軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

モノ言えば唇寒し…メディアの森氏追及は紅衛兵並み!

東京五輪パラリンピック組織委員会森喜朗会長が女性蔑視ともとれる発言をしたことに関連し、メディアは連日にぎわっている。

確かに森氏の発言は軽率だと、会見を見ていた私も感じた。しかし謝罪会見さえも「火に油を注ぐ結果」になり、今度は自民党二階俊博幹事長がボランティアの辞退が相次いでいる動きを「瞬間的」と指摘したことが問題になり、さらに麻生太郎副総理がこの二階発言に対して「ボランティアは大きな大会で必要な力だ。そういった方々に対する敬意に欠けるのではないか」と述べたと言う。

政治家らの”弁解めいた発言”は”老害”極まれり、と言うべきだろうが、それにしてもメディアは「政界の大物の発言を取り上げ、首をとる!」ことに快感を覚えるという悪い癖があるから、首をとるまではこの問題は収まるまい、と私は見ていた。

それにしてもメディアの追及姿勢の異常さにはいつものことながら辟易させられる。野党の批判”癖”だけだったらさほどでもなかったろうが、連日TVなどで騒がれると、森氏の方が気の毒になってくるから不思議だ。

言論の自由を標榜するメディアは、自分らの”自由”を阻害されまいと思っているのか、それとも「コロナ禍」は目途がついたとでもいうのだろうか?他にやることがないらしい。

女性蔑視!だと大合唱するが我が国には「女3人寄れば姦しい(女性はおしゃべりだから、3人も集まれば騒がしくて仕方ない)」と言う言葉もある。

「女賢しくて牛売り損なう(女は、利口のようでも大局を見通す力がなく、目先の欲に捉われてかえってことを仕損じる)」という浄瑠璃もある。

これらの日本古来のことわざや、文化までも否定すべきものだろうか?

 

在日欧米の大使館までが騒ぐが、彼らの国には女性蔑視の「フランス小話(イストワール)」はないのだろうか?

内政干渉だとまではいわぬまでも、寄ってたかって「五輪開催国」を誹謗中傷するのはいかがなものか?どうせ大会は”お流れ”とみているのだろう。

まるでアジア諸国に不法侵入して、植民地化した中世欧州の国々を思い出す。それとも「コロナ禍」で鬱積したうっぷんを、おとなしい我が国に対してぶちまけるとでもいう気なのか?相手が違うのじゃないか?

こんな感情的な国々から、「選手」が大勢押し寄せて男女平等だの、オリンピック精神などと騒ぐのかと思えば気が重くなろうというものだ。

言葉尻を捉えて騒ぐ日本のメディアにはあきれるが、外国から言われると更にいい気分はしない女性蔑視発言だとい騒ぐ前に、自分らの国は五輪精神にかなった行動をとっていると証明してほしいものだ。もっとも、不適切発言をした後期高齢者の時節柄を意識しない軽率な「不適切行動」の方を情けなく思うのだが、それにしても「鬼の首をとった!(とりたい)」かのようにふるまうメディアの幼稚さを諫めたい。

物言えば唇寒し秋の風」とはよく言ったもの。まるで開発途上国で起きた「文化大革命」の不法な現象の再現に似ている。紅衛兵並み”の我が国のメディア関係者は少しは大人になったらどうだ!と反省を促したい。それともすでにそこまで、シナの共産化が及んでいるとでもいうのだろうか?

文化大革命とは に対する画像結果

文化大革命とは に対する画像結果

まるで幼稚な”文革”の再現だ!

 

 

「嘘つき」は泥棒の始まり!永田町はまるで「泥棒」の集まり!

