軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

さようなら、韓国!

 7月初めに我が国が“ホワイト国”から韓国を除外する決定をした時、文大統領は事の真相も確かめないまま、罵詈雑言を発して日本政府を非難した。

 事の成り行きを眺めていた私は、7月5日のブログに「日本政府の『堪忍袋の緒』を切らせた韓国」と書いて、いつもは“大人しい我が政府”も遂に堪忍袋を切ったと書いたのだが、日本政府と言うよりも「日本国民」の方が適切だったろう。

 続いて7月10日には「韓国の“自壊”が始まった」と書いたが、あれから2カ月弱、韓国の言動にはあきれるばかり。

 米国に“訴え”てみたり、国際機関に訴えたりと、まるで駄々っ子同様な荒れ方で、国際的に顰蹙を買いつつあるが、それでもご当人らはわかっていないようだ。

 しかし大方の日本国民の意見は、産経の「目線」に集約されていると言えよう。朝日と毎日は当然逆だろうが・・・

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 この問題に関しては、静観するに限るとみていたのだが、9月1日の「新聞に喝」欄に作家の門田隆將氏が次のように書いたので日本の新聞?の態度が気になっていた。

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 しかし、今朝の産経に驚くほど奇妙な記事が出ていたので驚いた。新聞ではなく、週刊ポストが韓国特集を組んだところ、「同紙に連載を持つ作家らから批判が相次ぎ、編集部が謝罪コメントを出したと言うものあった。

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 そこでクレームを付けた“作家”らについてWikipediaを調べてみると、こうあった。

1、作家の深沢潮さん:(東京都生まれ[2]。両親は在日韓国人で、自身は結婚・妊娠を機に日本国籍を取得した)とある。

2、思想家の内田樹さん:(『最終講義』韓国語版お読み頂きまして、ありがとうございます)と書籍のあとがきにあると言う。

3、作家の柳美里さん:(在日韓国人の小説家、劇作家である。国籍は韓国)とある。

 何のことはない、3人とも韓国に深いかかわりがある“有名人”じゃないか!韓国人だから母国韓国の肩を持つのは当然だろう。朝日も毎日も多分そうなのだ。

 週刊ポストの編集部は、どんな「配慮に欠けていた」として謝罪したのだろうか?こんな軽率な行為が今まで韓国人を思い上がらせてきたのだ。編集部は、こんな時こそ「駄目なものはダメ!」と叫んだ土井たか子氏の行動に学ぶべきだったろう!

 当の3人は、韓国関係者だから記事が不愉快だったかもしれないが、事実は事実だろう。どこがどう「差別」だから見逃せないというのか

「人種差別と憎悪をあおるヘイトスピーチ」と批判するが、大統領や閣僚たちが日本の天皇に対して吐く妄言は一体なんなのだ?

 言論に携わる“有名人”なら、相手の言論の自由を奪ってもいいのだろうか?これこそが「差別」であり”ヘイト”であり、思い上がりの典型じゃないか?

 

 次の雑誌はWⅰLL別冊だが、是にもクレームをつける気だろうか?もしそうだとしたら、その内容をよく分析玩味し、反論を提出すべきだろうが、出来はしまい。

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 そう、タイトルにあるように『日本人と韓国人は全く違う民族』なのだ。その違う民族の“代表?”として御三方は、異民族が住む“日本国”で文筆活動をしているのだから、違う民族!として扱われても当然ではないか?

 話は変わるが、「派遣型マッサージ店の30代女性従業員に乱暴したとして、強制性交罪に問われた元俳優、新井浩文本名・朴慶培=パク・キョン)被告(40)の初公判が2日、東京地裁で開かれた。同被告は「暴力は一切やっていない。(性交は)同意があったと思う」と無罪を主張」したと報道されているが、作家や思想家、俳優まで、異国に出稼ぎに来ているのに、何とも厚かましくはないか? わが国には「郷に入らば郷に従え」と言う言葉もある。郷に入りたくないのであれば、母国に帰るべきだろう。

 恐らく“本国”では稼げないから異国で活動しているのだろうが、せめて「通名」はやめて『本名』で通したらどうだろう?母国に誇りを持っているはずだから…

 

ところで、韓国の問題はどうでもいい。

 私が気にしているのは、支那人初め、“外国人”がいとも易々とわが国内に定着化することである。

 次の記事「風を読む:祭りに見る近未来日本の縮図」と言う論説副委員長・佐々木類氏のコラムを読むがいい。

 

