軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

国民を指導する立場にある者たちの”愚挙”

28日の産経抄氏は、国会議員らの”愚行”を厳しく叱責した。

緊急事態宣言で、国民には「自粛」などの行動制限を課しておきながら、それを決めた国会議員たちの常識外れの愚行についてである。

麻生財務大臣は以前、コロナの蔓延を防止しつつある「日本国人の民度の高さ」を激賞していたが、今回の同じ派閥の議員の愚行はどうお考えか? 仲間の民度が低すぎはしないか??

産経抄氏は昔は「己を厳しく律する。そんな気骨のある政治家は、令和の時代にはいないのか」と慨嘆しているが、令和に限らず、いつの世にも気骨のない政治家らが蔓延っていた。ただ、今年は国民が”コロナコロナ”で自由を奪われている最中だから、”おとなしい”国民の怒りも納まるまい。次回の選挙で落選させることを地元有権者にに要望する。

f:id:satoumamoru:20210130203002j:plain

 

花田氏も、週刊誌ウォッチング欄に時津風親方の”不祥事”と共に議員らを批判しているが、「あいつやっていますよ」と通報した誰かがいるわけで、「そういう風潮は何か嫌な感じがする」と書いたが、そんな”風潮”を引き起こさせている本人らの方が「いやな感じ」どころか、政界から消えてほしいと思う。

ニューズウィーク日本版は、米国民の中に圧倒的に多いトランプ支持者たちをどう扱うか?を問題視しているが、”新”大統領のお手並み拝見と行こう。

f:id:satoumamoru:20210130203315j:plain

 

米国内情勢にご関心ある方は、マグマグAC通信 http://www.mag2.com/m/0001690065.htmlにご登録の上、AC 論説No.826「新社会主義が社会を壊した」をご一読あれ!日本のメディアでは知りえない米国内の状況がよくわかると思う。

 

それにしても、武士道の国「日本」に生きる現代男子の”愚行”を、靖国の英霊方はどんな気持ちで見ておられるのだろう?と気にかかる。神技である大相撲の親方の”愚行”は、その程度の人物が親方呼ばわりされていただけという、大相撲の風上にも置けない人物だ。大関「正代」はじめ弟子たちには鼻からあしらわれていたのじゃないか?

親方にしても、議員にしても、この程度の質の悪い、こんな連中に上から目線で偉そうな話をされると、弟子だって、有権者だって誰だって不愉快になるだろう。

質の低い、モラルのかけらもない男(女もだが)どもが、議員になったとたんに威張くさり、飲み屋の女性にもてていい気分になっているさまは、「阿保」以外の何物でもない。

人の上に立つ資格のない連中は、速やかにバッジを返納すべきだ!

 

 

届いた書籍のご紹介

===================

f:id:satoumamoru:20210130203600j:plain

「【マジカルヒプノティスト】スプーンはなぜ曲がるのか?

保江邦夫ⅩBirdie共著:明窓出版¥1800+税」

「(孤独にさいなまれていたのは)・・・この地球という星に生まれてから、出会った人間全員の考えも行動も全く理解できなかったからだ。(略)

つまり、この地球上にいる僕以外の人間と僕自身は、外見は同じような姿をしているにもかかわらず、外からは見えない奥深い本質的な部分で、まるっきり違うものではないかとさえ思えていたのだ。(あとがきより)」

対談や講演会などで何度もご一緒した保江先生は、理論物理学者であるが、”一般的?”な物理学者と言うよりも、実に気さくで、理論と同時に実践して確かめる”実践”物理学者だと私は見てきた。

その先生が「稀代のスプーン曲げ師」に挑んだ愉快で読みやすい一冊(写真入り!)である。

バイデン”新”政権誕生。国防力の充実を図れ

報道によると、バイデン“新”大統領は、「政治的過激主義に勝つ」「真実を守り嘘を打ち倒す」(産経)と就任演説したという。しかしちょっと待ってほしい。

「真実を守り嘘を打ち倒す」べきは今回の選挙で、数々の不正が暴露されているバイデン氏本人じゃないのか?この選挙に関わる情報を整理すれば、「政治的過激主義」に走ったのはバイデン氏を取り巻く民主党の方だったといえる。

