり「緩み切って」いて、大相撲もスポーツも、面白くなくなってきた。これは私個人の「老化」のせいだけじゃないと思う。とにかく各方面の「緩み」は、取り返しがつかないほど緩んできている。おそらく修復不可能じゃなかろうか?私の歯と違って(笑い)

それは国の根本の立て直しを無視してきたせいだ。

 変わって程度の低い、教養が欠けている輩がのし上がってきていて、各方面で問題を引き起こしているようだが(既成政党も地方の組織は同様だが)、行き着くところは「戦い」に結びつくだろう。

 

折角待ちに待った「政界の大掃除」が始まった処だというのに、票集めの「連合」をこれからも維持しようとする、保守党系は見苦しい。

 

押しつけ憲法を後生大事に抱え込んで、仇敵国陣営にぶら下がっているような国は、一度大ナタを振るわないと自覚しないもののようだ。

 

イスラエル戦争、米国の衰退など話題には事欠かないが、その裏で続く「無責任」なマスゴミフェイクニュースの影響で、尊い「日本文化」が排斥されてきた結果に気が付くのも今や遅しの気がする。

 

 得体のしれない「マスゴミ」によって、一般的なブログや報道などでも【真正】保守派に対する「言論弾圧」が進行していることに、良識ある国民が早く気がつくことに期待したい。

 ただし、旧態依然とした自民党は【真正保守派】に入るかどうか、疑わしいこと限りないから注意が必要だ。

 

届いた書籍のご紹介

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Hanada1月号

 

WILL 1月号

両誌とも【真正保守派】だと思っているが、いよいよ作者の中から「政党を作る人が出てきた!」

成り行きに期待しよう。