【祭りの後の寂しさも癒え、小さな秋の気配を感じる季節となった。今年もまた、日本の夏を彩る祭りが各地で開催された。

 博多祗園山笠もあれば、青森ねぶたなど東北三大祭りもあった。テレビで見ると行った気分になる。茶の間で日本の夏を楽しんだ。

 

 一方で物足りなさも感じ、8月17日夕、埼玉県川口市で開かれた盆踊り大会を取材を兼ねて見に行った。入れ墨をした人や北朝鮮の国旗をあしらったTシャツを着た人もいた。緊張の夏である。

 

 JR京浜東北線蕨駅から徒歩5分のところに会場はあった。1号棟から15号棟まで約5000人が住む芝園団地だ。昭和53年に日本住宅公団(現在のUR都市機構)が建てた賃貸住宅でその大半が中国人だ。平成27年11月、川口市芝園町の人口は、初めて外国人住民が日本人を上回った。

 櫓の周りで自治会の婦人らが盆踊りの輪をつくる。それを屋台で買った羊肉の串焼きを食べながら、外国人住民らが物珍しげに眺めていた。中国人の子供らが一部、浴衣を着て見よう見まねで踊っていた。大人はといえば、櫓の設営には参加しないが、高額商品の当たる抽選会には並んでいた

 自治会長の真下徹也さん(74)によると、ゴミの分別収集は問題なくなったが、深夜早朝の話し声による騒音や階段、踊り場での糞尿(ふんにょう)、トイレの水を流さないことによる住居内の異臭は、減ってはいるがなくならないという

 役員の一人は「課題の多い団地であることは間違いない。日本人と外国人は共存していても、共生までは至っていない」と語り、“静かなる分断”の解消に頭を悩ます。

 

 祭りの司会で通訳をしていた役員の楊思維さん(29)は、「自治会に入ろうと思う中国人はいませんよ。母国ではそんな習慣はありませんから。でも入って仲良くしてほしいですね」と語る。

 楊さんは、中国四川省出身で、寧波大、埼玉大院を卒業・修了して日本の専門商社に勤務する。

 

 芝園団地で見た光景は一見、自分が幼少期を過ごした社宅に雰囲気が似ていた。子供や妊婦が多く活況を呈していた。違うのは、その多くが外国人だったということだ。近未来の日本の縮図をそこに見た気がした。

 

 何あろう、これは文化破壊であるとともに、一種の侵略である。

 ご先祖様が営々として築いてきた日本の伝統文化を“異邦人”らが破壊していく様子が現実のものになっている証拠である。

 四川省出身で通訳をしていた若い楊思維さんははっきりと断言しているじゃないか!

自治会に入ろうと思う中国人はいませんよ。母国ではそんな習慣はありませんから」。そして付け加えている「でも入って仲良くしてほしいですね」と言う言葉は、自分らに都合がいい解釈なのである。日本人はこれに騙され続けてきたのだ。

 今香港を見るがよい。チベットは既に救いようがないが、あのウイグル中共政府が組織的に文化破壊どころか、人種滅亡を進めている。まさに「現代版ヒットラー」の出現なのだ

 にもかかわらず、大国のどこも救援しようとはしない。国際連合と言う奇妙な組織の「国際公務員」等は、自分の保身に汲々としているだけで、生産性がない。

 やがて今のままで行けば、日本はチベットウイグルと同様に“処分”され、かってのユダヤ人と同様にガス室送りになることは避けられまい。国民の一部は、その時は安保条約があるじゃないか!と本気で思っているようだが、極楽とんぼも極まれり!である。

そうなる前に手を打つのが政府だが、政治家もお茶の間芸人並みで頼りないこと甚だしい。拉致事件を見ればわかるじゃないか…法治国家ではなく、放置国だという事が。

”傘寿”を迎えはしたが…

遂に傘寿を迎えた。家内がケーキを買ってきたが、ローソクは“省略”されていた!