自民党松本純国対委員長代理が「緊急事態宣言発令中の東京都内で深夜まで銀座のクラブを訪れていた問題」は、緊急事態発令下で苦しむ国民の「反感」を買ったようで、TVでは連日報道されているが、問題がどんどん拡大していて「新たに田野瀬太道文部科学副大臣大塚高司国対副委員長が同席していたことが判明」した。焦った自民党幹部は、田野瀬氏の文科副大臣を更迭した上で、3氏を離党させることにしたが、党の幹事長自らががすでにこれと同様な違反行為を体験済みなのだから、本人も後ろめたいことだろう。

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その他、これに類似した議員、閣僚たちの国民に対する「裏切り行為」は、前法務大臣やその妻の参院議員など、選挙に絡むものだけでも多数明らかになっているのだから、国会議員らの不祥事には、まじめに従ってきた国民から見れば「目を覆いたくなる」ほど醜悪だが、更にクラブママ?への支払金が国民の「血税」だというのだから、昔だったら「百姓一揆」ものだろう。

ミャンマーで起きたクーデターとは若干見方は異なるだろうが、軍であれ、庶民であれ、政治に対する不満が高まれば、黙ってはいないという証明だ。

一部TVでは、農水大臣など、すでに罪人となっている輩の「穴埋め(補欠選挙)」についた語っていた評論家もいたが、補欠するほどのことはあるまい。ただでさえ多すぎる議員らの整理をするにはいい機会だから、そのまま欠員にすることだ。つまり、定数を削減するのだ。どうせ出てくるのはロクな”選良”ではなかろうから。

その点では公明党はずるがしこい。比例制だから同じ党から「補填」できるからだ。

産経は【これまで「1人で行った」と説明していた松本氏は後輩を守るために嘘をついたことを認め、結果的に自民の傷口を広げた。国会で野党から追及を受ける菅義偉首相にとっても大きな打撃となる。松本氏と田野瀬氏、大塚氏の仲の良さは永田町では有名で、頻繁に酒席を共にしていた。田野瀬氏は昨年9月に副大臣に就任する前まで国対副委員長を務め、大塚氏は松本氏を「兄貴」と慕っていた。松本氏も2人を高く評価するなど、深い信頼関係が築かれていた】と”弁護?”しているが、まるで”やくざの関係”じゃないか!

むしろ本物の”やくざ”の方が義理人情には厚いだろうし、何よりも自分らが”悪事”を働いていることは分かっているはずだからだ。

しかし”代議士先生”の方は”悪事を働いている”ことも判らないお粗末な”大人”なのだろう。大方のやくざと違って「嘘つきは泥棒の始まり」だと親から教えられていなかったからだろう。

国会議員と言うだけで、普段から新幹線などにも優遇されているから”庶民の苦労”なんぞわかるはずもない。いや、苦労してきたから厚遇に舞い上がっているだけの”下衆な”輩なのかもしれないが・・・。

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処で話は飛ぶが、今回のコロナ禍で不思議に思うのは、ノーベル賞化学(医学)部門であれほど素晴らしい成果を収めているはずなのに、一年たっても我が国の医学者(製薬会社)などがコロナワクチン開発に成果をあげないことだ。欧米の製薬会社が競って開発に血道をあげ、シナでは食用塩水をワクチンと称して安売りしているというのになぜか日本の製薬会社は声をあげない。薬までも欧米の指図を受けているのか?と思いたくなる。

それとも”不完全なワクチン”に疑問を持っているのかもしれない。

国会議員たるもの、夜の銀座のクラブで高級取りの女性などから「意見を聞く」よりも、製薬会社や大学などの方から聞き取りを初めて、その背景を調査すべきじゃないのか?

こんな体たらくの政治状況ではいざ有事と言う「安全保障事態」に全く心もとない。自民党の標語「国民を守る」がいかにも虚しく見えてくる。

そうか!「最後の砦は自衛隊頼み」だから安心しているのか!

国民を指導する立場にある者たちの”愚挙”

28日の産経抄氏は、国会議員らの”愚行”を厳しく叱責した。

緊急事態宣言で、国民には「自粛」などの行動制限を課しておきながら、それを決めた国会議員たちの常識外れの愚行についてである。

麻生財務大臣は以前、コロナの蔓延を防止しつつある「日本国人の民度の高さ」を激賞していたが、今回の同じ派閥の議員の愚行はどうお考えか? 仲間の民度が低すぎはしないか??