 そんなルールを無視した「カンニング受験生(A・T氏の指摘)」が”堂々と?”当選して『私たちが立ち向かい、打ち勝たねばならないものに、政治的過激主義の台頭や白人至上 主義、国内テロがある。こうした挑戦を克服し、魂を取り戻し、米国の未来を守るには、言 葉以上のものが必要だ。それは、民主主義の中でも最も手に入れにくいもの、つまり結束、 結束だ』と発言するのだから、本人の「厚顔無恥さ?」とメディアの情報操作はすさまじいと言わねばなるまい。

これが世界の指導者を自認する今の米国政治の実態だとは恐れ入った。このような行為を昔の日本人は「盗人猛々しい!」と軽蔑したものだ。

 就任式をTVで見ていて私が痛感したのは変わり映えしないあの!オバマ政権の復活ということである。彼じゃあ恐らく世の中は好転するまい。

 

 しかしそんなことはあくまでも他国の選挙だから口出しはすまい。問題は自分の国の在り方である。”こんな政権”には頼ってはおれない。

 コロナコロナで明け暮れる我が国のお粗末さには言葉もないが、とりわけ与野党を含めて、と言っても野党の実力?は証明済みだが、政治に活力がないのは大きな課題だろう。

 とにかく何でもかんでも最後は「自衛隊」に依存する政府の癖はやめてほしいものだ。先日も防衛大臣がワクチン接種に自衛隊を活用するとのたまった。 

 もとより鳥インフルでも、豚コレラでも始末に駆り出されるのは自衛隊員であり、今回の大雪でも出動し、閉じ込められた運転手たちに食料配布までやらされたから「最後の砦は自衛隊」であることは国民の知るところだが、世界情勢を見てみると、混乱している米国はじめ、ロシアも不穏であり、北朝鮮もおかしい。

 とりわけ不穏なのは中共の指導部内に反乱?が起きていて、4派による権力争いが熾烈になっているという情報がある

 習主席は昨年末に脳腫瘍で手術したらしいが、今年は姿を見せていないので何か異変があるのでは?と世界中が注目している。米国もそうだったが、この国のメディアは常に米国に輪をかけて隠蔽する体質が強く、真相を公表しないから、更に不安を煽られる。

 情報では、この権力争いから人民の目をそらすために、台湾攻撃に踏み切ろうとする動きがあるそうだが、肝心の人民解放軍内には反対論が強いという。その理由は政治家四派の対立同様、軍内にも派閥が台頭していて混乱しているのだそうだ。しかし、いずれにせよ巨大?な戦力を持つことになった人民解放軍内の指導者の動きには注目しておく必要があろう。

 そこで我が国では、コロナの影響で産業構造が大きく変動していて一部で再編中だとされるが、とりわけ若者たちが職を失い苦労している。そこでこれらの労働力を自衛隊に吸収して、若者たちに職を与え人生の気力充実に活用したらどうだろう。若者教育にも適している。

 勿論厭戦ムードの強い野党は反対だろうから「コロナ問題が解決するまでの”暫定的”採用だ」と言えば、特定アジア諸国も文句は言うまい。

 国家基本問題研究所の田久保忠衛副理事長は、バイデン“新”大統領の就任演説は同盟関係の修復に触れているとする一方【トランプ政権の 4 年間の日米関係は良好だったが、むしろ修復が必要なのは日本側だろう。警察、消防の担当分野を自衛隊が過度にカバー する例が増えている。これでは自衛隊は災害救助隊になってしまう。自衛隊に国軍の名誉を 与えることが最良の日米関係を生む時代に入っているのだ】と喝破している。

 国民の生命と財産を守る自衛隊の充実こそ、これからの不穏な国際情勢に対処できる「最後の砦」になるはずだから、菅政権がまずやるべきことは、今後の世界的なミリタリー・バランスの変動に備えた国防力の充実を図ることだと思うが、政治家ならぬ〝性事家″には理解できないことかもしれない。