その人生の半分にあたる、防大入校以降の38年間は、「国家公務員特別職」として、スクランブル勤務に明け暮れた。憲法上の“保証もないままに…”

しかし、先輩からもらった人生訓にはこうあるから、まだまだ序の口だと言える。

 

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昨今のニュースに真剣に反応していると、精神状態がおかしくなるから、適当に反応することにし、残りの終活を急ぎたいと思っている。まだまだ書斎整理も未完成のままだから。

 

今地上波TVで話題沸騰の隣国のことなんぞ、聞くだけで胸糞が悪くなるから、今朝の産経新聞で代用しておこうと思う。

産経抄子はこう書いた。

【韓国大統領府の民情首席秘書官といえば、政府高官の監視など強い権限を持つ。文在寅ムン・ジェイン)大統領は2年前の就任時、検察出身者が就任するのが慣例だったポストに、ソウル大教授の法学者、チョ国(グク)氏を抜擢した。

 

 ▼チョ氏は期待通り、朴槿恵(パク・クネ)前大統領時代の高官の逮捕に辣腕を振るい、内閣改造の目玉として法相に内定していた。あろうことか昨日、検察が一斉捜査に乗り出したのは、文氏の側近でもあるチョ氏をめぐる数々の疑惑である。

 

 ▼なかでも検察は、チョ氏が娘を名門大学に不正入学させた疑惑に注目する。誰もが、朴前大統領時代のスキャンダルを思い出す。友人の娘の不正大学入学が、国民の怒りを買い、朴氏は弾劾に追い込まれた。

 

 ▼まさにカール・マルクスが残した名言の通りである。「歴史は繰り返す。1度目は悲劇として。2度目は喜劇として」。そもそも文政権自体が、「歴史の繰り返し」であった。2003年から5年続いた盧武鉉政権は、ひたすら親北反日政策を貫いた。

 

 ▼周囲を民主化運動家出身者で固め、南北関係改善に努めたものの、北朝鮮の核・ミサイル政策になんの変化ももたらさなかった。日本に対しては、「外交戦争」を宣言するなど、強硬策ばかりが目立った。盧氏の側近だった文氏が、路線をそのまま受け継いだ結果が、史上最悪といわれる現在の日韓関係である。

 

 ▼文政権が、日本との軍事情報を共有するGSOMIAの破棄に踏み切ったのは、国民の目をチョ氏のスキャンダルからそらすためだ。一部の韓国メディアの指摘には驚いた。もし事実なら、国の安全より政権の維持を優先したことになる。金銭スキャンダルで自殺に追い込まれた師の盧氏でさえ、とうてい許せない祖国への裏切りである。

 

更に今日の市原すぐる氏の漫画が絶妙である。

先日茨城県の高速道路上で、高級外車から降りてきて後続のドライバーを殴打して逮捕された男に酷似しているところが面白い。

何のことはない、メガネをかけたゲバ学生程度の男どもの騒ぎなんぞ、無視するに限る

やがて任期が終われば獄門入りか自殺した大統領に追随するのだろう。先は読めている。

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処で今回もまた北九州地方を豪雨が襲った。私が少年期を送った佐世保や福岡が水没状態である。被害がこれ以上増えないことを祈りたい。

 

今日の産経の【令和をつくる】の欄に、「『防災意識のマンネリ化』警鐘 令和防災研究所理事長の青山やすし(佾)さん(75)」と言うインタビュー記事が出ている。リードはこうだ。

【平成の30年間の災害対応を振り返り、今後の対策に生かしていこうと、新時代の名を冠した「令和防災研究所」(東京都千代田区)が5月に設立された。理事長を務めるのは、元都副知事で危機管理や防災に精通した明治大学名誉教授の青山やすしさん(75)。これから発生する可能性が大きい首都直下型地震南海トラフ地震などにどう備えればいいのか。令和の東京が持つべき防災意識とは。(斎藤有美)】

そして結びの「--令和の時代に求められる防災意識は?」と言う質問に青山氏は「問題意識がマンネリ化している。災害対策の常識とされていることに誤解や問題がある

関東大震災の時は不幸なことに風が強かった。首都直下型地震と風が重なれば火災が、集中豪雨が重なれば水害の危険性が高まる。環境が変わっているのに旧態依然としている防災教育がされている。私たちはそれに疑問を持っており、研究活動を地道にやっていく」