産経抄氏は昔は「己を厳しく律する。そんな気骨のある政治家は、令和の時代にはいないのか」と慨嘆しているが、令和に限らず、いつの世にも気骨のない政治家らが蔓延っていた。ただ、今年は国民が”コロナコロナ”で自由を奪われている最中だから、”おとなしい”国民の怒りも納まるまい。次回の選挙で落選させることを地元有権者にに要望する。

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花田氏も、週刊誌ウォッチング欄に時津風親方の”不祥事”と共に議員らを批判しているが、「あいつやっていますよ」と通報した誰かがいるわけで、「そういう風潮は何か嫌な感じがする」と書いたが、そんな”風潮”を引き起こさせている本人らの方が「いやな感じ」どころか、政界から消えてほしいと思う。

ニューズウィーク日本版は、米国民の中に圧倒的に多いトランプ支持者たちをどう扱うか?を問題視しているが、”新”大統領のお手並み拝見と行こう。

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米国内情勢にご関心ある方は、マグマグAC通信 http://www.mag2.com/m/0001690065.htmlにご登録の上、AC 論説No.826「新社会主義が社会を壊した」をご一読あれ!日本のメディアでは知りえない米国内の状況がよくわかると思う。

 

それにしても、武士道の国「日本」に生きる現代男子の”愚行”を、靖国の英霊方はどんな気持ちで見ておられるのだろう?と気にかかる。神技である大相撲の親方の”愚行”は、その程度の人物が親方呼ばわりされていただけという、大相撲の風上にも置けない人物だ。大関「正代」はじめ弟子たちには鼻からあしらわれていたのじゃないか?

親方にしても、議員にしても、この程度の質の悪い、こんな連中に上から目線で偉そうな話をされると、弟子だって、有権者だって誰だって不愉快になるだろう。

質の低い、モラルのかけらもない男(女もだが)どもが、議員になったとたんに威張くさり、飲み屋の女性にもてていい気分になっているさまは、「阿保」以外の何物でもない。

人の上に立つ資格のない連中は、速やかにバッジを返納すべきだ!

 

 

届いた書籍のご紹介

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「【マジカルヒプノティスト】スプーンはなぜ曲がるのか?

保江邦夫ⅩBirdie共著:明窓出版¥1800+税」

「(孤独にさいなまれていたのは)・・・この地球という星に生まれてから、出会った人間全員の考えも行動も全く理解できなかったからだ。(略)

つまり、この地球上にいる僕以外の人間と僕自身は、外見は同じような姿をしているにもかかわらず、外からは見えない奥深い本質的な部分で、まるっきり違うものではないかとさえ思えていたのだ。(あとがきより)」

対談や講演会などで何度もご一緒した保江先生は、理論物理学者であるが、”一般的?”な物理学者と言うよりも、実に気さくで、理論と同時に実践して確かめる”実践”物理学者だと私は見てきた。

その先生が「稀代のスプーン曲げ師」に挑んだ愉快で読みやすい一冊(写真入り!)である。

バイデン”新”政権誕生。国防力の充実を図れ

報道によると、バイデン“新”大統領は、「政治的過激主義に勝つ」「真実を守り嘘を打ち倒す」(産経)と就任演説したという。しかしちょっと待ってほしい。

「真実を守り嘘を打ち倒す」べきは今回の選挙で、数々の不正が暴露されているバイデン氏本人じゃないのか?この選挙に関わる情報を整理すれば、「政治的過激主義」に走ったのはバイデン氏を取り巻く民主党の方だったといえる。

 そんなルールを無視した「カンニング受験生(A・T氏の指摘)」が”堂々と?”当選して『私たちが立ち向かい、打ち勝たねばならないものに、政治的過激主義の台頭や白人至上 主義、国内テロがある。こうした挑戦を克服し、魂を取り戻し、米国の未来を守るには、言 葉以上のものが必要だ。それは、民主主義の中でも最も手に入れにくいもの、つまり結束、 結束だ』と発言するのだから、本人の「厚顔無恥さ?」とメディアの情報操作はすさまじいと言わねばなるまい。