 ロシアも不穏だし、中共も、インドも、中近東も不穏である。菅首相には今こそ国民の負託にこたえてほしいと思う。

 

届いた書籍のご紹介

=======================

f:id:satoumamoru:20210126151527j:plain

航空情報3月号

特別企画「無人機での災害支援を目指すTERRA LABO」は「戦場もリゾートも飛ばない社会的存在のUAV」特集だが一読に値する。

 

f:id:satoumamoru:20210126151654j:plain

航空ファン3月号

 孤高のテストパイロット、チャックイエガー物語はファンの垂涎の記録だろう。

第2特集は「ファントム退役」に関する記事。貴重な写真が多く読みやすい。

f:id:satoumamoru:20210126151926j:plain

WILL3月号

「新春特別対談」菅総理に直言「真っ当な国家観・歴史観を示せ」菅総理にぜひ読んでいただきたい。

「今アメリカで何が起きているか」も必読。

f:id:satoumamoru:20210126152036j:plain

HANADA3月号

「日米メディアが死んだ日」も必読。TVでは伝わらない真実が見えてくる。

第2の”キューバ危機”が近づいている!

いよいよ戦争の匂いが強くなってきた。

21日の米国大統領就任式は、米中開戦記念日?に変わるかも知れない。「あの広大なアメリカ大陸に侵攻する国があるの?」と日本人は思うかもしれない。しかしアメリカは我が国や英国の様な完全な「島国」ではなく、陸続き部分があることを忘れてはいけない。

そう、カナダとメキシコに接しているのだ。すでに40年ほど前からその危機に気が付いていたトランプ氏は、度を過ぎた資本主義で堕落・腐敗しつつあった米国に警告しようとしていたのだが、誰もが金儲けに必死で、祖国の危機に目を向ける者などいなかった。

まさか米国に刃向かう国はあるまい、と嵩をくくっていたのである。

丁度「新憲法」を頼りにして、丸裸でいる我が国と同じ様に…

そこで大統領になって、この危機を国民に知らせ、止めようとしたのだが、ぶっきらぼうで直言居士だったために、メディアから総スカンを食い、とても選挙に出馬するどころではなかった。

しかし絶好の機会が訪れた。オバマとヒラリーと言う、無責任で目立ちたがり屋の弁護士二人が、とてつもない国家反逆罪を犯したにもかかわらずメディアが隠し続けたので、米国民は知るすべもなかったが、トランプはその期に出馬した。

しかし、ヒラリー絶対有利の中だったにもかかわらず、トランプは大統領に当選した。そこで彼はエルサレム問題や、誰も手を付けなかった問題を次々と片付けていったが、とりわけメキシコとの国境に「壁」を作ると言い出した。多くのメディアは荒唐無稽だと嘲笑ったが、危機を感じていた住民や国民の絶対的支持を受けて実行した。

f:id:satoumamoru:20210118171934p:plain

恐らく日本のメディアは、メキシコからの不法移民や、麻薬取り締まりのためだろうと軽く考えていただろう。

f:id:satoumamoru:20210118172110p:plain

 しかしトランプの本音は、「偉大なる米国」に侵攻しようと計画している”外国勢力”の撲滅にあった。カナダ国境もそうである。

カナダ国境は国内の犯罪者が逃亡するルートとして有名だが逆に言えば侵攻も楽だからだ。そこに目を付けた中共はカナダ国境とメキシコ国境に「米国に対する包囲網」を建設しようとした。誕生から150年しか経っていないカナダは「移民」で成り立つ国である。「親切で豊かな国、カナダ」などと人々の視線はカナダに集まっているが、カナダに移住した中国人は136万4000人。100年以上の歴史を持つバンクーバー唐人街は、世界で最も著名なチャイナタウンだが、19世紀に「苦力」としての労働力だった中国人は、カリフォルニアのゴールドラッシュ後に北上しカナダに定着した。