と答えているが、なぜ日本人はマンネリ化した思考しかできないのか?と言う肝心の点には触れていない。

それは言うまでもなく、「新憲法が国の安全を無視し、国民自身が最も危険な状態を考えることを禁じているからではないか

何しろ平和国家・日本は、「米国の核の傘」で護られているし、尖閣諸島支那が攻めてきても、米軍は安保条約を適用すると言っている。朝鮮半島が混乱しても、半島には米軍が駐屯しているし…などと考え、危機意識がまるで欠落しているから、大雨が降っても気象庁が教えてくれるだろう、避難場所には弁当や水が届くだろう…などと、まるで他人ごとの感覚なのだ。

 

しかし、今朝の大紀元日本は、【「大阪で中国人が国歌斉唱 米VOA「海外愛国主義の矛盾」を指摘」】と韓国の内輪もめなどよりももっと“危険な”兆候を伝えている。

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8月18日、カナダのトロント市で行われた香港デモ支持集会に対して、一部の中国人留学生が高級車フェラーリに乗って中国当局支持の集会に参加した(スクリーンショット

 

【8月23日夜、大阪の繁華街で、集会を行っていた香港デモ支持者に対して、中国人留学生らは中国国歌を斉唱しながら反発した。ツイッター上では、この異様な光景に違和感を覚えるとの声が上がっている。(中略)

6月から始まった香港市民による逃亡犯条例改正反対デモで、同様の集会が世界各地で行われている。8月16日、豪州の香港人留学生が開催したデモ支持集会に中国人留学生が殺到し、下品な言葉を大声で叫び、香港人留学生を罵倒した

同じ頃、英国ロンドンで、中国人留学生らは、香港デモ支持者に抗議して、英語で卑猥な文言が書かれた横断幕を掲げた留学生らの行動は、全世界に対して中国当局の支持者がいかに横暴で低俗なのかを見せつけた。この様子に、中国国内のネットユーザーと海外の専門家は驚きのあまり言葉を失った。】

 

我が国内には、支那人の出稼ぎ人や観光客、留学生らが、大使館と言う司令部組織の元で蠢いていることを忘れてはいないか?

彼らは日本国内の“混乱”を待っている。熊に手を焼いている警察や、放火で出ずっぱりの消防には目もくれていまい。

気にしているのは自衛隊だが、それも『警察予備隊』の存在でしかない。

 

傘寿を迎えてのうのうとしている余裕はなさそうだが、せめて近隣諸国には通用しないものの、先輩から頂いた次の「人の道」だけは忘れずに残り時間を過ごしたいものだ。

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届いた雑誌のご紹介

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「丸」10月号

今月の主役は、Bf109メッサーシュミットである。米国内に現存する飛行可能なG型だそうだが、戦勝国の米国は当時の機体をよく保存していると感心する。

最新軍事セミナーは「世界の核兵器開発・配備のサーベイランス」である。米、露、北朝鮮、中国、欧州などの核兵器事情が詳しいが、その気のない我が国には”無用”な特集だろう!

 

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「Hanada10月号」

韓国特集は当然だとしても、「滅びゆく他人」に精力を使うのは無駄だろう。それより、わが国自身の政治環境の危機こそ注目すべきだ。政治家の質の向上は急がれる。

 

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「WiLL10月号」

これもHANADAと同じだが、やはり”朝鮮”問題の裏には”朝日新聞”が絡んでいることがよくわかる。というよりも「朝日」そのものが”朝鮮人”が経営しているというべきか。

昔、北京で、シナの高官から「お宅のチョウニチ新聞…」と言われたことが忘れられない。彼らは見抜いていたのだ。騙されていた(いる)のは日本人だけなのだ。

 

 

自滅の一歩を踏み出した文政権

韓国が、日韓の軍事機密の共有に関するルールを定めた軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を破棄すると発表、韓国大統領府は同日、この協定の継続は「韓国の国益と矛盾している」とした。

しかし、“常識的な”日本や米国には、これは「東アジアの安全保障に影響を与えかねない」と懸念を表明している。

この国が持つ持病である「火病」が暴発した様だが、この問題の発端は「韓国が大量破壊兵器製造に転用可能な物資をシリアやイランなど北朝鮮の友好国に不正輸出したことが発覚したこと」にある。

そこで日本政府は、韓国への輸出管理を見直し「貿易管理上の優遇対象国から韓国を除外した」に過ぎない。しかし韓国側は「安全保障上の関係が変化した」とみなして、今回「軍事情報交流を目的にした協定を維持することは韓国の国益に合致しない」として破棄を決定したのである。