これが世界の指導者を自認する今の米国政治の実態だとは恐れ入った。このような行為を昔の日本人は「盗人猛々しい!」と軽蔑したものだ。

 就任式をTVで見ていて私が痛感したのは変わり映えしないあの!オバマ政権の復活ということである。彼じゃあ恐らく世の中は好転するまい。

 

 しかしそんなことはあくまでも他国の選挙だから口出しはすまい。問題は自分の国の在り方である。”こんな政権”には頼ってはおれない。

 コロナコロナで明け暮れる我が国のお粗末さには言葉もないが、とりわけ与野党を含めて、と言っても野党の実力?は証明済みだが、政治に活力がないのは大きな課題だろう。

 とにかく何でもかんでも最後は「自衛隊」に依存する政府の癖はやめてほしいものだ。先日も防衛大臣がワクチン接種に自衛隊を活用するとのたまった。 

 もとより鳥インフルでも、豚コレラでも始末に駆り出されるのは自衛隊員であり、今回の大雪でも出動し、閉じ込められた運転手たちに食料配布までやらされたから「最後の砦は自衛隊」であることは国民の知るところだが、世界情勢を見てみると、混乱している米国はじめ、ロシアも不穏であり、北朝鮮もおかしい。

 とりわけ不穏なのは中共の指導部内に反乱?が起きていて、4派による権力争いが熾烈になっているという情報がある

 習主席は昨年末に脳腫瘍で手術したらしいが、今年は姿を見せていないので何か異変があるのでは?と世界中が注目している。米国もそうだったが、この国のメディアは常に米国に輪をかけて隠蔽する体質が強く、真相を公表しないから、更に不安を煽られる。

 情報では、この権力争いから人民の目をそらすために、台湾攻撃に踏み切ろうとする動きがあるそうだが、肝心の人民解放軍内には反対論が強いという。その理由は政治家四派の対立同様、軍内にも派閥が台頭していて混乱しているのだそうだ。しかし、いずれにせよ巨大?な戦力を持つことになった人民解放軍内の指導者の動きには注目しておく必要があろう。

 そこで我が国では、コロナの影響で産業構造が大きく変動していて一部で再編中だとされるが、とりわけ若者たちが職を失い苦労している。そこでこれらの労働力を自衛隊に吸収して、若者たちに職を与え人生の気力充実に活用したらどうだろう。若者教育にも適している。

 勿論厭戦ムードの強い野党は反対だろうから「コロナ問題が解決するまでの”暫定的”採用だ」と言えば、特定アジア諸国も文句は言うまい。

 国家基本問題研究所の田久保忠衛副理事長は、バイデン“新”大統領の就任演説は同盟関係の修復に触れているとする一方【トランプ政権の 4 年間の日米関係は良好だったが、むしろ修復が必要なのは日本側だろう。警察、消防の担当分野を自衛隊が過度にカバー する例が増えている。これでは自衛隊は災害救助隊になってしまう。自衛隊に国軍の名誉を 与えることが最良の日米関係を生む時代に入っているのだ】と喝破している。

 国民の生命と財産を守る自衛隊の充実こそ、これからの不穏な国際情勢に対処できる「最後の砦」になるはずだから、菅政権がまずやるべきことは、今後の世界的なミリタリー・バランスの変動に備えた国防力の充実を図ることだと思うが、政治家ならぬ〝性事家″には理解できないことかもしれない。

 ロシアも不穏だし、中共も、インドも、中近東も不穏である。菅首相には今こそ国民の負託にこたえてほしいと思う。

 

届いた書籍のご紹介

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航空情報3月号

特別企画「無人機での災害支援を目指すTERRA LABO」は「戦場もリゾートも飛ばない社会的存在のUAV」特集だが一読に値する。

 

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航空ファン3月号

 孤高のテストパイロット、チャックイエガー物語はファンの垂涎の記録だろう。

第2特集は「ファントム退役」に関する記事。貴重な写真が多く読みやすい。

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WILL3月号

「新春特別対談」菅総理に直言「真っ当な国家観・歴史観を示せ」菅総理にぜひ読んでいただきたい。

「今アメリカで何が起きているか」も必読。

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HANADA3月号

「日米メディアが死んだ日」も必読。TVでは伝わらない真実が見えてくる。

第2の”キューバ危機”が近づいている!