チャイナタウンの商店は、大多数が香港人による経営だといわれるが、まるで中国と見間違うばかりである。

勿論、米国内にもチャイナタウンがあり、346万人が”スパイ?”などとして定着している。 

そこで中共は密かにカナダ国境に7万5千人、メキシコ国境に17万5千人の人民解放軍兵士(民兵を含む)を配置した。彼らの手は、メキシコ人などを先頭に立てて「デモ行進」のように見せかけ本体はそれに続く。いわゆる”人海戦術”である。

 

ところで在日中国人数は65万6403人だとされるが、先日中国が100万人になった、と公表したほど全外国人の中でトップだが、第2位の韓国・朝鮮49万7707人も有事には恐らくシナ人に加勢するに違いない。

肝心の習近平主席の動向が不明であり、一説には脳腫瘍の手術で入院中だと言われているが、地下指揮所で指揮をとろうとしているのではないか? この国には”何でもあり”だから油断はできないだろう。特にこの国の公式見解は嘘だらけである。

わが国会では”のんびりした?”コロナ対策が話し合われているが、3日後に迫った米国大統領交代式がどんな展開になるのか、気を付けておくことが望ましい。

 

 

届いた書籍のご紹介

======================

f:id:satoumamoru:20210118150433j:plain

「丸」別冊

航空自衛隊歴代前戦闘機オール大百科

F86FからF35まで豊富な写真入りで解説している。

私も”老兵”として「操縦した戦闘機」について経験談を書かせてもらった。

後で気が付いたのだが、私のファントム(隊長時代からの愛機)の機体番号は336号機であり、沖縄でラストフライトを実施したが、いまだに空実団で使用されている。ところがこの書の最後のページに336号機の写真が出ていたのには驚いた。編集者の心遣いか?それとも偶然か?

f:id:satoumamoru:20210118150610j:plain

f:id:satoumamoru:20210118150611j:plain どう見ても336号と読める!

いい記念になった。編集部に感謝したい。

 

恐るべき「闇の勢力」のトランプ潰し!

不法な手段を使ってまで相手候補者を潰しにかかった「民主主義選挙」の異常さは、現代アメリカ政治?の異常さそのものを映し出しているように思う。何が「ジャスティス」だ。

前政権下で実施された各種の戦争や、オサマ・ビンラディン殺害事案などは、国際法違反の疑いがあるので、世界から非難を浴びたが、オサマを「闇に葬る殊勲」を挙げた海兵隊員6名も、ヘリの事故という形で闇に葬られた。ノーベル”平和賞”を授与された方はじめ”事件”関係者は一安心しただろう。

そしてあろうことか「偉大なアメリカの復活」を掲げて登場したトランプ氏にヒラリーは敗れ、このまま行けばどうなるか…と彼女に献金し続けてきた富豪連中も、脛に傷持つ身だから身の危険を感じていたろうが、糾合してありとあらゆる手段を使いトランプ排除に向かい、一応目的は達しつつあるようだ。

バイデン候補応援というよりも、自分たちが「国家反逆罪」でトランプに捕まることの方が怖かったのだろう。

今まで隠され続けてきたUFO問題も、有志によるディスクロージャー・プロジェクト」で次々に表に出始めたから、闇の世界を支配してきた彼ら、彼女らの”悪業の数々”が表ざたになる日も遠くはな

いと思われる。

そうなった時「まさかここまで…」とノー天気な日本人は絶句するに違いない。今まで「立派な方々」だと信じていた有名人たちのスキャンダルが、公になるのだから…

 

他方我が国の政情だが、やはりこの国は骨抜きになっているという証拠が次々に出てきている。今朝の産経抄はこう書いた。

f:id:satoumamoru:20210115133018j:plain

大雪で、交通マヒになった経験は過去に何度もあるはずなのに、今年もまた1000台以上の車が2回も立ち往生し、「最後の砦」である自衛隊に救出されたが、こんないい加減な(チェーン未装着)で起きたことだったとはあきれてものも言えない。

f:id:satoumamoru:20210111114309j:plain

中には自衛隊員に「パンや水などの食料運び」をさせたところもあったが、隊員たちは黙々と「人道的」な活動に徹していた。しかしながら本来あるべき隊員たちの姿はこうなのだ。