日本政府がこの措置は、「単なる韓国に対する輸出入管理強化措置であり、RCEP加入の東アジアの他国と同等の扱いになるだけに過ぎない」と繰り返し説明しても文政権は聞く耳を持たなかった。

多分その背景には「祖父母を北朝鮮に残してきている避難民」である文大統領の出自と無関係ではないだろう。

 

彼はあくまでも北の首領様には“忠誠”を誓うが、出稼ぎで務めている韓国の国民には一片の責任も感じていないのだ。

万一韓国民を北の首領様に“献上”しても、直後に“用済み”で始末されることが分かっていないのだ。哀れなのは韓国民である

「約束が違う」と泣き叫んでもすでに遅し!

仮に北から脱出できても住む場所はないだろうから、日本海(東海??)に漂うことになる。そう、昔のベトナムから洋上に脱出して漂流した“ボートビープル”のように。

あの時は、日本の船舶などが救出して、北九州の施設に一時的に保護したことがあり、私は外務省高官(日赤理事)のお供をして、彼らと面談したことがあったが、何とも悲惨なものだった。

国際社会に対する責任はおろか、時の感情に左右されるだけで、健全な判断力を失った彼らの末路は、既に明らかである。

 

第一考えてみるがよい。今回の輸出管理見直しは、“敵国”に資源を横流ししていたからである。そんな国が、軍事情報を横流ししないはずはなかろう。GSOMIA締結問題が起こった時、我が方にはその危機感があった。

日韓は同盟国ではなかったが、米国を介して秘密軍事情報を共有していたから、韓国とは準同盟国的関係にあったとはいえ、機密情報の提供には不安があった。

しかし、2016年11月にGSOMIAが締結され、日韓双方で直接やり取りすることが可能になったのだが、その情報量はどちらかと言えば日本側が提供する有様だった。

人工衛星さえ持たない韓国に、広範な情報を期待することはやはり無理だったのである。

既に我が国は「偵察衛星7機、日本海側に展開する観測所や航空機で、北朝鮮の電波情報を収集していたし、弾道ミサイル発射などの情報も入手している。

その上同盟国米軍とは密接に情報交換しているから、韓国の情報に頼らなくとも十分だったのだ。韓国は自分だけが情報を持っていると勘違いしてはいなかったのか?

つまり我が国は、政治主導と言う建前上、ご近所づきあいの一環として、付き合ってきただけだから、今回の“破棄”で身動きが取れなくなるのは文政権の方だろう。

きっと来年ごろには、韓国の“健全な愛国者たち”が泣きを入れてくるに違いないが、日本政府には「ノーサンキュウ」と拒否してほしいものだ。

韓国の何とも愛嬌のない外相は、日韓軍事情報共有協定の破棄は「米韓同盟とは無関係の問題」と述べ、「日本との信頼問題」を強調したが、こんな程度で一国の外相が務まるのだから羨ましい。マ、上に従っているだけだと思うが・・・

諸外国、とりわけ“同盟国・米国”の今回の件に対する反応を見るがよい。大半が「この動きは米韓同盟と無関係ではない」とし、「(協定破棄は)3カ国の国家安全保障を破壊したが、その中でも韓国が最大の損失を受けるだろう」と語っている。

国防総省報道官デーブ・イーストバーン氏は「軍事情報の共有は、共通の防衛ポリシーと戦略を開発するための鍵だ」と言ったし、米政府高官も語気を強めて「韓国政府の決定に強い懸念と失望を表明する」と声明を出したではないか。

米国にさえ、見捨てられかねないのに、どうせ聞く耳を持たないだろう。

ここまで韓国を突け上がらせた責任の一部は我が国にもある。今まで「泣く子と地頭には勝てない」とばかり、あまりにも『韓国のわがままを許して』来たのだから。

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© 時事通信 提供 韓国政府による日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)破棄の決定について、記者団の取材に応じる岩屋毅防衛相=23日午前、防衛省

 

今回の問題で、我が防衛省も少しは目を覚ますがよかろう。

そしてやがて“自滅する”韓国抜きの安全保障体制を確立していってほしいと思う。

地球外生命に“期待”したい!