いよいよ戦争の匂いが強くなってきた。

21日の米国大統領就任式は、米中開戦記念日?に変わるかも知れない。「あの広大なアメリカ大陸に侵攻する国があるの?」と日本人は思うかもしれない。しかしアメリカは我が国や英国の様な完全な「島国」ではなく、陸続き部分があることを忘れてはいけない。

そう、カナダとメキシコに接しているのだ。すでに40年ほど前からその危機に気が付いていたトランプ氏は、度を過ぎた資本主義で堕落・腐敗しつつあった米国に警告しようとしていたのだが、誰もが金儲けに必死で、祖国の危機に目を向ける者などいなかった。

まさか米国に刃向かう国はあるまい、と嵩をくくっていたのである。

丁度「新憲法」を頼りにして、丸裸でいる我が国と同じ様に…

そこで大統領になって、この危機を国民に知らせ、止めようとしたのだが、ぶっきらぼうで直言居士だったために、メディアから総スカンを食い、とても選挙に出馬するどころではなかった。

しかし絶好の機会が訪れた。オバマとヒラリーと言う、無責任で目立ちたがり屋の弁護士二人が、とてつもない国家反逆罪を犯したにもかかわらずメディアが隠し続けたので、米国民は知るすべもなかったが、トランプはその期に出馬した。

しかし、ヒラリー絶対有利の中だったにもかかわらず、トランプは大統領に当選した。そこで彼はエルサレム問題や、誰も手を付けなかった問題を次々と片付けていったが、とりわけメキシコとの国境に「壁」を作ると言い出した。多くのメディアは荒唐無稽だと嘲笑ったが、危機を感じていた住民や国民の絶対的支持を受けて実行した。

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恐らく日本のメディアは、メキシコからの不法移民や、麻薬取り締まりのためだろうと軽く考えていただろう。

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 しかしトランプの本音は、「偉大なる米国」に侵攻しようと計画している”外国勢力”の撲滅にあった。カナダ国境もそうである。

カナダ国境は国内の犯罪者が逃亡するルートとして有名だが逆に言えば侵攻も楽だからだ。そこに目を付けた中共はカナダ国境とメキシコ国境に「米国に対する包囲網」を建設しようとした。誕生から150年しか経っていないカナダは「移民」で成り立つ国である。「親切で豊かな国、カナダ」などと人々の視線はカナダに集まっているが、カナダに移住した中国人は136万4000人。100年以上の歴史を持つバンクーバー唐人街は、世界で最も著名なチャイナタウンだが、19世紀に「苦力」としての労働力だった中国人は、カリフォルニアのゴールドラッシュ後に北上しカナダに定着した。

チャイナタウンの商店は、大多数が香港人による経営だといわれるが、まるで中国と見間違うばかりである。

勿論、米国内にもチャイナタウンがあり、346万人が”スパイ?”などとして定着している。 

そこで中共は密かにカナダ国境に7万5千人、メキシコ国境に17万5千人の人民解放軍兵士(民兵を含む)を配置した。彼らの手は、メキシコ人などを先頭に立てて「デモ行進」のように見せかけ本体はそれに続く。いわゆる”人海戦術”である。

 

ところで在日中国人数は65万6403人だとされるが、先日中国が100万人になった、と公表したほど全外国人の中でトップだが、第2位の韓国・朝鮮49万7707人も有事には恐らくシナ人に加勢するに違いない。

肝心の習近平主席の動向が不明であり、一説には脳腫瘍の手術で入院中だと言われているが、地下指揮所で指揮をとろうとしているのではないか? この国には”何でもあり”だから油断はできないだろう。特にこの国の公式見解は嘘だらけである。

わが国会では”のんびりした?”コロナ対策が話し合われているが、3日後に迫った米国大統領交代式がどんな展開になるのか、気を付けておくことが望ましい。

 

 

届いた書籍のご紹介

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「丸」別冊

航空自衛隊歴代前戦闘機オール大百科

F86FからF35まで豊富な写真入りで解説している。

私も”老兵”として「操縦した戦闘機」について経験談を書かせてもらった。

後で気が付いたのだが、私のファントム(隊長時代からの愛機)の機体番号は336号機であり、沖縄でラストフライトを実施したが、いまだに空実団で使用されている。ところがこの書の最後のページに336号機の写真が出ていたのには驚いた。編集者の心遣いか?それとも偶然か?