 

f:id:satoumamoru:20210115170923j:plain

令和3年の初降下(TVニュースから)

f:id:satoumamoru:20210115132823j:plain

昔、怖がって地上降下訓練台からも飛び出さなかったK長官(別名泣き虫K)がいたが…。勇気がある岸大臣は寒かっただろう…。

いつになったら国土防衛と言う本業に邁進できるのか心もとない。「自衛隊は便利屋じゃない」と隊員たちの怒りを表した記事がどこかにあったが、それが本音だろう。こんな「やるべきこと」もやらない国民(コロナもそうだが)に関わっている暇はないのだ。

中共では前線で戦う兵士のヘルメットに爆薬を仕掛けているそうだが、そんな独裁専制主義国でないのが唯一の救いと言うべきか。

f:id:satoumamoru:20210115171539j:plain

2021年1月4日、中国西部パミール高原で軍事訓練中の中国軍女性兵士(STR/AFP via Getty Images)

中国当局は、緊張が続く中印国境チベットに駐屯する軍の兵士に、自爆装置を備えた新型ヘルメットを配備している。司令官は、遠隔操作で自爆装置を作動し、ヘルメットを着用している兵士を殺害できるという。

中国政府系ニュースサイト「観察者網」は昨年12月27日、「営レベル(大隊に相当)あるいは旅レベル(旅団に相当)の司令センターにおいて、司令官はGPSシステムで遠方にいる兵士らをコントロールできる。もし、兵士らと連絡を取れなくなった場合、司令官は兵士が着用しているヘルメットの自爆措置を作動させることができる」と報じた。】(大紀元日本)

まるでモスレムの「自爆攻撃」だが、テロリストならぬ国がやるとは・・・・・

 

処で、先日十日のTV番組で非常事態宣言に関して菅首相がこう発言したのにわが耳を疑った。

「昨日、分科会の先生方は、もうしばらく様子を見て、分析したいという方向だった。いずれにしろ、必要であればすぐ対応できるような準備はしているので、もう数日の状況を見る必要があるということでした」

いったい彼には内閣総理大臣自衛隊の最高指揮官であるという自覚があるのか?「専門家は…ということでした」とは子供の使いが言うことだ。「首相自身はどう考えているのか、さっぱりわからない」とメディアに不評だが、責任を問われた時を考えて「意図的にぼかして」いるのか

これじゃ、こき使われている自衛隊員はたまったものじゃない。やる気を失うぞ!

沖縄勤務時代、台湾の国民党軍OBが尖閣にヘリで侵攻すると息巻いた時、私はファントム戦闘機で厳戒態勢をとったが、時の首相は「刺激するな」「弾は撃つな!」とのたまった。自分は姑娘をさんざん”刺激”しておきながら「よく言うよ!」と思ったものだ…

日本の首相だったら相手に言うべき言葉だろうに。事程左様にこの国のリーダーはだらしがない。

コロナごときで右往左往して効果的な手段が取れないのも、もとはと言えば”本人の能力”と「古びて役立たずな憲法」にあるのだ

今回の大寒波の襲来で気が付いているだろうが、これが続けば国中に停電が起きるだろう。電力は「ダムに貯水する」ようなわけにはいかないからだ。変な社長の掛け声で、太陽光発電に切り替わったところもあるが、雪の重みで崩壊したり発電できなかったのじゃないか?我が国は左翼の反対で原子力発電が出来ないから、ほとんどがLNGに頼っているが既に価格は3倍に高騰している。

今はやりの静かでCO2を出さない電気自動車は動けなかったから尚更静かだっただろう。充電スタンドも未設置だから、やはりガソリン・・ということになるのではないか?。

昨年の夏は”猛暑”、今年は”寒波”と天はいろいろな現象を展示して人間の知恵を試しているのだろうが、危機管理に”無縁な”この国の政府は国民を苦しめて”楽しんで?”いるだけの様に見える。

感染防止のため夕食会場への出入り禁止策は、まず国会議員(地方自治体も含む)から始めたらどうだろう。ついでに昼食もデリバリーでテイクアウトを採用したらいかが?