今日の産経トップは、「地球外生命『発見近い』」と言う「新時代」の連載「第8部宇宙の攻防」が飾った。

確かに、地球上(特にわが国)の人間性に欠ける事件に関する記事には正直飽き飽きさせられているから、これからの地球の新時代は地球外生命に大いに期待したくなる!

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地球外生命体、つまり宇宙人と言っても、一般的に考えられている「グレイ」のような人体を持つものばかりではなく、生命体=波動=電磁波の集合体も含まれると言う。

火星の地下には、爬虫類に似た生物が存在していて、探検に来る地球人に抵抗しているのだ、と言う話を聞いたこともある。

有名なスティーブン・ホーキング博士は「この宇宙に地球の様に生命体が存在し、進んだ文明を保有する天体は300万ある」と答えている。そして『そんなに多くの進んだ文明を持つ星があるのなら、どうして宇宙船なり宇宙人は実際に、この地球に到来しないのか?』

と問われると「地球並みに文明が進むと、そうした星は自然の循環が狂ってきて宇宙時間からすると瞬間的に自滅し、生命体は消滅してしまうからだ」と答えている。

いずれにせよ、NASAJAXAなどの研究結果によって、事の真実が確かめられるときがくる事だろうが、問題はその時、知的生命体と地球人は、どんな手段で交信するのか?と言うことだ。

サリバン氏によれば『思念伝達』で可能だと言う。

 

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2015年3月29日深夜、サリバンさんと共に山梨県の某所でコンタクト!した知的生命体と思われる物体

 

処で、宇宙では《文明が進むと自然の循環が狂ってきて瞬間的に自滅する》そうだが、地球上では一見文化が進んでいるように見えても、表面だけであって全く進化していない国もある。

だから「瞬間的に自滅」できずにしぶとく弊害を世界中に流し続けているのだろうが、このところ、そんな人種が我が国に入ってきて、悪さをし続けている気がしてならない。

茨城の「あおり運転加害者」などもその類であり、こんな連中程「瞬間的に自滅」してほしいものだがそうはいかない処が何とも不都合である。

処が私にとって驚いたのは、中野区で窃盗容疑で逮捕され、怪我の治療で警察病院に収監された男が、まんまと脱走したという報道である。

記事には「男は韓国籍の住所・職業不詳、佐藤沅基こと金沅基容疑者(64)・・・」とあったからである。こんな韓国籍の男が、我がご先祖様の「佐藤」を勝手に名乗っているいかがわしさに驚いた。

しかも国籍は韓国である。いったい、どのような生活をしていたのか、彼を管轄している役所はどうしていたのか?という疑問が湧いてくる。

確かに国会議員の中にも韓国人なのに、通名で、日本人?として活動しているものがいるが、わが国は、いささか彼らを野放しにし過ぎているのじゃないか?”祖国に誇りを持っている”のなら、通名をやめてほしいものだ。

 

名古屋における“反日活動展”もそうだが、いたるところで『反日活動』が許されている。何が「言論の自由」か!この国はどこかおかしい…

県民を代表する知事の見識を疑いたくなる。

今朝の産経一面は、「新時代」欄に並んで「大韓航空、日本便を大幅減」と大きく出ていたが、願ってもないことだ。汚らわしい文化を運んでくる航空便の減便は非常にいいことだ。

 

今日は、4面下段に「週刊新潮」と「週刊文春」の広告が出ている。

8月29日号のこれらの記事を裏読みすれば、今話題になっている方々の素性問題が浮かび上がってくるのじゃないか?

 

早く地球外生命体に来てもらい、穢れた地球を浄化してほしいものだ。

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NASAが公開した銀河系

宇宙戦争を迎える前に

昨日に続いて「宇宙戦争」について書いておこう。

今朝の産経一面トップは「月へ火星へ大国の野望」と題して「資源」と「領有」にらみ米中が覇権争い中だと書いた。

わが国が、地上の争いにも無関心で、ひたすら「諸国の公正と信義」に頼っている間に、宇宙では覇権争いが始まっているのである。

我が国には「JAXA」がある!と言うかもしれないが、これはあくまで純粋に科学的研究を主にしているものであり、その意味では世界に冠たる研究が進んでいると言えるが、“彼ら”特にシナは研究とは名ばかりで、常に南シナ海がそうなりつつあるように、「俺の物は俺のもの、他人の物も俺のもの」と言う思想に凝り固まっているから、今度は宇宙全部を私物化しようとしているのだ。