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f:id:satoumamoru:20210118150611j:plain どう見ても336号と読める!

いい記念になった。編集部に感謝したい。

 

恐るべき「闇の勢力」のトランプ潰し!

不法な手段を使ってまで相手候補者を潰しにかかった「民主主義選挙」の異常さは、現代アメリカ政治?の異常さそのものを映し出しているように思う。何が「ジャスティス」だ。

前政権下で実施された各種の戦争や、オサマ・ビンラディン殺害事案などは、国際法違反の疑いがあるので、世界から非難を浴びたが、オサマを「闇に葬る殊勲」を挙げた海兵隊員6名も、ヘリの事故という形で闇に葬られた。ノーベル”平和賞”を授与された方はじめ”事件”関係者は一安心しただろう。

そしてあろうことか「偉大なアメリカの復活」を掲げて登場したトランプ氏にヒラリーは敗れ、このまま行けばどうなるか…と彼女に献金し続けてきた富豪連中も、脛に傷持つ身だから身の危険を感じていたろうが、糾合してありとあらゆる手段を使いトランプ排除に向かい、一応目的は達しつつあるようだ。

バイデン候補応援というよりも、自分たちが「国家反逆罪」でトランプに捕まることの方が怖かったのだろう。

今まで隠され続けてきたUFO問題も、有志によるディスクロージャー・プロジェクト」で次々に表に出始めたから、闇の世界を支配してきた彼ら、彼女らの”悪業の数々”が表ざたになる日も遠くはな

いと思われる。

そうなった時「まさかここまで…」とノー天気な日本人は絶句するに違いない。今まで「立派な方々」だと信じていた有名人たちのスキャンダルが、公になるのだから…

 

他方我が国の政情だが、やはりこの国は骨抜きになっているという証拠が次々に出てきている。今朝の産経抄はこう書いた。

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大雪で、交通マヒになった経験は過去に何度もあるはずなのに、今年もまた1000台以上の車が2回も立ち往生し、「最後の砦」である自衛隊に救出されたが、こんないい加減な(チェーン未装着)で起きたことだったとはあきれてものも言えない。

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中には自衛隊員に「パンや水などの食料運び」をさせたところもあったが、隊員たちは黙々と「人道的」な活動に徹していた。しかしながら本来あるべき隊員たちの姿はこうなのだ。

 

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令和3年の初降下(TVニュースから)

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昔、怖がって地上降下訓練台からも飛び出さなかったK長官(別名泣き虫K)がいたが…。勇気がある岸大臣は寒かっただろう…。

いつになったら国土防衛と言う本業に邁進できるのか心もとない。「自衛隊は便利屋じゃない」と隊員たちの怒りを表した記事がどこかにあったが、それが本音だろう。こんな「やるべきこと」もやらない国民(コロナもそうだが)に関わっている暇はないのだ。

中共では前線で戦う兵士のヘルメットに爆薬を仕掛けているそうだが、そんな独裁専制主義国でないのが唯一の救いと言うべきか。

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2021年1月4日、中国西部パミール高原で軍事訓練中の中国軍女性兵士(STR/AFP via Getty Images)

中国当局は、緊張が続く中印国境チベットに駐屯する軍の兵士に、自爆装置を備えた新型ヘルメットを配備している。司令官は、遠隔操作で自爆装置を作動し、ヘルメットを着用している兵士を殺害できるという。

中国政府系ニュースサイト「観察者網」は昨年12月27日、「営レベル(大隊に相当)あるいは旅レベル(旅団に相当)の司令センターにおいて、司令官はGPSシステムで遠方にいる兵士らをコントロールできる。もし、兵士らと連絡を取れなくなった場合、司令官は兵士が着用しているヘルメットの自爆措置を作動させることができる」と報じた。】(大紀元日本)