 

アメリカの大統領選挙の不正に始まった政治の混乱は、世界的規模に広がるに違いない。まともな人間が”気が付かないうち”に、今まで悪の世界がここまで世界を支配していたということだ。

もとよりこれらの勢力は「一掃」されるがそれまでの間は言語に絶する現象が次々に起きることを覚悟しておくべきだろう。

「専門家によれば…ということでした」などと寝言を言っている暇はないのだ。

 

 届いた書籍のご紹介

============================

f:id:satoumamoru:20210111113950j:plain

WILL2月号別冊

今回は「韓国特集」だが、私はとっくの昔からサヨナラしている。なんでわが国のメディアは、なんだかんだと言いつつ「さよなら」しないのか不思議でならない。

f:id:satoumamoru:20210111114144j:plain

軍事研究2月号

巻頭言が志方先輩から後輩たちに代わったが、執筆者もかなり後輩たちに入れ替わった。自衛官は幹部学校などで各種論文を書かされるが、提出後は日の目を見ることなくほとんど「焼却」になっていた。そこで後輩の石井君に勧められて彼の「かや書房」で「国際軍事関係論」と言う”真面目な本”を出したのだが、これがきっかけ??になり、今では後輩たちが各方面で活躍している。自衛官にもやっと「言論の自由」が確立した!と勝手に喜んでいる。今後の活躍を大いに期待したいと思う。

 

「献金」で「権力」を狙う私企業の暴走

マキャベリストとは「手段のためには目的を選ばない」「謀略を使ってでも勝利を掴む」人間を総称する言葉だと言われる。

国際情勢を俯瞰していて、ロシアや中共がそれにあたると思っていたが、言論の自由を掲げる民主主義の国「米国」内にもマキャベリストたちが蔓延していたことが、今回の大統領選挙で浮き彫りになってきた。つまり、反対勢力の封殺のためには手段をいとわない、米民主党とそれを支持するメディア、並びに献金して支えてきた企業である。

今回、メディアから疎まれて、かろうじて国民に意思を伝えようとしてきたトランプ大統領ツイッターを、こともあろうに一企業が遮断したのである。

早速ドイツのメルケル首相は「言論の自由を制限する行為は一企業の判断によるべきではなく、立法府の決めた法に基づくべきだ」として両社の対応を批判した。インターネットという手法を通じて、国民に場を提供し、かつそれで「稼いでいる」企業に過ぎないGAFAなどが、トランプ大統領から国民へ伝えられる言論の機会を根元から奪った半狂乱の行為は、まさに法を無視したアメリカらしからぬ行為であり、ロシアや中共ならいざ知らず、あまりにも過剰な「言論弾圧」行為だといえる。

それほどまでして「何か隠さねばならない不祥事」をこれらの企業は抱えているのだろうが、いくら隠蔽しようとも、自ら立ち上げた「道具」によって暴かれることになるだろう。

そして「支援」した新政権は、ほどなく中共と手を結ぶだろうから、これらの企業主も慌てるに違いない。

f:id:satoumamoru:20210114130907j:plainバイデン米副大統領と習近平中国国家副主席が手を結ぶ悪夢(2012年2月14日、ワシントンのホワイトハウスで握手を交わした時の写真=Chip Somodevilla/Getty Images)

 

勿論世界各国も同じ憂き目に合うだろうが、それはともかく、「コロナウイルス」ではなく「コロナ‟対策”」に振り回されているわが国の政情にはあきれてものも言えない。

先日、靖国神社に参拝して「英霊のご加護」にすがってきたが、緊急事態発令下の小雨の中でも、熱心に祈る老若男女は絶えることはなかった。

TVは大騒ぎしているが、統計によるといつもの「インフルエンザ」並みの被害らしいが、これまたメディアにあおられて政府が右往左往するものだから、国民には猜疑心が高まるばかりである。