例えば、自国周辺のウイグルチベット、モンゴルを占領し、資源をあさり、台湾や香港までも自国の物だと断じて憚らない。こんな厚顔無恥な民族に宇宙を支配されては堪ったものじゃあるまい。

しかし、我が国はじめ愚かな経済活動家らが、人件費を安く上げようとして大陸に工場を移転し、支那人を雇って利益を上げようとした結果、粗悪品が世界中に流れたほか、自らも墓穴を掘って、技術を奪われ巨大な損失で動きが取れなくなりつつある。

そのうえ、国外“脱出”さえもままならぬ有様。

身から出たさびだが、その結果、シナは経済的に世界第2にまで上り詰め、軍事力特に宇宙戦力を増強して、米国に追いつくまでになった。

そして今度は月や火星をチベット化しようと言うのである。

恐らくその段階で、宇宙に存在する知的生命体がそれを阻止することを期待したいが、宇宙にも、自由主義とは相いれない生命体が存在していないとも限らない。

地球のみならず、宇宙でも「善と悪」が対立しているのかもしれない。友好的な宇宙人だけとは限らないかもしれない…

何せ、たちの悪い地球人が自分たちのテリトリーに侵略してくるのだ。傍観しているはずはない。

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話は変わるが、同じ産経の一面トップに、昭和天皇のご発言が出ている。初代宮内庁長官「拝謁記」の一部だが、そこには、「侵略者の無い世の中になれば武備はいらぬが、侵略者が人間社会にある以上軍隊はやむを得ず必要だ」と語っておられる。

明治大帝は「四方の海皆同胞」と詠まれ、日米開戦を前に昭和天皇もそれをお読みになられたが、やはりそれは「人類の希望を語った“徳目”」だったことが読み取れる。

それにしても、戦後間もない時期に天皇御自らこう語っておられたにもかかわらず、時の政府以降、首脳陣の誰一人としてその御意志をかなえることをしなかったのはどういうわけか?

やはり昭和天皇は、君側の奸に取り囲まれておられたと言う証拠か?

既に戦後74年経過した。今の政府には何も期待できそうもない、と言うのが真実なのかもしれない。

こんな状態で、宇宙時代を迎える人類の混乱期に立ち向かえるのかどうか気掛りである…

 

届いた雑誌のご紹介

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今月の特集は「進化する第4世代戦闘機」である。見出しには「半世紀ぶりの戦闘機大乱世!?」とある。

一時期『ステルス』が持てはやされ、ステルスでなければ戦闘機にあらず、という状態だったが、ステルスにも”陰り”が見えて来たらしい。

それはそうだろう。電波に映らなければ映るようにするのが科学技術力であり、開発技術力だから。

だからスパイ合戦が苛烈を極めるのである。なかなか示唆に富む論文である。

産経新聞が「宇宙戦争」を警告!

今朝の新聞一面を見て驚いた。「宇宙戦争」の文字が飛び込んできたからである。

退官後、講談社の編集者から頼まれて、現役時代に仲間たちが目撃した「UFO」現象をレポートして「自衛隊パイロットたちが接近遭遇したUFO」を上梓したのだが、その後靖国神社で「UFO~」を取り上げた講演会などを通じて、多くの“専門家”方とおつきあいすることになり、新分野が広がった。

その後、JCETIのサリバン氏から、宇宙との交信などについて家族一同、直接体験させてもらい、現代の最先端科学は「科学者たちの目に見えるもの」以外は、非科学的分野だとして押しやられていることを認識させられた。

丁度、コペルニクスが唱えた地動説が、権力を握る反対学派によって抹殺されたようにその時代時代の≪学説≫は時がたつと変化していくものであることを思い知らされた。

今、ケーブルTVのヒストリーチャネルで、「古代の宇宙人」が盛況であり、米空軍が1960年代に実施した「プロジェクト・ブルーブック」が映画になって好評を博している。

人類の宇宙への夢は果てしなく広がりつつあるのだが、恐るべきことは、そんな夢を「己の私利私欲のために」独占開発しようとしているのが中国なのである。

米国はとっくの昔にこれに気が付き、中国の宇宙資源独占を阻止しようとしているのだが、それは「宇宙を制する者は、地球を制する」ことに繋がるからである。

共産主義と拝金主義に凝り固まった“大国”に、独占支配されては人類の滅亡につながる。しかし、なかなかそれに気が付かない国が多い。とりわけ我が国は救いようもない。

いい機会だから、私の書籍の“宣伝”も兼ねて、今朝の産経新聞記事を紹介しておくことにしよう。

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記事には、「日本も遅ればせながら対応を本格化させた・・・」とあるが、地球上の紛争さえも解決できていない(する気もない)のに、どうして宇宙に手が届くものか!