まるでモスレムの「自爆攻撃」だが、テロリストならぬ国がやるとは・・・・・

 

処で、先日十日のTV番組で非常事態宣言に関して菅首相がこう発言したのにわが耳を疑った。

「昨日、分科会の先生方は、もうしばらく様子を見て、分析したいという方向だった。いずれにしろ、必要であればすぐ対応できるような準備はしているので、もう数日の状況を見る必要があるということでした」

いったい彼には内閣総理大臣自衛隊の最高指揮官であるという自覚があるのか?「専門家は…ということでした」とは子供の使いが言うことだ。「首相自身はどう考えているのか、さっぱりわからない」とメディアに不評だが、責任を問われた時を考えて「意図的にぼかして」いるのか

これじゃ、こき使われている自衛隊員はたまったものじゃない。やる気を失うぞ!

沖縄勤務時代、台湾の国民党軍OBが尖閣にヘリで侵攻すると息巻いた時、私はファントム戦闘機で厳戒態勢をとったが、時の首相は「刺激するな」「弾は撃つな!」とのたまった。自分は姑娘をさんざん”刺激”しておきながら「よく言うよ!」と思ったものだ…

日本の首相だったら相手に言うべき言葉だろうに。事程左様にこの国のリーダーはだらしがない。

コロナごときで右往左往して効果的な手段が取れないのも、もとはと言えば”本人の能力”と「古びて役立たずな憲法」にあるのだ

今回の大寒波の襲来で気が付いているだろうが、これが続けば国中に停電が起きるだろう。電力は「ダムに貯水する」ようなわけにはいかないからだ。変な社長の掛け声で、太陽光発電に切り替わったところもあるが、雪の重みで崩壊したり発電できなかったのじゃないか?我が国は左翼の反対で原子力発電が出来ないから、ほとんどがLNGに頼っているが既に価格は3倍に高騰している。

今はやりの静かでCO2を出さない電気自動車は動けなかったから尚更静かだっただろう。充電スタンドも未設置だから、やはりガソリン・・ということになるのではないか?。

昨年の夏は”猛暑”、今年は”寒波”と天はいろいろな現象を展示して人間の知恵を試しているのだろうが、危機管理に”無縁な”この国の政府は国民を苦しめて”楽しんで?”いるだけの様に見える。

感染防止のため夕食会場への出入り禁止策は、まず国会議員(地方自治体も含む)から始めたらどうだろう。ついでに昼食もデリバリーでテイクアウトを採用したらいかが?

 

アメリカの大統領選挙の不正に始まった政治の混乱は、世界的規模に広がるに違いない。まともな人間が”気が付かないうち”に、今まで悪の世界がここまで世界を支配していたということだ。

もとよりこれらの勢力は「一掃」されるがそれまでの間は言語に絶する現象が次々に起きることを覚悟しておくべきだろう。

「専門家によれば…ということでした」などと寝言を言っている暇はないのだ。

 

 届いた書籍のご紹介

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WILL2月号別冊

今回は「韓国特集」だが、私はとっくの昔からサヨナラしている。なんでわが国のメディアは、なんだかんだと言いつつ「さよなら」しないのか不思議でならない。

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軍事研究2月号

巻頭言が志方先輩から後輩たちに代わったが、執筆者もかなり後輩たちに入れ替わった。自衛官は幹部学校などで各種論文を書かされるが、提出後は日の目を見ることなくほとんど「焼却」になっていた。そこで後輩の石井君に勧められて彼の「かや書房」で「国際軍事関係論」と言う”真面目な本”を出したのだが、これがきっかけ??になり、今では後輩たちが各方面で活躍している。自衛官にもやっと「言論の自由」が確立した!と勝手に喜んでいる。今後の活躍を大いに期待したいと思う。

 

「献金」で「権力」を狙う私企業の暴走

マキャベリストとは「手段のためには目的を選ばない」「謀略を使ってでも勝利を掴む」人間を総称する言葉だと言われる。

国際情勢を俯瞰していて、ロシアや中共がそれにあたると思っていたが、言論の自由を掲げる民主主義の国「米国」内にもマキャベリストたちが蔓延していたことが、今回の大統領選挙で浮き彫りになってきた。つまり、反対勢力の封殺のためには手段をいとわない、米民主党とそれを支持するメディア、並びに献金して支えてきた企業である。