医療危機!が叫ばれる中、保健行政は今まで一体何をしてきたのか?と疑いたくなる。

我が国は、歴史的に多くの疫病に苦しめられてきたが、そのたびにそれを克服してきた歴史がある。正体不明の疫病に対して「その克服」を祈願する習わしが我が国にはあるが、21世紀の世にあっても人の心には変わりはなく、アマビエなどもその一つであろう。

指導的立場にあるものは、先頭に立って疫病克服を祈願して人心を治めたものだが、今年の首相の年頭の辞を聞いて、違和感を持った。念頭の辞には冒頭に、

「新年にあたり、一言ごあいさつをさせていただきます。例年であれば、五穀豊穣と人々の幸せを祈る伊勢神宮へ参拝した後に、年頭の記者会見を行っておりましたが、今年は現在の新型コロナウイルスの状況を踏まえ、参拝をしかるべき時期まで延期し、ここ、官邸において会見を行うことになりました」とあったからである。

年頭の辞に続いて十日 、わらで作った大蛇を持って練り歩く伝統行事「蛇じゃない」が、兵庫県丹波市山南町応地の大歳神社周辺であったと神戸新聞が報じている。

f:id:satoumamoru:20210114131403j:plain 神戸新聞から

 

一年過ぎても特効薬が完成せず、本家本元の大陸でも猛烈に蔓延しているという情報もある。今出ているワクチンは、彼らの外貨稼ぎにすぎず、効果のほどは期待できないらしく、つまり「ワクチン」ならぬ「ドクチン」らしい。

この際新薬の開発は”専門家”に任せておいて、総理は国民の代表として謙虚に天に頭を垂れる必要があるのじゃないか?·不安を隠せない乱れた人心をつなぐためにも…

それにしても自ら決定した「規制」を無視して、各地で夜の「会食」を楽しむ「良識の府」の大物小物の議員先生方に罹患者が見当たらない原因については、専門家も”研究”に値するのじゃないか?

ワシントンで”反乱”勃発か?

トランプ政権のNO2であるペンス副大統領が、中国に弱みを握られていて(同性愛)陰で中共の言うなりに動いていたことが判明しトランプ政権は窮地に立っている。実業家のトランプ氏が「弁護士」に裏切られた形だ。元弁護士の”大統領”は執務室で不倫していたのだから、”民主党の伝統ゲイ?”なのかもしれない。

安倍元総理も、閣僚の身辺掌握が不十分だったため金を巡る裏切り行為で苦労したが、こんなことは政治の”常識”だろう。

いわば「自民」も「野党」も主張とは無関係で、議員自身に愛国心アイデンティティさえもないのだから有権者は「看板」を信じることが出来ないところまで来ている。米国も「共和」や「民主」は無関係なのかもしれない?

今朝のAFPは【ドナルド・トランプ米大統領は6日、連邦議会議事堂に突入した自身の支持者らに対し、「家に帰る」よう呼び掛けた。同時に、民主党候補のジョー・バイデン氏が勝利した昨年11月3日の大統領選は「盗まれた」ものだったとの煽動的な主張を繰り返した。一方、バイデン氏はこの突入を「反乱」と呼んだ

 トランプ氏はツイッターに投稿した1分間の動画メッセージで、「あなた方の痛みは分かる。(中略)われわれから選挙が盗まれたのだ」と言明。「だが、皆さんは家に帰らなければいけない。平和が必要だ。法と秩序が必要だ」と訴えるとともに、議会に突入した人々に対し「われわれは皆さんを愛している」とも呼び掛けた。

 トランプ氏はこれに先立つ集会で、大統領選で不正があったとの誤った主張を展開。トランプ氏の支持者らはその後、バイデン氏勝利を認定する上下両院合同会議が開かれていた議会に突入し、審議を中断させた。