ロシアは今遅れているようだが、レーガンゴルバチョフ時代は、SDI構想問題で、サシに渡り合っていた実力がある。

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何よりも、「宇宙での武力攻撃について、どんな時に自衛権発動の要件にし得るのかを、整理しておくことが大事だ」と有識者がコメントしている段階じゃ、宇宙事業に突き進んでいる大国から、トラック3周以上の遅れた立場にある。

 

世界はどんどん進化している。宇宙事業に進む前に、わが国は、地上に吹き荒れている「限りない不都合」な真実を整理することの方が先だろう。

 

2017年5月、講談社から上梓したこの本で、「知的生命体が戦争を好む地球人に発した警告」として、第7章、第8章に「地球人が始める宇宙戦争」として取り上げてある。

関心がおありの方はご一読あれ。

ただし、ソフトタッチで表現したので、靖国会館で私の軍事学講座を聞きなれた方には物足りなく思われる方もいるかと思うが…

 

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さて、15日の靖国神社境内でのフォーラムの中で、感銘を受けたのは沖縄出身の我那覇真子女史の言葉である。

当日の画像を紹介しておくから、よく吟味してほしいと思う。

https://www.youtube.com/watch?v=d7Cr4JDH_Ls

令和元年靖国我那覇真子氏の演説

資料から:スパイ活動は続いている

終戦記念日は、大型台風の”来襲”で大荒れになったが、被害が少なかったことは幸いだった。何よりも、靖国神社の参拝が、滞らなかったことがよかった。首相はじめ閣僚の参拝はなかったが、むしろ英霊方はすっきりされたのではなかったか?

 

ホルムズ海峡初め、カシミール地方、それに自由を求める香港市民のデモ行進に対して、いよいよ中共軍がスタンバイ状態に入った様子。

志方先輩の言ではないが「火薬庫の前で平気で花火する」人たちが増えているようだ。何ともきな臭くなってきたものだ。

ところで資料の中から、いくつかスパイ活動の記事が出てきたからご紹介しよう。

今、米中経済戦争で話題になっている「ハーウェイ」に酷似しているのは、その昔のソ連技術スパイ網であった。

コード名が「フェアウェル」と、どこか[ハーウェイ]に似ていることも面白い。シナが真似ているのだろうが…

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昭和61(1986)年1月28日サンケイ新聞

 

スパイ活動の”主流?”は美人女性である。わが国では、某首相がとっぷりのめりこんで、国税を投入したこともあったが、お咎めなしであった!俗にこれを「ハニートラップ」という。

しかし悪いことはできないものだ。江沢民が初訪米した時、”国家機密”に属する二人の裸の写真をブッシュ大統領にプレゼントしたらしい。大統領は”無視”したが、ブッシュ夫人は敬虔なキリスト教信者だったのでたまらない。

以後、彼は相手にされなくなったという。シナにとってはこのハニートラップは大成功だったといえる。

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この連載は、同61(1986)年5月13日から5月20日まで、読売新聞で4回にわたり、「マルガレーテの背信」として掲載された。見出しが面白い。

②「彼女はマル秘を見てしまった」③「化粧っ気ない地味なOL」④「≪寝物語≫を体系立てると・・・」

大抵は女スパイの最後は不遇だが、中にはこんな大物もいた。

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同(1986)年3月11日サンケイ(夕刊)

 

我が国は今でもスパイ天国、そして戦争はなくならない。

平成7年、当時フランスの哲学者アンドレ・グリュックスマンは、産経のインタビューに対してこう答えている。

北朝鮮は次々とミサイルを発射、韓国大統領は描いた『統一の夢』は無残に打ち砕かれた。自棄のヤンパチになる方が、もう一人近所にいるのに、何とも我が国は”穏やか”である!

矢張りこの国の政治家らは、人間的にも進歩どころか退歩の一歩をたどっているようだ。

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 平成7(1995)年10月29日産経