今回、メディアから疎まれて、かろうじて国民に意思を伝えようとしてきたトランプ大統領ツイッターを、こともあろうに一企業が遮断したのである。

早速ドイツのメルケル首相は「言論の自由を制限する行為は一企業の判断によるべきではなく、立法府の決めた法に基づくべきだ」として両社の対応を批判した。インターネットという手法を通じて、国民に場を提供し、かつそれで「稼いでいる」企業に過ぎないGAFAなどが、トランプ大統領から国民へ伝えられる言論の機会を根元から奪った半狂乱の行為は、まさに法を無視したアメリカらしからぬ行為であり、ロシアや中共ならいざ知らず、あまりにも過剰な「言論弾圧」行為だといえる。

それほどまでして「何か隠さねばならない不祥事」をこれらの企業は抱えているのだろうが、いくら隠蔽しようとも、自ら立ち上げた「道具」によって暴かれることになるだろう。

そして「支援」した新政権は、ほどなく中共と手を結ぶだろうから、これらの企業主も慌てるに違いない。

f:id:satoumamoru:20210114130907j:plainバイデン米副大統領と習近平中国国家副主席が手を結ぶ悪夢(2012年2月14日、ワシントンのホワイトハウスで握手を交わした時の写真=Chip Somodevilla/Getty Images)

 

勿論世界各国も同じ憂き目に合うだろうが、それはともかく、「コロナウイルス」ではなく「コロナ‟対策”」に振り回されているわが国の政情にはあきれてものも言えない。

先日、靖国神社に参拝して「英霊のご加護」にすがってきたが、緊急事態発令下の小雨の中でも、熱心に祈る老若男女は絶えることはなかった。

TVは大騒ぎしているが、統計によるといつもの「インフルエンザ」並みの被害らしいが、これまたメディアにあおられて政府が右往左往するものだから、国民には猜疑心が高まるばかりである。

医療危機!が叫ばれる中、保健行政は今まで一体何をしてきたのか?と疑いたくなる。

我が国は、歴史的に多くの疫病に苦しめられてきたが、そのたびにそれを克服してきた歴史がある。正体不明の疫病に対して「その克服」を祈願する習わしが我が国にはあるが、21世紀の世にあっても人の心には変わりはなく、アマビエなどもその一つであろう。

指導的立場にあるものは、先頭に立って疫病克服を祈願して人心を治めたものだが、今年の首相の年頭の辞を聞いて、違和感を持った。念頭の辞には冒頭に、

「新年にあたり、一言ごあいさつをさせていただきます。例年であれば、五穀豊穣と人々の幸せを祈る伊勢神宮へ参拝した後に、年頭の記者会見を行っておりましたが、今年は現在の新型コロナウイルスの状況を踏まえ、参拝をしかるべき時期まで延期し、ここ、官邸において会見を行うことになりました」とあったからである。

年頭の辞に続いて十日 、わらで作った大蛇を持って練り歩く伝統行事「蛇じゃない」が、兵庫県丹波市山南町応地の大歳神社周辺であったと神戸新聞が報じている。

f:id:satoumamoru:20210114131403j:plain 神戸新聞から

 

一年過ぎても特効薬が完成せず、本家本元の大陸でも猛烈に蔓延しているという情報もある。今出ているワクチンは、彼らの外貨稼ぎにすぎず、効果のほどは期待できないらしく、つまり「ワクチン」ならぬ「ドクチン」らしい。

この際新薬の開発は”専門家”に任せておいて、総理は国民の代表として謙虚に天に頭を垂れる必要があるのじゃないか?·不安を隠せない乱れた人心をつなぐためにも…

それにしても自ら決定した「規制」を無視して、各地で夜の「会食」を楽しむ「良識の府」の大物小物の議員先生方に罹患者が見当たらない原因については、専門家も”研究”に値するのじゃないか?