 バイデン氏はこの事態を受けて、「われわれの民主主義がかつてない攻撃にさらされている」と述べ、トランプ大統領に対し、国民に向けてテレビ演説して事態を収拾するよう求めていた。連邦議会議事堂に突入し、窓ガラスを割り、オフィスと米上院の議場を占拠し、適法に選出された議員の安全を脅かす? これは抗議デモではない、反乱だ」】

未だにメディアは偏向していることがよくわかる記事だ。

しかしネット上では、この”反乱”はバイデン一派が仕組んだものだという説が濃厚である。「民主主義」が聞いてあきれるが、これが世界政治の実態なのだ。

それはさておき、我が国ではコロナの緊急事態宣言とかで政府は右往左往しているが、どこが”緊急事態”なのだろう?と国民は首をかしげている。

「弱者救済!」とは政府の立看板だが、実態は「弱者排除」じゃないか?苦しむのは真面目な零細企業が大多数だろう。

そんな”愚かな行政”の裏で、粛々と進行しているのが我が国の「国体の弱体化(謀反)」である。

今朝の正論欄に、小堀東大名誉教授が深刻な危惧を表明している。

世界中が”愚かな指導者たち”によって間違った道に踏み出そうとしている時、我が国も深刻に立ち向かう時が来ているというべきだろう。

ちなみに「藩屛(はんぺい)」とは「皇室の守護としての諸侯・諸藩のこと」を言う。

f:id:satoumamoru:20210107122516j:plain

f:id:satoumamoru:20210107112410j:plain

 

令和3年を迎えて

f:id:satoumamoru:20210101132814j:plain

穏やかな新年を迎え、近所の八幡様にお参りしてきた。

転居してきた10年前は八幡様の周辺には広い田畑が広がっていたが、すっかり様変わりして新興住宅街が広がっている。

旧民家には日の丸が掲げてあったが、新興住宅にはそれはない。ただ、松飾はあったので、まだ希望は持てるのかもしれない。

シナの国歌を斉唱する異常な宮崎県の某私立高校のように、五星紅旗が周辺に林立しないように願いたいものだ。

世界のリーダーを自負していた米国も、”見事に?”シナの謀略に取り込まれて、国内情勢は不安定になりつつある。にもかかわらず

「…将来国連が有効に(侵略を)阻止する機能を果たしうるに至るまでは、米国との安保体制を基調としてこれ(侵略)に対処する」とされる我が国の「国防の基本方針」すでに効力を失っているのだが、誰もそれを言い出さない。政治の無責任を痛感する。

国の安全保障を「かっての敵国」に依存してのうのうとカネ稼ぎに邁進してきた「キリギリス国家」の命運は尽きかけているというのに…

未だに「新型」コロナと騒ぎまくっている”近代国?”にはあきれてものも言えない。しかも武漢コロナの患者が増えて困っている自治体が、国に「何とかしてほしい」と泣きついても、国は「国民にお願いする」しか能がない。シナは虎視眈々とそんな弱小国を狙っているぞ!それに政界には「内通者」を送り込んであるのだから、決して慌てない。

f:id:satoumamoru:20210103153115j:plain

既に宇宙での戦いは始まっている。日本は学術的なJAXAの活動ではずば抜けているが、国防と言う点では数段後れを取っている。

f:id:satoumamoru:20210103153510j:plain

宇宙作戦隊の創設もいいが、足元の離島防衛隊や、国内総乱防止隊の設立はしなくていいのか?

今年は国内各所で、自信喪失企業や団体が溢れることだろう。何よりも国家防衛という「国家の芯」が忘れられてしまっているのだから、上?に頼っていては一朝一夕には回復できまい。

しかし、身動きの取れない人々が増えたせいで、家族とは?地域の共同とは?就職とは?学問とは?国の政治とは?と言う疑問に突き当たり、少しは”昔の良き時代”を回顧する動きが出てくるかもしれない。

既に先進経済”大国”では投機化した経済で、「金の持つ意味」が疑問視されつつあるから、経済界も大きな変革にさらされよう。

何はともあれ、今年はまじめに一隅を照らし続けてきた人々の身に「天照皇大神」の光芒が届くことを祈りたい。