軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

延べ、1000万人の読者に感謝!

 昨年9月に、ブログランキングへの「PING送信」が出来なくなり、結局これが原因でブログのデザインを消去してしまい、漸く復活したのだが、その間はしばらく「白青反転画面」だったことがあった。読者の方々から色々ご指導を受けたが、原因は私のデザイン修正時の操作ミスで、「リニューアル」出来た時にはカウンターもすべてゼロになった。9月27日のことである。
 この時カウンターは「6078000」を示していたから、ゼロ発進して以降の数字「3927577」を加えると、「10005577」となるから、このブログを立ち上げた2005年5月12日から約3年3ヶ月経った昨日の8月1日で1000万ヒットしたことになる。個人的に気ままに書きなぐっている「日記」に過ぎないが、これほど多くの方々が読んでいてくださると思うと、責任を痛感する。
 コメントの中には色々示唆に富むものも多く、紹介された情報にも、貴重なものがあるのが有難い。そこで早速ご紹介しておきたいが、昨日のコメント欄に紹介されていた、竹島問題に取り組む日本青年会議所島根ブロック協議会のサイトは実に興味深い。是非ご覧下さるように改めてご紹介しておきたい。
<社団法人日本青年会議所中国地区島根ブロック協議会が不器用ではありますが小さな試みをしております。http://jp.youtube.com/watch?v=dcjwpz-6d2s

 私の「お気に入り」の欄は既に満杯になるほどだが、気になる情報を再点検していると、半日はすぐに経ってしまうから、いつも家内に怒られている。
 福田内閣ではないが、今日から又「気合?」を入れて思いつくまま気の向くままに「感想文」を書いていきたいと思っているのでよろしくご指導のほどを!


 そこで早速「福田改造内閣」についてだが、いつもの事ながら「防衛大臣」の扱い方がいかにも「軽々しい」。産経によると、福田総理は「谷垣起用を考えたが、拒否されたため、国交相に横滑りになった。このあおりを受け、他の閣僚ポストもコロコロと入れ替わった」とある。国家の安全を担当する「防衛相」の地位とはその程度なのである。
 麻生氏が“沈み行く自民党”の幹事長を引き受けたのはいささか理解に苦しむが、選挙で「自民惨敗」の責任を取らされる「スケープゴート」でなければいいのだが・・・。
 中山恭子氏が拉致担当大臣として入閣したことを、当然のことながら家族会などは喜んでいるようだが、9・17で冷たい対応をした時の官房長官が福田氏であったことを考えると、彼女もまた「スケープゴート」ではないのか?それとも、国民運動にまで拡大して、今やそのパワーを無視できなくなった「拉致被害者救出運動」を意識し、この運動に協力している多くの国民を次回選挙の「票田」と考えたのかも・・・
 私は「政治評論家」ではないから、27面の“専門家”たちの意見を掲げておきたい。
まず、元参院議員:平野貞夫氏。
「党四役が問題。麻生太郎氏はおっちょこちょいなところがある。保利耕輔氏は頑固で柔軟性にかける。笹川尭氏は調整能力がない。つまり、まとめ役がいない。注目すべきは公明。女性閣僚は支持者の人気が高いので離脱が難しくなるが、斉藤鉄夫氏が入閣した。公明は、何かあればすぐに政権離脱してニュートラルになれる格好となったといえるだろう」
 党四役がこれじゃ先は思いやられる。小泉元総理が「自民党をぶっ壊す」と言ったとおりになりそうである。公明党は「斉藤環境大臣」に何時でも「環境悪化に対応できるよう」救命具をつけて差し出したのか?最も公明党のご本体も、元最高幹部たちからの“叛乱”攻撃を受けていてガタガタしているようだから、沈む船に何時までも乗っている気はないのだろう。もう一人ジャーナリストの上杉隆氏。
「派閥の領袖クラスを満遍なく引っ張ってきて配置している。党四役も古い体質の政治家で、国民にとっては古色蒼然に磨きがかかったような組閣。支持率を下げるとしか思えない。保利耕輔氏や野田聖子氏の郵政造反組も起用しており、『脱小泉内閣』として構造改革路線からの転換を強めることになるだろう」
「古色蒼然に磨きをかける」とどうなるのか知らないが、彼も党四役を評価していない。一度離党した野田氏を閣僚に入れたことが何を意味するか?私こそが・・・と思っていた、他の個性が強い?女性陣の意見が聞きたいものである。
 何度も書くが、8日に北京五輪が始まる。胡錦濤主席は、外国記者団を人民公会堂に招いて異例ともいうべき会見をし、藁に縋ってでも五輪を成功させたいという意欲をにじませた。当然である。しかし、「五輪後に中国経済は極めて厳しい挑戦と重大な試練に直面する」ことも認めた。これまた異例であろう。
 今回の組閣で唯一評価できることは、そんな“大乱”が予想されている五輪後ではなく、「五輪前に実施した」事である。おそらく今回の時期をはずせば、異常事態が連続して発生して、内閣改造どころではなかったであろう、と思われる。
 今日の産経「主張」欄が、「一丸で危機を乗り切れ」「保守カラーの鮮明化に期待」するとして、「外交政策自由主義を掲げる麻生氏により、保守カラーが鮮明になることを期待したい。こうした政策の違いを如何に調整するか。国益実現のために両者の協力が不可欠だ」と書いた。
「まとめ役がいない党四役」に代わって麻生氏に期待しているようだが、さて、権力の中心に食い込んだ麻生氏の秘策は何か?大いに期待したいところだが・・・

竹島は日韓どちらのものか

竹島は日韓どちらのものか

日本人が行けない「日本領土」 北方領土・竹島・尖閣諸島・南鳥島・沖ノ鳥島上陸記

日本人が行けない「日本領土」 北方領土・竹島・尖閣諸島・南鳥島・沖ノ鳥島上陸記

北方領土Q&A80 (小学館文庫)

北方領土Q&A80 (小学館文庫)