軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

何かがおかしい!

ようやく書斎の「床」が現れて、パソコンまで自由に出入りできるようになった。注文した「書棚」が届くのが、8月初めだ、というから、それまでは収納も完成しないから、なんとも不自由だったのだが、思い切ってアルバムや古い資料を「廃棄」したので、やっと「獣道」が消滅したのである。
ところで、私のブログも書き始めて1年2ヶ月近くになるが、最近の多くの方々からの「コメント」に目を通していると、時間もかかるが考えさせられることが多く、大変勉強になる。
今回の、いわゆる「天皇のメモ」は、殆ど「ガセ」だという結論に達しつつあるが、問題はこれからである。
今までのこの国の最大の欠点は、これら国家を危機に貶めるような「誤判断」や「意図的誘導」をしてきた連中を「放置」してきたところにある。それがまた、靖国神社の精神であるように日本人の「美点」なのだが、戦後に起きたもろもろの事象に関しては、私には「欠点」でもあるように思われる。こんな「責任問題」を書くと、「大東亜戦争の責任問題を放置したままだ」として、東条首相などA級戦犯問題を持ち出す人がいるが、その前に、戦後の「無責任問題」のほうが、いかに罪深いか、と私は思う。
しかも、そんな「誤った判断」をして、日本国の名誉、ご先祖様の名誉を傷つけたり、一般国民に多大な「負債」を負わせた人物が、よりによって「勲1等」をもらったりして、社会的に「存命」しているのだからやりきれない。
今回の問題は、それを見直す絶好の機会だと思う。日経新聞社は、もしも「ガセ」だとわかったときには、直ちに責任を取って「閉社」すべきである。頭を丸めろ!と書いたコメンテーターがいたが、冗談じゃない。私は彼らのような「悪事」は働いていないが、いつでもそうできるように「準備」しているだけで間違えないでほしい!!。

冗談はさておき、今朝、朝食をとりながら何気なく見ていたのが有名な10チャンネルだったが、(他のチャンネルも大同小異なのだが)鹿児島を中心とした九州の大水害、長野の水害など、今回の集中豪雨の被害を「集中的に」放映しているものの、どこのテレビ局も「義捐金募集」を言わない。インドネシアやアフリカだったら、すぐに「電話番号」がテロップで出て、ここに電話すると自動的に「募金できる」から、「皆様のご協力をお願いします」と女性アナが言うのだが、国内だと何も言わないというのは「片手落ち(NHKさんは不適切用語だと怒るかもしれないが)」ではないか?それとも偽善なのか!
新聞も(勿論正確な報道をする産経新聞もだが)、一切今回の水害被害に対してその「アクション」を起こしていないのはどうしたわけだろう?極端に被害がひどいところだけを「集中的に放映して」ワイドショー効果を強調しているだけなのだろうか?それにしても画像に写った被害は本物だから、周辺一体が相当な被害であることは想像できる。何かがおかしいのではないか??

それにあきれてものも言えなかったのが、千葉市教育委員会の「うそ会見」である。何でも、女子大生の下着を盗んだ低俗な教師(狂師?)の実名も発表せず、被害者からの懇願?だとして穏便に処置?したとか、同じ学校から、以前に教頭(狂頭?)がわいせつ行為をしたから隠したのだろうとか、ともかく「うそつきは泥棒の始まり」という言葉を知らない「教育(狂育?)委員会メンバー」が、雁首そろえて記者会見している様を見て、この地方の教養程度が良く認識できた、と思った。千葉市在住の全うな方々には怒られるかもしれないが、その地方地方の「顔」は確かにある。今回の記者会見に臨んだ「狂育委員会メンバー」の顔は、どことなく陰湿でとても見られたものではない。
こんなメンバーが将来を担う子供たちを「取り仕切る」教育委員会を占めているのだから、この地方の「教養レベル」は下がることはあっても上がることはないだろう。
それにしても最近のニュースを見ていると、「こんな国に命をかける必要があったのか?」という疑問がわく。
「ヘルメット傷害?」の方はさておき、椎間板ヘルニアになってまで、この国の防衛を果たしてきたことが、なんとなく「むなしく」思えるのである。ましてや、思い半ばにして「殉職」していった多くの仲間たちのことを思うと、なんともやりきれない。
拉致事件の未解決はもとより、国内でも秋田県警のお粗末な初動捜査、世田谷一家殺人事件の迷宮入り?、病院の手術ミス、今回の千葉市教育委員会の「自己保身」などなど・・・。何かがおかしい!
そんな中、イラクから陸自の第2陣が帰国した。皆、日焼けしながらも「いい顔」をしているじゃないか!
憲法違反だ」と非人扱いされて60年、しかしながら自衛隊にはいまだ「日本人の顔」が残っている。
恐ろしく判断力のない代議士さんや、犯人逮捕が下手な秋田の警察官、卑猥な狂師をかばう狂育委員会の嘘つきおじさんたち、一度体験入隊してみたらいかがか?そんな顔つきでは子供たちの前に出られはしまい。過去40〜50年間も、彼らは何をして生きてきたのだろう?などという「差別的」発言は口が裂けても言わないが、もっと「おてんとうさま」に顔向けが出来る、健康な生活態度を続けてほしい、とは言っても構わないだろう。
とにかくこの国の何かがおかしい。どこかが狂っているとテレビを見て思った次第。

ところでPRだが、先日「人形町サロン・・・知的空間への誘い」なる研究所から原稿依頼があったので、「君は国のために死ねるか?・・・愛国心論争に思う」と題して5枚書いて提出した。
昨日、HPに掲載したと連絡があり、私のブログでも宣伝?してほしいとメールが入った。
早速開いてみたが、私のほかには桜田淳氏、大前繁雄氏、石平氏城内実氏などなど、錚々たる方々の文が出ていた。
ご一読いただければ光栄である。(http://www.japancm.com/sekitei/)